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2011年02月13日

菜の花とひじきの和え物、餃子、おにぎり

乗馬の帰りに伊勢丹クインズでゲット。
馬場はどろどろでも快適な乗馬日和だし、お相手は馴れたチア君だというのに、今週は駈歩発進が巧く出来ずに沈没である。発進した瞬間に思わず手綱を緩めてしまうという悪いクセがついたのが原因だとわかってはいるのだが、どうやら大寒波の日に発進直後に飛びだして前の馬を噛もうとしたのがこちらのトラウマになって、手綱を張ることに、ついためらいが出てしまうらしいのだった。「まあ、駈歩には誰でもスランプがありますから」と慰めてくれたのは人事畑でお仕事のSさんで、常連の方々にはこうして日ごろ何かと親切にして戴いているから、バレンタイン前夜の今日はクラブハウスでチョコレートを差しあげたり、こちらも頂戴したりしたのであった。今や日本のバレンタインデーはカジュアルなお中元お歳暮といった感じです。
ところでもちろんチョコレートを差しあげたMさんとは、今週のニュースについていろいろとお話して、ネット社会が起こしたエジプト革命にしろ、愛知県の地方選挙にしろ、コミュニケーション手段があらゆる末端へ行き渡った時代に、当然沸き起こるべくして台頭するポピュリズムの危険性について何かと憂いていたのであった。どんなに閉鎖的な世界であろうとも、いや、閉鎖的であればあるほど、ネット社会はその世界をぶっ壊す方向へと人心を向かわせるのは確かだけれど、ぶっ壊したはいいが、そのあとに新たな世界を構築するところまで持っていけるのかどうか、まだ皆目見えないのが現状で、いかなる世界でもツールがお手軽ベンリになればなるほど責任所在は不明確となり、当事者の意識を伴わないまま事がどんどん大きくなる傾向にもあるのではないか、と思うとコワイ。一方で、何事もオシロウトさん化する傾向が強まるのもネット社会の特徴で、責任を持ったプロになることを長続きさせるのは難しく、また損なだけに思えてくるような社会でもあるだけに、ますます人類はどこへ向かうのか全くわからないのであった(-_-;)


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コメント (1)


吉原十二月とても面白かったです!
張りと意気地の胡蝶さん、雅な小夜衣さんの対比が良かったと思います。個人的には胡蝶という名は我が芸名でもあったのでつい胡蝶さんを応援しちゃいましたけど。
武智先生についての本がでたそうです。ご存じかも知れませんが森彰英著「武智鉄二という芸術」というそうです。私もまだ読んでいませんがやっと最近先生の仕事が見直されてきたのは有り難いことです。川口秀子先生がお元気だったらと思いますが。

投稿者 ねこかおる : 2011年02月14日 15:31

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