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2010年08月01日
鶏手羽のスパイシー揚げ、ツナとズッキーニのトマトパスタ、鮫かれいのカルパチョ、茄子のオランダ煮、豚肉とトウモロコシのBBQほか
乗馬クラブのMさんご夫妻と旧中山道沿いの店で食事。
今日は午前中に1鞍騎乗して、昨日と一転、別の意味で焦るくらいスピード感あふれる馬に当たって快走させてもらった。クラブハウスでお会いしたMさんに「今日、明日と、うちのほうでお祭りをやるみたいなんですよ~」とお話したら「そういえば近所にいながらまだ一度も見てませんねえ」と仰言って、ご夫婦ともども、大宮の夏祭りを初体験することになった。どうやら明日のほうが盛りあがりそうだけれど、今日も駅周辺の人出はかなりあって、東口側には昔ながらの山車が何基か出て巡行しており、西口側はガラリと雰囲気が変わって、大通りをサンバやフラの舞踊チームが練り歩き、そのうしろに「大宮万灯」保存会の行列が続いた。山車のほうは「うちの田舎のほうもあんな感じですよ」と奥様が仰言って、山車の前で必ずだれかがお神楽を踊ってるのだそうである。一基ずつお囃子の曲は違っていて、私がよく聞いていた祇園囃子とはまったく異なる調子である。大宮万灯のほうは日蓮宗ゆかりのものと推測されるが、果たして日蓮とと大宮のあいだにいかなるつながりがあるのかは寡聞にして存じません。とにかく引っ越したばかりで大宮のことは何も知らないから、おいおい学習しようと思っております。山車と御輿はいうまでもなく氷川神社のものである。西口のサンバやフラダンスの行列はむろん近年流行りの参加型イベントとおぼしく、明日はさらに阿波踊りやよさこいも加わるみたいである。西口側では随所に昔ながらのお神楽を舞うスペースが設けられており、そのお神楽の囃子とサンバの演奏の相性がいいというか、鉦と太鼓の調子にとても似通った点があるので、なるほど、それで浅草とか日本各地のお祭にサンバが流行るわけだ~と妙に納得してしまいました。
2010年08月03日
刺身の盛り合わせ、卵焼き、鶏つくね、鮪とアボガドのサラダほか
パルコ劇場で「空白に落ちた男」を見た帰りに翻訳家の松岡さんと文春の内山さんと一緒に渋谷で食事。帰宅が午前様だったので、ブログの書き込みは翌日まわしになりました。
「空白に落ちた男」はベニサンピットでの上演が話題になり、今回のパルコ上演でも大勢の観客が詰めかけ、千秋楽前の今日は関係者が何人も姿を見せていたから業界でも注目の作品なのだろう。松岡jrの泉さんが美術を担当なさっていて、私としては思いがけず面白い舞台にお誘い戴いた格好だ。
鬼才パントマイマーの小野寺修二と世界的に活躍するダンサー首藤康之のコラボが人気アコーディオニストcobaの演奏にのせて展開する。日本人のものでは初めて見る感じのパフォーマンスで、ジョセフ・ナジの「ヴォイツェック」を見たときの昂奮をちょっと想いださせた。ミステリーっぽく、且つ不条理なストーリーを底流に忍ばせて、見る側の想像をさまざまにかき立てる、スタイリッシュなダンスシーンが満載。時にコミカルに、時に意表を突く展開で進行して飽きさせない。首藤以外のメンバーも役者でなくダンサーだとわかってビックリするくらい皆さん表情豊かで優れた演技力の持ち主だし、舞台装置を巧みに使いこなすことにも驚かされる。海外の探偵ミステリーに出てくるような室内をイメージさせる舞台装置は可動式で、ファイルボックスが次々と開いて階段と化し、物置が死体を入れた冷蔵庫になり、窓枠が被害者?を撮した写真の枠に用いられ、書棚を舞台全体に大きく動かしながら追跡シーンが展開されるなど、パフォーマンス自体にとても大きくからんで主役並みの存在感を発揮している。こうした舞台装置の場合、果たして演出家の要請がどの程度あって製作されるのか、美術を担当された松岡泉さんに是非お尋ねしたいものだと思われた。
2010年08月03日
豚のアスパラ巻き柚胡椒ダレ添え
柚胡椒ダレはQPのレシピ本を参照。柚胡椒と砂糖少々と酢を混ぜるだけだが、蓼酢のような感じで結構何にでも使えそうだ。
昨日今日と風がとても涼しいので、クーラーを点けずに晩ご飯が食べられたし、夕方は氷川参道を散歩もできて満足だが、予報では明日からまた暑くなるというのでウンザリする(-_-;)
ところで100歳以上の超高齢者が相次いで所在不明となっている事実には、現代でもそんなことがあるのかと思う人と、いかにも現代らしい歪みが生んだ事件だと思う人と、一体どちらが多いのだろう?年金不正受給がらみで、100歳以下のお年寄りでもこうしたケースはまだまだあるような気もする。私はその昔ヘンな占いで108歳まで生きるらしいという卦が出た時に、それだと配偶者や子供や兄弟がいたって余りあてにはならないし、付き合いのある人たちもほとんどが死んでたりするわけなんだ~と妙に達観してしまい、以来、カメだけを大切にしている!と書くさすがに嘘になるけれど、長寿に対するある種の覚悟というべきか、現在の状況と結びつく誰もどんなこともあてにできないことだけは悟ったのである。長年独り暮らしをしてるから、自ずと人生至る所に青山ありの心境というべきか、誰もあてにしない分、腹を立てなくてすむ気がするくらいで、実の子が親の消息すら知らないで平気なのはあながち特殊ケースでもないのかもしれないと思えるのだった。今後社会全体の高齢化が進めばますます高齢でいることのリスクが強まるような気もするし、今はそのことの不安を少しでも払拭するシステムの構築や見直しなどに官民挙げてもっと積極的な提言があってしかるべきだろう。
コメント(1)
長妻厚生大臣が色々提案をしてゆきたいというような事を言っておられましたが、根は二人の子供置き去り死亡事件と同じで、公的なものの仕組みを色々考えてもその先を行く人の心の荒廃の進むのが早いのでしょうね。
投稿者 お : 2010年08月03日 22:28
2010年08月04日
なべ家
「小説新潮」で江戸時代の料理を再現してグラビアページに連載する新企画があって、皮切りに今日のお昼は大塚の料亭「なべ家」で会食後に座談会。「なべ家」のご主人福田浩氏は江戸料理の研究家としても知られており、その福田氏が江戸中期の幕臣に日記をもとに再現された料理を、千葉大学の松下幸子名誉教授と共に試食させてもらった。お膳の真ん中に見えるのは沢庵で、上段の写真の左上は鯛の半ペイ汁、右上は煮きり酒で和えた鯛の膾、右下が鯛のつみれと岩茸の汁といった鯛づくしである。下段の写真の左上はイサキの塩焼き、右上はキスの味噌仕立て、右下は人参の白和えで、いずれも見てくればかりに凝った今どきの日本料理とは一線を画した、本当の意味で実に手の込んだとても贅沢な料理であった。たとえばキスの味噌仕立ては、写真だけを見れば、味噌仕立てでなく、すまし汁ではないかと思われるだろうが、調味料の限られた当時は味噌汁ばかりだと飽きるので、味噌汁をいわばドリップしてすまし汁にするという調理法があったのだそうで、すまし汁に見えても飲めばかすかに味噌の香りとほのかな酸味が感じられ、表面を軽く焼いた淡泊なキスの味と巧くマッチ。写真に撮った料理のあとに花エビのすまし汁が出てきて、それと飲み比べてみると違いは歴然で、椀物が重なっても飽きがこない献立になっている。日記ではスバシリ(ボラの子)の焼き物だったのが季節的に入手できず、代わってイサキが登場するも、この焼き物の塩のきかせ方が素晴らしく、ふつうに食べるイサキとはまるで別物の味わいだし、食材としては何てことのない人参の白和えなんかもあとを引く美味しさでした。
美味しいものをたっぷり頂戴したあとは福田氏を交えて3人で話もはずみ、はずみ過ぎて、あとで記事にまとめられる小林姐さんはさぞかし大変だろうけれど、松下先生と私は共に「こんなにイイお仕事ってちょっとほかにないですよね~」なんて言い合いながら、文字通りのオイシイ仕事に大満足でした(^_^)/
2010年08月05日
ツナとズッキーニのフレッシュトマトパスタ
レシピは不要だろうが、夏は缶詰より生トマトを使ったほうが絶対オイシイ。ズッキーニは先に軽く塩炒めしてからあとで加えたほうがいいかも。私はトマトソースの味付けにアンチョビを使う。
今夏暑さのピークだと報じられた本日の午後は月刊誌「毎日が発見」の著者インタビューをお受けした。
近刊『星と輝き花と咲き』では主人公の熱狂的なファンになる明治時代の学生たちを描いているが、「当時からオッカケという言葉があったんですか?」と訊かれて、「そうなんですよ。当時の新聞にちゃんと追駈連という言葉が出てくるんですよ。当時の娘義太夫は今だとAKB48みたいな感じかなあ」と私。「ファンレターの中で英語を使ったりすることなんかもよくあったんでしょうか?」との問いには「坪内逍遙の『当世書生気質』なんか読むと、学生たちが日常会話でやたらに外国語を使ったりしてますから、きっとそれが流行りでカッコイイと思われたんでしょうねえ」とお答えし、そこから現代の若者たちに話が及んだ。明治期も現代も日本が欧米発のグローバリゼーションに翻弄されている状況は同じだけれど、若者の気質はどうも違いすぎるような気がするのだった。当時の学生は今ほど内向きでなかったのはもちろんのこと、何もクラーク博士に言われたからではなく、実にアンビシャスであり、アンビシャスであることがむしろ流行りだったように思われるのだが、そのことは最近の多くの若い人たちに一番欠けている点かもしれない。うちの甥っ子は「エライ人にはゼッタイなりとうない言うてるわ」とは妹の口癖で、「組織のトップは記者会見でアタマ下げてる人というイメージしかないみたいやで」との説明にも納得させられる。そういえば菅総理も武蔵川理事長も、アタマを下げるためにトップにさせられちゃったような感じだもんねえ。一緒くたにして語るのはどうかと思われますが(^_^ヾ
2010年08月06日
中華バイキング
整体治療の帰りに池袋でスラッシュの進藤さんと会ってルミネ内の「香港茶龍」で食事。この店のバイキングはちょっとしたホテルなんかより種類も豊富でずっと美味しいし、リーズナブルなのでガッツリ食べたいときはオススメします。
入院中のお母様に昨日やっと要介護認定が降りた進藤さんは、認定度がハイレベルだっために昨日はいささかショックで落ち込んだと仰言るが、同じくハイレベルの要介護認定を受けた母を持つ私としては、「正直いって、そのほうがよかったんじゃないの」と申しあげたのだった。「それに今年の夏はお母様にとっても入院なさってたほうが幸いだったと思うよ」とこれも正直な意見。「おまけに入院費用がびっくりするほど安かったのよ」とも仰言るので、「そうそう、うちもそうだったみたい」と同調しつつ、「しかしそれが今の日本の抱えてる医療保険の問題点でもあるんだよね~」とお互い顔を見合わせるはめになった。現役世代でも多くの人が「後期高齢者」とされた親たちを持つ身だという現状を考えれば、この問題の解決は実に難しいといわなくてはならない。
ところで世界に認められた日本の「舞踏」の開祖ともいうべき土方巽(ひじかたたつみ)のアーカイブスが慶大にあるそうで、進藤さんは最近そこの取材原稿をまとめる仕事を通して、「土方さんは秋田工業高校出身で、うちのお父さんのもろ後輩だったことがわかったの。大変な硬派の学校だから、当時その学校を出た人がモダンダンスを習ったなんて、めちゃめちゃ変わり者だったに違いないわよ」とのこと。彼の作品の中には「ぎばさ」と題するものがあるのもわかったそうで、「いかにも秋田の人らしいでしょう」と聞かされて「そりゃ『ぎばさ』なんて題は秋田の人しか思いつかないかもね」と答えた私は「ぎばさ」がねばねば系の海草でオイシイ食品であることを知ってるのであります。舞踏で演じられる「ぎばさ」はなんとなく想像がつくような気もしつつ、「やっぱりちょっと見てみたかったわよねえ」とこれまた意見が合いました。
コメント(2)
松井様のお母様が要介護認定を受けられていたなんて、びっくりしました。お店を譲られてまだ2年?くらいですよね。
切ないですね。つい2年前には料理屋の女将として店を切り盛りされていたのに。知人というか歌舞伎友達に90歳近い方がおられ、まだご自分で会社を切り盛りされ、好きな役者さんが出演される舞台を見る時は一人で地方にも出かけられます。最近の100歳以上の方の行方不明事件と鑑みて複雑な思いです。
投稿者 お : 2010年08月07日 23:01
母は病気を致しまして仕事を続けるのが難しくなり、要介護認定を受けましたが、精神面はちっとも変わりませんし、ときどき介護の方の手をお借りしながらでも、身のまわりのことは自分でしっかりしております。
投稿者 今朝子 : 2010年08月07日 23:31
2010年08月07日
おこわ弁当、30品目サラダ
乗馬の帰りに大宮駅ナカのフードシアターでゲット。NHKBS2で坂東玉三郎のすべてみたいな番組を見ながら食事。TVを点けたら玉さんが映っていて、6歳で踊ったときのフィルムが流れたり(栴檀は双葉より芳し!!!)、玉置浩二とデュエットしたりするのを唖然としながら面白く見た。多くの人と同じように現実の土に足を付けては生きていかれないという自覚のもとに彼が役者の道を選んだという話は、当たり前すぎるくらいにもっともで、そもそも現実の土に足をつけて平気で生きていけるようなら、役者や物書きになったりはしないだろうし、ともすれば現実を離れて自分の中に入り込んじゃうからこそ、現実とは別の世界が表現できるのである。
ところで今日たまたま私が乗った馬は、ONコンビのNさんに言わせると「すぐ自分の中に入り込んじゃうんですよね。そうなるとテコでも動かない」のだそうで、インストラクターからも長鞭を使うよう勧められた時点で、そうか、そんなに重い馬なのか~と諦めモードに突入。顔を見ればたしかに目がウツロというか、あらぬことを考えてるような目をしていて、常歩(なみあし)の段階でもスローモーだったのだけれど、なるべく焦らずに懸命に合図を送っていたら、意外にも速歩がスムーズに行って、駈歩の発進がイッパツで決まったので意外というかびっくりした。で、駈歩はどんどん加速して、外側の柵に寄って行くから、ひょっとしてコイツは自分がジャンプする妄想にでも取り憑かれてるんじゃなかろうか?と一瞬ひやっとしたくらいでした(笑)
写真は今日の馬ではなく、クラブで最も変わった毛並みのダルメシアンみたいな葦毛の牝馬です。
2010年08月08日
鮨、刺身盛り合わせ、卵焼き、かき揚げほか
今日は朝から晩まで3部制の若手8月奮闘興行といった感じの一日でした(^_^;)
まず早朝乗馬に行き、大人しくてよく走るイイ馬に乗れて幸先のいいスタートを切り、昼は大宮駅ナカのルミネで伝統文化放送の前川さんと会食。松竹時代の知り合いの話などをいろいろ聞かせてもらい、彼女とは武智鉄二師の弟子仲間でもあったので、その手の話もいろいろしながら、「ところで今夜はどちらにいらっしゃるんですか?」と訊かれて、「折角さいたまに引っ越してきたんだから、やっぱり今年の夏はこのイベントは見るべきかも、と思って行くんだけど」「何です?それって」「ウォーキングwithダイナソーズの、さいたまスーパーアリーナ公演なのよ」と言ったら、彼女はエエッ!!!と驚きの声をあげ、「ほんとですか!あの隈本クンがそれに出てるんですよ」と聞かされて、今度はこっちがエエッ!!!と驚くはめになった。
「ウォーキングwithダイナソーズ」はTVで宣伝してたりするからご存じの方も多いだろうが、英国BBCの同名番組で製作した恐竜ロボを使ったショーで、リクガメ好きの私は当然ながら恐竜も大好きだし、なにしろ実物大の恐竜フィギュアが動くところは是非見たいという気持ちになったものの、早くからチケット完売だったので諦めていたのだった。そしたら以前はオマキトカゲやマタマタを飼ってたというほどの爬虫類好きである幻冬舎ののヒメがチケットを3枚ゲットされ、同社で「みーんなかめ!」という絵本を企画刊行された生き物マニアの編集者篠原クンと共に「文芸爬虫類クラブ」と名乗ってもいいような(笑)三人組で見ることになったのだった。
で、フラッシュを使わない写真がOKだったのでケータイで何枚か撮ったのだけれど、フィギュアの巨大さが
伝わるのは上段の写真くらいかもしれない。左のほうでスポットを浴びているのがMCを務める恐竜博士役の男優で、前川さんとの話に出た隈本クンは彼の日本語版吹き替えをしていて、場内アナウンスでもしっかり「隈本吉成」と紹介されたのだった。もともと早大学生時代に武智鉄二師の歌舞伎塾を企画した人物であり、自身は小沢昭一主宰の「芸能座」を皮切りに芸歴を重ね、一時は永井愛氏の芝居にもよく出ていた男優で、最近日本であまり見かけないと思っていたら、ブラジルで人気俳優になっているのだそうである。
肝腎の恐竜フィギュアは結構リアルに作られていて、小さなものは人間が中に入って動かしているのがすぐにわかるが、巨大なものになると、どのような操作で動いているのかがはっきりとはわからなかった。遠隔操作というよりは、ガンダムのようなモビルスーツを着た状態でやっぱり中に入った人間が動かしているのではなかろうかと想像されるのみである。
「見ているうちに、さいたまスーパーアリーナはなんて狭いんだろう!という気持ちになってくるからフシギですよね。こっちのスケール感がくるってきちゃって」とヒメが仰言った通り、次々と巨大な恐竜が出てきてアクションを繰り広げるうちに、それがだんだん巨大なものに見えなくなってしまうのは、一方で普通サイズのものがひとりの人間しかないせいだろう。もっと大勢の人間が同じグラウンド内にいて恐竜から逃げ回っているようにして見せたりしたら、もっと迫力のあるスリリングな見世物になったかもしれないと思うのだけれど、MCはわりとマジに地球の歴史をお勉強する感じで進行する。要は子供向きの夏休みらしい、それでいてかなりマニアなイベントでした。終演後は近所で食事しながら3人で生き物マニアな話に終始して、ヒメがオマキトカゲを飼ってた頃に「アクアライフ」というソレ系の専門誌に取材された記事を見せてもらいかなりでかいトカゲを飼ってたのがわかって驚きを新たにする。ヒメはある日出社直前にそのトカゲに鼻をかまれて血だらけになり、遅刻しなくてはならない理由を正直に申告したというのも驚きでした(笑)。
コメント(1)
下記のお返事安心しました。私が安心などとおこがまし言いようですが。お店を譲られたのはそういう事情がおありだったのですね。体も心も元気が一番ですが、手をかりながらも御自分の事がお出来になる、まだまだしっかりなさっていて良かったです。人は「ボケると何も分からなくなるから楽」だなんて言いますが、姑が徐々に認知症になってゆく時の本人の恐怖感を見てるだけに、やはり人間は最後まで自分の意思をきちんと伝えられるのが幸せだと思います。
「ウォーキングwithダイナソーズ」、実物大の恐竜が動く!見たいような・・・でも面白いかも。
投稿者 お : 2010年08月09日 22:40
2010年08月09日
豚肉と野菜のレンジ蒸し
QPで見た料理。醤油と味醂で下味した豚肉とピーマンの細切り&もやしを交互に重ね、味噌だれを塗って電子レンジに10分ほどかけるだけのインスタント料理。野菜を下に肉を上にして、つなぎに片栗粉を少し振るといい。
年齢的にはそろそろライフワークとすべき作品も念頭に置きつつロングスパンで新作の構想を練り始めてもいい時期だから、その下準備で色んな原典に目を通す気になっているが、今はそれらをすべて古本でゲットしなくても、電子書籍の形で目を通すことが可能である。中でも国立国会図書館のサイト「近代デジタルライブラリー」はすでに約17万冊もの書籍を収録しているらしいので、古典籍を探すときはまずこのサイトに当たってみることにしている。で、今日も一応ヒットはしたのだけれど、私が手に入れたい原典の翻刻は種々あるにもかかわらず、よりにもよって明治期の古びて読みづらい書籍が収録されていたから、結局のところ、もっと新しい時代の翻刻を古本屋でゲットするはめになったのだった。そもそもこのデジタルライブラリーに収録される基準がよくわからないなあ???と思われるのは、クロスワードパズルの本なんかも入っちゃってるからだけれど、たぶん刊行年の古い順から収録してるのだろう。といってもあくまで明治以降に出版されたものに限られて、江戸期の版本なんかは含まれていないようである。私なんかはむしろ近代以前の書籍を先に公開したほうがいいように思うが、ひょっとしてそれに関しては別のサイトがあったりするんだろうか?ともあれ近代以降の書籍をこのままどんどんデジタル化していったら、当然ながら、古本業者のみならず現役の老舗出版社の財産を喰い荒らすことにもつながるわけだし、そういった点を考えても書籍電子化による出版業界の危機感は強いに違いないと思われます。
2010年08月10日
夏野菜と高野豆腐の煮物、シュウマイ、赤飯
今日の夕方は「クロワッサン・プレミアム」誌のインタビュー取材をお受けして、そのあと新潮社の田中範央氏と軽く打ち合わせ。晩ご飯を作る時間はカットして伊勢丹クインズでゲット。
この時期に女性誌のインタビューなので『星と輝き花と咲き』に関してかと思いきや、9月刊行予定の「銀座開化シリーズ」完結編『西南の嵐』が対象だというのは意外だったが、斎藤副編集長とライターの一澤さんが同シリーズをご贔屓だったり、発行元のマガジンハウス社が銀座にあることなどから選ばれたらしい。結果、刊行とほぼ同時期にご紹介いただけるので、こちらとしても願ったり叶ったりであります(^_^)/
インタビュー中に、一澤さんは、明治維新から西南戦争までの10年間は歴史の時間でもあまり取りあげられないし、書かれた本も少ないから知らないことばかりで非常に面白かったと仰言るので、実はこの10年間こそが近代国家としての日本を誕生させた実に重要な時期であり、当時は日本が共和国になる可能性もまだ残されていたし、戸籍の名簿を見ればそこに天皇もしっかり含まれていた事実を述べた上で、薩長閥によって作りかえられた近代国家としての日本を、もう一度冷静に振り返る必要があるのではないかという私見を披露したのである。
ところで今日は日韓併合100年に当たっての菅首相談話が発表されて、またしても「痛切な反省と心からのおわび」が繰り返されたことで、当然のごとく右派勢力から非難の嵐が吹きつけたようだが、個人的な感想としては、ちょうどタイミングがタイミングだったので、韓国に謝るのはいいけど、こっちが謝まるばかりじゃなくて、米国には原爆の件で一度きっちり謝ってくれるよう、日本政府としては申し入れくらいしてもいいんじゃなかろうか、と思ってしまったのだった。近代国家の日本が植民地政策を志向したのはあきらかに西洋列強の影響であるどころか、明治初期には英国が日本に対して朝鮮半島に侵略するよう強く唆してもいた事実がある。つまりは世界的な民度がその程度のなかで、やや遅まきながらも西洋的な近代化を遂げた日本は、アジア諸国に対してタカビーに振る舞ったあげく西洋からも出る杭は打たれるというジレンマに陥っちゃったわけで、こうした歴史的経緯を一度きっちりあきらかにしてからでないと、何をやってもうわっ面の形式だけで、ほとんどの人にはちっとも身にしみないし、心にも残らない行為と化してしまうのではなかろうか。ただし日本人はその手の形式主義がけっこう好きな民族だったりもするのでした。
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ある大学(文化系)の2年生のクラスで、日本史、世界史、日本地理、世界地理を学んだことがあるかどうかアンケートをとってみたところ、日本史は25%、世界史は75%、日本地理は30%、世界地理は40%でした。これでは、現時点での自分の立ち位置についてだけでも、最低限必要な基礎知識に欠ける者が半数以上ということで、いったい高校では何を教えているのだろう、と愕然としたことでした。多分、受験技術だけを効果的に身につけることはやっているのでしょうね。課目の選択再に際しては、国民的アイデンティティを持つために必要な課目は必修であるべきだと強く感じました。
正しい基礎知識に欠ければ、日々、ただ周りのありきたりの情報に流されていくだけ、何も主体的な判断ができないことになります。
松井さんが言及しておられる幕末から明治以後の日本史についても「歴史的経緯を一度きっちりあきらかにしてからでないと、何をやってもうわっ面だけ」ということは火を見るよりも明らかです。何とかしなければ・・・と思いますが、出来ることは限られています。松井さん、何か突破口になるような名案はないものでしょうか。
私が、上記のアンケートをなぜ取ってみたか、といいますと日本のエネルギー事情について一連の講義を始めに際して、上記の事項に関連してどのくらい基礎的な予備知識を持っているか知りたかったからです。知っているのことを話したり、知らないことを話さないでしまうことのないようにでした。結果は上記の通りでしたので、時間的、空間的に最低限必要なことを補足しながらの講義になりましたが、何とか目的は達せたかナと思う学期末です。
投稿者 荒谷 美智 : 2010年08月14日 10:06
2010年08月11日
ホワイトアスパラガスと牛肉のオイスターソース炒め
白アスパラが安かったのでゲットして、珍しくQPに頼らず(笑)オリジナルレシピで作る。牛肉は酒と醤油で下味して酒、醤油、ニンニクのすり下ろしを揉み込んで片栗粉をまぶしゴマ油を加えて炒めた。さtらにショウガの薄切りと白アスパラを入れて炒め合わせ、酒とオイスターソースで味付け。
BSフジのプライムニュースを見ながら食事。
先日京都の妹と電話で話して、「デフレのどこがいかんの?ガンバリがきいてどんどん稼げる世代ならともかく、もうハッキリ言うてウチの主人も下り坂に入ってるんやから、そら物価が騰がらんほうがええに決まってるやないの」と実に正直な意見を聞いたのだったが、今日のプライムニュースはまさにその問題で、つまりはデフレの深層に横たわる高齢者問題が取りあげられたのだった。で、聞けば聞くほど、世界各国共に救いがなさそうな気がする解説で、当面ここ2、30年はともかくも、結局のところ、最終的には人類が現在の社会を蔽っている「経済」というものの枠組みを完全に脱却する以外に道はないのだということが改めて浮き彫りになり、それならそれで当面は小手先で凌ぐとしても、一方で次の枠組みをちゃんと用意してくれてる人って、世界のどこかにいるんだろうか?なんてことが心配されるのだった。
ともあれいいニュースがなかなか聞けない昨今、ついつい動物ネタに逃げたくなるのだけれど、最近東京の文京区あたりに出没していたサルは一体どうなったんだろう?去年、軽井沢の鳩山通りで巨大なサルとバッタリ鉢合わせしてしまった私としては、その顛末がけっこう気になるのだけれど、それ以上に気になってるのが、ニュースにまではなっていない世田谷のタヌキ目撃談である。これも先日世田谷グループのお友だちといってもいい翻訳家の松岡和子さんと文春の内山さんにお会いしたとき、ふたりが口を揃えて庭でタヌキを見た!!!と仰言ったのにはビックリしたのだった。同じ世田谷区内でもおふたりのお住まいは離れているので同じタヌキとは思えないのだが、内山さんはもとより、今のお家に長年お住まいの松岡さんもタヌキを見たのは初めて!!!と仰言るのだから、やっぱり今夏の猛暑による異変なんだろうか?それにしても今までどこに住んでたタヌキなんだろう?と何だかやたらに気になる動物事件なのでした(笑)。
コメント(2)
文京区のお猿さん、今日は浅草まで出かけたようですよ。ニュースで写してました。巡査さんが大きな網を持って追いかけるのですが。猿は電線を渡りあちこちに出没した挙句つかまらなかったみたいですよ。暑い中走りまわられた巡査さんにはお気の毒ですが「頑張れ~」って猿に声援送りました。
投稿者 お : 2010年08月12日 22:26
昨日は、地下鉄霞ヶ関駅の構内にハクビシンが出て、捕まえる場面をニュースで見ました。我が家は杉並ですが、今年初め、庭にハクビシンが現れ、その後、私も近所で目撃して、怖かったです。数年前、SAASサーズはハクビシンを媒介して広がったという話を思い出しましたが、霞ヶ関とは驚きながら、東京のど真ん中には皇居があり、どんな動物がいてもおかしくなさそうで、霞ヶ関も近いですしね。
投稿者 ウサコの母 : 2010年08月13日 00:16
2010年08月12日
中華五目麺、海老ワンタンの香味醤油かけ
渋谷のオーチャードホールで中国雑伎団のショー「CHA」を観る前に東急レストラン街の「銀座アスター」で食事。
「CHA」は上海万博の開幕に披露されたショーらしく、日本での公演も今日の初日から盛況だった。オープニングはなんだか昭和30年代の「ミカド」のショーみたいで困ったなあという感じだったが、みごとなアクロバットの技が次々と繰りだされるに及んで、さすがにホンモノの雑伎団はスゴイ(@_@)と感嘆するばかり。ことにとても同じ人間とは思えない軟体動物のような動きの美技には圧倒され、江戸川乱歩的な背筋がぞくっとするような感じさえ受けるのだった。タイトル通り「茶」をテーマにしたショーで、中国におけるお茶の歴史なんかもわかるように構成されており、これを見ている分には、日本のお茶は中国から渡来しながら実にオリジナルな発展を遂げたものらしいというのが知れて面白かった。それにしても日本は中国の近くにあって大昔から非常に強い影響を受けながら、文化的な色合いが全く違うことを、中国に旅行したり、こうして中国の芸能に触れるたびに感じさせられて、中国のパワーに圧倒されつつも、全く違う色合いの文化を持っているがゆえに、日本にも立つ瀬があることを知って毎度ほっとするのであった。日本人はショーアップの美的センスにおいても自信を持っていいと思います。
コメント(2)
ハンチントンが日本文明を、中国文明と別の一文明と分類したのは、西洋人(米国人)としては慧眼だと思います。たいていの西洋人は、「日本は中国の亜流」ぐらいにしか思っていませんし、だいたい中国人自身が「日本人なんて中国人の一種だ」と思っているフシがありますし、韓国人も内心は同じような気がします。そりゃ確かに地質学的大昔には日本列島は大陸とくっついていたのですし、最近は福井県の山の中で恐竜が続々と発見されていますし、列島が列島になってからも、偏西風や季節風、海流の影響で多くの類縁性が認められるのは確かですが、松井さんがお書きになったよぷに「文化的色合いが全く違う」ことも争われません。科挙・宦官・纏足を日本人は好まなかっただけでも大変な違いだと思います。もちろん中国は広大ですから南船北馬で、大陸性気候と必ずしも決めつけられませんが、温帯モンスーン地域で育まれた日本人は”基本的”に繊細だと思います。
少なくとも長い間「水は天からもらい水」でしたし、これだけでも大変な資源国なのでした。意識はしませんでしたが・・・。日本が南北に長い列島だったことは幸いだったと思います。これが東西に長い列島でしたら、こうはなっていなかったような気がします。
参勤交代は、南北に長い列島を300年間、鎖国を可能にしたように思います。もちろん、鎖国といっても、実は大変スカスカしたものだったようですけれど・・・
私は、まだ松井さんの何冊かの小説を読んだだけですし、『今朝子の晩ごはん』だって全部読んだわけではありませんが、松井さんの基盤が「歌舞伎」にあるということ、つまりスカスカであっても鎖国の期間に内発的にじっくりと醸成されることが可能だった芸能・文化を基盤にしていらっしゃる方だということが、あらゆる発言を正鵠を得たものしていると感じます。とくに政治問題についてそう感じます。多分、「松井さんは政治家になったほうがよい」という方々が少なからずおられるのも自然なことのように思います。
残暑厳しいおりから御身ご大切に。
投稿者 荒谷 美智 : 2010年08月14日 10:59
ほえー。るウォッチング。
何故ここで書き込めるのか。
荒谷さん好きですが、六年前です。
投稿者 nao : 2016年11月11日 01:54
2010年08月13日
鶏肉と夏野菜のスープカレー
前にQPで見た料理。われながら美味しくできて、これは久々のオススメである。油脂を使って炒めないのがポイント。塩とカレー粉をしっかり揉み込んだ鶏肉と薄切りにした玉ねぎ、ショウガ、ニンニクを入れた鍋にたっぷりの水とクミンシード、ローリエを加えて20分ほど煮込んでから、乱切りにしたピーマン、茄子、トマト、塩ずりして斜め切りで二等分にしたオクラを足し、醤油、ケチャップ、塩、カレー粉を入れて味付けするだけ。とても簡単にできるカレーでヘルシーだし、あっさりした味わいが夏向きだ。
引っ越しのお知らせを面倒がってずっと放っておいたのであるが、お盆でいずこの出版社も静かなうちに、段取りだけでも整えておこうと思い、今日は午後から名刺の整理をしてたら半日潰れてしまった(-_-;)自宅の移転に伴って、仕事の連絡先も変更するので、日ごろお付き合いのある方や年賀状等のやりとりをしている方のみならず、オフィシャルな関係先にも通知しなくてはならないのだけれど、名刺を頂戴している方全員に移転通知のハガキを出すのはすごく大変だし、また無駄になりそうでもある。仕事の場合、こちらは独りで何人かにお会いするケースがとても多いのだけれど、そのうちの一体どなたに通知を差しあげればいいのか、あとで名刺を見るとまるでわからなかったりするのである。また出版社でも大手になると、1人に通知しても他の部署にはまったく伝わらなかったりしそうだし、また定期刊行物がずっと送られ続けているケースなどは、なんとしてもしっかりお伝えしないと、旧住所の方に迷惑をかけてしまう恐れがあるのだった。それにしても、こちらは独立独歩フリーランスで仕事をしてるわけだが、相手は大概どこかの組織に属してらっしゃるから、人事異動や会社そのものを替わられるケースも多々あって、名刺というものが案外アテにならなかったりもするのである。そのアテにならない名刺に色んな肩書きが記されていて、副部長と次長ってどっちがエライんだろう?とか、300人くらいの会社になんだってこんなに「長」のつく人ばっか勤めてるんだろう?とか、さまざまな疑問が浮かびつつ、とにもかくにも名刺の仕分け作業にひどく時間を取られてしまったのであります。結果、ひとまず9月の頭くらいに移転通知をお出しする予定で、親しい方でも今回ご通知しないケースも出てきそうなのですが、その場合は追って年賀状でお知らせするつもりですので、ご寛容くださいm(_ _)m
2010年08月15日
養老の瀧
今日は乗馬の最終レッスンを受けてから、Mさんを始めとするカドリール(馬のシンクロみたいな競技)チームの人たちと一緒にクラブに隣接した遊園地の花火ショーを見物。わずか20分のショーとはいえ、サザンやAKBなどのBGMにしっかり合わせ、レーザー光線も交えた演出で少しも飽きさせないし、大きな池を挟んで対岸の打ち上げ場所がはっきりと見えるポイントでの見物は迫力満点で非常に面白かった。夜空に咲く大輪の花火は写メに収められなかったのがザンネン。花火見物のあとは全員で近所の「養老の瀧」へなだれ込み。「養老の瀧」ってまだあったんだ~と昔を懐かしく想いだしながら、でも、ここって「和民」より美味しいかも、と思うほどに箸が進み、下は20代から上は50代後半に至るカドリールメンバーも皆さん学生コンパのノリで、大いに飲み且つ喰い且つオシャベリに大忙しでした。
2010年08月15日
稲荷寿司いろいろ、海老と豆腐の揚げ紫蘇巻き、焼き夏野菜のサラダ
今日はマジに頑張って乗ったら死んじゃいそうな猛暑だというのに、昨夜「養老の瀧」で酔いつぶれていた皆さんは倶楽部内競技会に参加してみごとに入賞なさってるからスゴイ!!!のだけれど、私はさすがに夕方のレッスンを1鞍受けたのみ。専用馬のお相手は競技会にも出ていた名馬だが、私のような下手くそが乗ると前回は何度も駈歩発進に失敗したので、今日は猛暑もあって諦めモードで臨んだところ、途中から意外に快走してくれたのでホッとした。バランスや脚の当てどころは馬それぞれ微妙に違ったりするので、それを乗って即座に把握するのは本当に難しい。多少バランスや当てどころがくるってようが、勝手に走ってくれちゃう馬がいいとは一概に言えないもので、いい馬ほど乗り手のバランスや脚の当たり所に敏感で、ちょっとでもそれがくるうと反発して動かなくなってしまうのだった。写真は仮設シャワー室で猛暑を凌いでいる馬です。
ところで今日8月15日は、太平洋戦争で日本が敗戦したことを天皇の詔勅によって日本人のほぼ全員が認めさせられた日であるが、その詔勅の玉音放送は常に「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、もって万世の為に太平を開かんと欲す」という件りばかりを聞かされてきた気がするのだけれど、けさの報道番組で、全文が初めて放送されたのを聞いて、逆に今までなぜ一度も聞いたことがなかったのかちょっと不思議な気がしたくらいである。「敵は新たに残虐なる爆弾を使用して、頻りに無辜を殺傷し」というストレートな件りがひっかかって、これまで放送業界が自主規制してたのだろうか?なんてことを思ってしまったのは、今年はNHKの番組でも第2次大戦を取りあげるに当たって、これまでになく米国に対してもある程度客観的な評価というか、やや批判的とも受け取れるような解説を許していたからで、それは戦後65年目にしてあの戦争もようやく歴史のヒトコマに化したということなのだろうか。それとも米国べったりの自民党政権から民主党へ政権がチェンジしたからだろうか?あるいは米国自体もオバマ大統領の登場によって対外的な方針がかなり変わってきたからだろうか?なんて、つい色んなことを考えてしまいました。
2010年08月16日
自然食バイキング
Pメディアの三村さんとそのお友だちと一緒にマイカル大宮で「ヒックとドラゴン」を見た帰りにステラタウンで食事。
「アバター」も「アリス」も見逃した私としては、お誘いを受けて3D映画の初体験。酔っちゃうんじゃないかと心配されたほどでもなく、「アバター」にしろこの作品にしろ、3Dにはやっぱり空飛ぶシーンの醍醐味が欠かせないだろうと思われた。ストーリーは動物物やハイスクール物、父子物、異文化接触物をごった混ぜにした実にアメリカンなウエルメイドで、哀しい結末には全くならないとはいえ、ラストは少々ドキッとする苦みも用意してあるところがいい。多数出てくるドラゴンのキャラには深海魚やイボイノシシやさまざまにグロテスクな動物からイメージされたものが多いが、メインキャラは黒豹っぽくて、機能はステルス戦闘機を想わせるドラゴンである。それにしても爬虫類好きで尚かつ動物に乗るのが大好きな私にとっては堪えられない映画でした(^_^)
ステラタウンはいわゆる郊外型の大規模ショッピングセンターで、これまた初体験だから、なるほど、という感じで周囲をちらちら見ながら、三村さんのお友だちに案内されて自然食バイキングの店にたどり着く。バイキングが出てくる映画を見たあとだけにタイムリーともいえる食事処だが、自然食のバイキングというのは珍しく、いずれも地産地消型の健康的な食品をとても美味しく頂戴した。過日スラッシュの進藤さんと池袋で中華バイキングを食した時にも想ったのだが、このバイキング形式は人件費がカット出来る分、まともな食事をリーズナブルに提供できるから、今後の外食産業界でますます流行りそうであります。
コメント(1)
松井さんは、けっこう大宮でお食事をなさったり、神社仏閣にいらしたりすることがおありのようですね。いつかも大宮の氷川様(武蔵一ノ宮)のことをお書きになっておられ、いい神社とほめて下さったようでうれしく思いました。大宮の総合グラウンドは中学・高校時代から試合でよく行ったもので、氷川様にもよくお参りしましたから… 甥の成人式も大宮の氷川様でいたしました。御祭神はスサノオノミコトです。
さて、いつも三軒茶屋はじめ首都圏のお店を教えていただいてありがとうございます。今いちばん行ってみたいのは燻製家NuBeです。
御礼といってはナンですが、もし、今度、大宮で下車なさることがおありのようでしたら、東口の「天麩羅あづま」にいらしてみて下さいませ。東口駅前のドコモの先隣です。駅前広場の信号をわたって左に50mのところにあります。江戸前のさっぱりした天麩羅です。両側は高いビルになりましたが、あづまだけは昔ながらのお店のままで、それが何だかお店の心意気のような気がして大宮で食事をするときは大抵あづまにしてます。
投稿者 荒谷 美智 : 2010年08月17日 19:18
2010年08月17日
グリーンカレー鶏もも肉コンフィ添え
大宮駅ナカのフードシアター内カフェで友人と一緒に食事。
友人はかつて教職にあって、今夏「教員免状更新講習」を受けたという。私は子供もいないので卒業後は学校や先生とまるで無縁の生活を送っていて、あまり関心を持つ機会もないために、この手の話を全く知らず、従って多くを語る資格は全くないのだけれど、今日の話を聞いて、現役の先生には随分負担が大きいシステムだなあと思われたのだった。「政権が民主党に替わったから、無くなると思ってたんだけど、やっぱり今年もやることになったんだよねえ」と友人がいみじくも言ったように、どうも安倍政権下で成立したシステムではないかと思われるフシがあるのだけれど、政権がいくら替わろうが、善きにつけ悪しきにつけ一度決まったことは着々と遂行するのが日本の官僚制度というものである。で、講習が行われる場は公私立問わず大学が多いらしく、友人は「大学も今は生徒が減って困ってるから、これを止めてほしくはないんだろうね」という皮肉な感想を洩らすいっぽうで、「早稲田はやらないのよ。だからこの制度に反対してるんじゃないかっていう噂もあるわよ」とのことだが、私には真相を知るほどの情報が全くありません。現役教師は絶対に受けなくてはならないそうで、受けるだけ受けたらまずパスするし、いわゆる問題教師を排除する方策ではないといいつつも、「それなのに優良可の3段階に評価されるって、どうよ!でしょう」と息巻く友人であった。教職に限らず、とにかく長いものには巻かれろで、表面的に従っておけばOKみたいなシステムが今の世の中いっぱい増えちゃった感じがするのは困ったもので、どうもそのことが日本人全体の疲弊を招いて、国力を削いでる気がしないでもないのである。教育の管理化を強めようとした右派の人びとは、そうした人間の精神性そのものに対する洞察力を欠いてたのではないか、とも思えるのであった。
2010年08月18日
茄子とトマトのそぼろ煮
前にQPで見た料理。豚挽肉を酒煎りにしてから水を入れて沸騰させ、アクを取り、味醂、醤油、砂糖少々で味付けし、そこに茄子を入れて柔らかくなるまで煮たあと、水溶き片栗粉でとろみをつけ、さらにトマトを加え、生姜汁をまわしかけて仕上げる。茄子は表面を斜め切りして味がしみやすくしておく。簡単に出来てヘルシーだし、安上がりだと思いきや、野菜がますます高騰してるのにビックリ(@_@)もっとも一緒に買ったスイカがとても甘くて美味しかったのもまた猛暑の反映でありましょう。
昼間ロスにいる旧友のモリから電話があって、8月末に帰国するとのこと。今回は短期滞在でなく、ダンナの勤めの関係で日本にしばらく住むことになるそうで、「場所が王子になったのよ。ひょっとして松井さんちに近いんじゃない?」と訊かれたら、なるほど電車で20分ほどだから近いといえなくもない。以前は池尻大橋に住んでいた人だから、三茶時代はご近所だという理由もあって親しくなったのだった。で、今回また近場になったので、「きっとしょっちゅう遊びに行くわよ。でも別にわざと近所にしたわけじゃないからね」と言わずもがなの弁明に次いで、「引っ越しで大量に本を整理したんだけど、最後にどうしても残したのが村上春樹とかいろいろあって、その最後に残っちゃった本の中で、松井さんの本がなんと五分の一も占めてるのよ~ホント彼もびっくりしちゃって、一体どうしてくれるのって感じよ~」てな具合で、なんだか私が非難されてるみたいでした(笑)。
2010年08月19日
豚のカリカリ炒め青じそ味噌添え
QPのレシピ本を参考に作ってみた。味噌と砂糖と酒を混ぜて電子レンジにかけ、大葉のみじん切りを加えて冷ましておく。これをゴマ油でかりっと炒めた豚肉につけて食す。炒めたエリンギと塩ずりしたキュウリを添えた。
暑い!!!ということ以外さしたるニュースはないかに見える今夏の日本で、今日の大宮は涼しい初秋の風が吹いたような気がしたのは体内センサーがくるっちゃってるせいなのかもしれないとは思いつつ、変温動物のカメらも今日は自主的に動きまわっているようだった。何しろ冬眠はもとより夏眠もするという種類のリクガメなので、このところ日中はこちらが起こさない限り身動きをしなかったのだ。
ところでカメといえば、先日乗馬クラブのSさんに「ねえ、氷川神社にカメがうじゃうじゃいる池があるでしょ」と言われ、「ああ、よく散歩で見に行くわよ」と答えたら、「あの池、有名になっちゃったの知ってる?ほら江原ナントカいう占い師があそこで龍神を見たとか言っちゃって」と聞いて、なるほど!と思い当たったのは、ちょっと前にもらった元ポプラ社の矢内さんからのメールに、氷川神社が若い女性の間で人気スポットになってると書いてあったことだ。たしかに参道を散歩してると、やけに若い女性とすれ違うような気はしていたのであった。とても静かで雰囲気のいい神社と参道なので、まさか明治神宮みたいな状態にはならないことを祈るのみです。下段の写真はカメがうじゃうじゃいる池。
コメント(3)
「夏眠」という言葉は初めて聞きました。
期間はどれほどなのでしょうか?
投稿者 ぱぐ : 2010年08月20日 20:17
期間は決まっていません。暑い間はずっと寝てます。
投稿者 今朝子 : 2010年08月20日 21:25
お答えありがとうございました。
まるで猫みたいですね(笑)>暑い期間ずっと寝てる
投稿者 ぱぐ : 2010年08月21日 11:40
2010年08月20日
豚と茄子とピーマンの味噌炒め
前にQPで見た料理。ジャガイモをプラスしてボリュームを出すのがポイント。豚肉は塩胡椒で下味してから炒める。茄子を炒め合わせてしんなりさせてからニンニクと生姜のみじん切り、鷹の爪を加え、さらにピーマンとレンジでチンしたジャガイモを足す。味噌、砂糖、酒、醤油を合わせた調味料で味付け。
今日はほとんどエアコンを使う必要がなかったほど涼しくなった大宮のわが家なのに、突如むらむらと、そうだ、軽井沢、行こう!という気持ちが湧いたのは、小沢クンのお出ましで鳩ぽっぽ兄の別荘がTVの画面にやたらと流れたからであります(笑)。去年は何度か前を通りましたが、とてもひっそりした別荘地なので、大勢の議員が寄り集まって、気合いだ、気合いだ、気合いだー!と連呼されたのでは近隣がさぞかし迷惑に違いありません。それにしても鳩ぽっぽ兄(幸夫人か?)の服のセンスはどうよ!なんて問題じゃなくて、ここに来てまたしても小沢待望論が出てくる民主党は一体どうなってるんでしょう?とにかく小沢クンは一貫してステルス性なので、何やら物凄いパワーと性能を秘めた人物のように過大評価されてしまうのも無理はないというふうに百歩譲ったとして、松木謙公議員のように小沢イノチみたいな人はともかく、ころっと態度を変えちゃってる人も多いのはフシギでなりません。菅首相のほうが財務官僚にころっと丸め込まれちゃって頼りないと感じさせたからだとしても、民主党はこれまでの政治力学で必要悪だった小沢的なるものとホンキで決別する気ではなかったのでしょうか?現執行部が財政再建派中心で、対するバラマキ派の勢力が小沢の旗下に結集したというふうに考えるのが妥当なのでしょうが、それならそれで両者がきちんと論陣を張ってわかりやすい言論で勝負してくれないと、結局は自民党と同じことになちゃうんですけど、小沢クンは極めて弁舌を惜しむタイプなので、またしても勝敗の決め手となった理由が一般には知らされぬまま代表戦が終わるんじゃないかと今から心配されます。もっとも小沢クンが代表戦に出ることはまずないでしょうし、他の候補を立てる道も開かれそうにありませんので、結局はこれも争ってるように見せかけて、民主党に人目を惹きつける作戦じゃなかろうか?なんて邪推もしてしまうのでした。
まあ、そんなわけで、明日は急きょ軽井沢に行くことにしましたのでブログは一日お休みいたしますm(_ _)m
コメント(1)
大宮に引っ越されて今年は軽井沢には行かれないのかと思ってましたが、やはり少しでも涼しい所がいいですよね。先日あの地区から帰ってきた息子夫婦が「心斎橋かと思った」凄い人出だったようです。
民主党論、まったく同感です。万が一小沢氏が出馬してわけのわからんオーラで党首から首相になったら、自民党となんら変わらない。
それにしても小沢チルドレンになられた金メダリスト「皆さん結束して頑張って行こう!という感じで良かったです」何がどう良かったんでしょう。
投稿者 お : 2010年08月20日 22:54
2010年08月22日
軽井沢行
軽井沢の駅に降り立ってまず暑い!!!のにビックリしたのは前日の大宮が涼しかったせいで、とにかく暑くて人が込みそうな下界にはさっさと別れを告げて目指した先はいわずと知れた北軽の乗馬クラブ「浅間クレール」である。雄大な浅間山をバックにした絶好のロケーションもさることながら、ここのクラブは広い馬場で少数レッスンを受けられて、しかも真理先生が「はい、巻乗り~、斜め手前変換、はい、輪乗り~」といった調子のムチャブリで、こっちが出来る出来ないにかかわらずいきなり色んな要求されちゃうし、馬もハイペースで調教されてるからスピードにも馴れるし、何かと有り難いのである。「星と輝き花と咲き」のラジオCMをたまたまお聞きになって、「松井さん、今年はお忙しくておみえにならないんだろうか?って、みんなで噂してたんですよ」と言われるくらい、こちらの常連会員であるTさんご夫妻やYさんご一家とも親しくお話するようになっているのだけれど、今回再会して、TさんYさん共にたった1年でめちゃめちゃ上手になられた上に自馬まで持たれたことにビックリ(@_@)お二人とも東京から通ってらっしゃる方だから、「松井さんも早く今のクラブをやめてこっちへ移って来てくださいよ~」と唆される始末である。真理先生のお母様は幕末の英傑のひとり松平春嶽の曾孫に当たられて、お祖父様は彼のバロン西の親友であることも今回知れたので、「時代小説をお書きになるにもいいじゃありませんか~」なぞとYさんは私のポイントを鋭く突いて誘惑なさる(笑)も、お母様ご自身は「私は昔のことは何もわかりませんのよ」と上品に笑って仰言るのだった。
で、今回は急に思い立っての旅行だけに、このシーズンではとても宿が取れないと思い、日帰りする予定だったのだが、ネットで探したらクラブにとても近い場所のペンションがたまたま取れたので1泊することにしたのだった。そしたらこのペンションは宿泊料があまりにもお安いからあまり期待してなかった朝夕の食事が非常に美味しいのでまたまたビックリ。泊まれるのは1日に10人までの小さなお宿だから、その分きめ細やかな応対をなさっており、近くの大きなホテルにある温泉も利用できたし、乗馬クラブへの送り迎えや食事中の話し相手もしてくださるなど至れり尽くせりで大満足。ご夫婦?おふたりだけで切り回してらっしゃるという大変な中でも用意された寝具やタオルも清潔だし、部屋は静かだし、喫煙OKだし、何もかも申し分がない。このシーズンにこんないいお宿がたまたま見つかるなんて、私はよくよくカルイザワ運みたいなものがある!に違いないと思えるほどで、この宿を見つけたために、今後ますます北軽へ行くようになる気がいたしました(^_^ゞ
それにしても今年は北軽の暑さも相当なもので、真理先生とは異常気象の話も出て、北軽周辺では乳牛の乳の出が相当悪くなったり、雹が降って葉モノ野菜が壊滅的被害をこうむったそうである。馬たちも暑さバテのご様子で、去年は騎乗中も草を食べに突進していたイケイケ牝馬のプリンちゃんもそれをする気力がないくらいグッタリしているし、私は騎乗中に汗が目に入って開けられなくなるほどで、それでも二日連続で2鞍騎乗したのだから56歳(もうすぐ57歳)にしては体力があるほうだろう。
ところでホントに運があるとしか思えないくらい私は軽井沢方面でいい方との出会いに恵まれているが、そもそも最初に導いてくださった星野ご夫妻には一応来ていることをご連絡したところ、星野夫人の妹さんであるお茶の阪本先生も偶然おいでになっていて、おまけに星野邸にほうぼうから色んな食品が贈られて来た日とあってお食事のお誘いを受け、焼き松茸や松茸のフライ松茸ご飯、大阪播重のコールドビーフ、土佐の生節、沖縄のマンゴー等々いずれも美味しく頂戴したのだった。珍品はブータン産の松茸で、現地に旅行して向こうの方と結婚された姪御さんの贈り物なのだとか。日本産と少しも変わらぬ味と香りで、彼地の国土について全く無知な私は、へ~ちゃんと赤松林があるんだ~と、いささか驚いたのだけれど、星野さんのお話によれば、近年ブータンでは京野菜の栽培も盛んなのだとかで、食文化もどんどんグローバル化しているらしい。星野さんには一方でグローバリゼーションによって欧州各国の固有文化が無惨に破壊されている現状をお聞きして今後の世界の成りゆきを憂いつつ、何しろお腹は美味しいモノでしっかり満たされているから、とてもハッピーな気分で夜9時においとまを告げ、10時には帰宅できたので、軽井沢へ行くのに大宮はやっぱりベンリだぞ~(^_^)/と、改めて引っ越しが正解だと思われたのでした。
写真は上から北軽の浅間クレール・ホース・ライディング・クラブ
北軽パルコール村のペンション・オールドハウス、星野邸のごちそう
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ブータンで京野菜!!
ヒマラヤの山中にある国ですよね。耕地もあるのですね。
まさか、日本に輸出されて京野菜として売られている?
なんて事あり得ますね。
投稿者 お : 2010年08月23日 22:25
2010年08月23日
ピーマンの肉詰め
QPのレシピでは味噌、酒、砂糖、味醂を混ぜて水を足した合わせ調味料で味付けする。肉種は豚挽肉に玉ねぎのみじん切り、生パン粉、卵、片栗粉を混ぜて塩で調味しておく。肉の面もピーマンも色付くまでじっくり焼いてから味付けするのがポイント。
8月も下旬だというのにまだ暑い!!!から、ハウスウォーミングをする気になれず、先に紙上でお披露目しちゃいそうな新居だが、先日取材を受けた「クロワッサン・プレミアム」誌の校正用紙を見たら、書斎に吊ってあるカレンダーの馬鹿デカイ亀の写真が私の背後にバッチリ映り込んでいて、わっ、ヤバ!と思ってもあとの祭でした(笑)。
ところで昨夜軽井沢でお会いした星野さんはショービズや放送業界で初期の頃から活躍されて、何度も渡仏なさっているが、つい最近の旅行では「パリ祭も全く変わっちゃったし、たまたま墓巡りをしたら、ショパンの墓やジョルジュ・サンドの墓が落書きだらけで、サンドの像にはヘアまで描いちゃったりして、そりゃ酷いなんてもんじゃない!」と悲憤慷慨も甚だしく、フランスでも近年は文化の質的劣化とモラルハザードが深刻なことを指摘されて、それらがいわゆる経済中心のグローバリゼーションと民族移動のもたらした悪しき側面であると断じられたのだった。フランスでさえそうなら日本はまだましなほうなのかも……と思いつつ、結局のところ現代はまさしく革命期に突入し、従って当面は世界的に文化の劣化は避けられないと、歴史的視点に立てば判断するしかない。人類は何度かこの手の革命期を経ていて、英国の産業革命がもたらしたグローバリゼーションと同様に、IT革命がやはり既成の文化を根こそぎ覆すのはやむを得ないのである。その過程では、たとえば廃仏毀釈のようなむちゃくちゃな破壊も生じるし、既成文化の担い手は徐々に特権を喪い、文化全体が一時的に全員参加の方向に進んだ結果、急速に劣化することは歴史が証明している。こうした時期に、既成文化の担い手が取る方法は恐らく3つあって、1つは新興勢力を徹底的に批判して勝てないケンカと知りつつ闘い続ける道、1つは新興勢力にすり寄って、妥協を強いられながらその庇護を求める道、そしてもう1つは狭い仲間内だけで密かに既成文化を守り続ける道。日本人はこれまで第3の道を取る傾向が少なくなかったために、けっこう色んな時代の文化がちょこちょこと残っているのだけれど、果たして急速な少子化に向かう民族にそこまでの余力があるかどうかは疑問です。
2010年08月24日
和風カポナータ
QPで見たメニュー。茄子、生姜の千切り、ズッキーニ、パブリカ、ソーセージ、トマトの順に炒めて、酒で溶いた味噌に蜂蜜を混ぜた合わせ調味料を加えて煮込む。茄子は切ってから先に油をまぶして炒めたほうが油の量を控えめにできる。トマトは皮付きでOK。簡単に作れてご飯によく合うおかずだ。
BSフジのプライムニュースを見ながら食事。今日のテーマは若者が保守化した問題で、さまざまな原因が挙げられたが、要するに現在の日本はかなり斜陽化したとはいえ、これまでの蓄積によってまだなんとか比較的豊かな社会を形成しており、今後は否応なくさらなる没落へ向かうことが予想される中では、老いも若きも保守的にならざるを得ない、というのが真相ではなかろうか。昨日たまたま京都の妹と電話でそういった話をしていたのである。それにしても政治的な保守化という問題に関しては、まさにフジサンケイ・グループこそが率先した旗振り役ではないかと思われるのは、TVニュースもさることながら、MSN産経ニュースで、よく保守派の論客というのもおこがましいような低水準の識者によるコラムが堂々と紹介されているからである。それらを読むたびに、保守派のリテラシーが劣化したこと痛切に感じるあまり、却って目が離せなくなってしまった私であります(笑)。
2010年08月25日
なべ家2
今日はまたまた例のオイシイお仕事で大塚「なべ家」での会食。前回ブログにアップしたとたん、店の若い女性のお友だちが素早くキャッチされた模様で、「ふたりの友だちから見たわよ~て電話があってビックリしました」と言われたこちらもビックリでした(@_@)「雑誌が出るひと月も前にブログに載せちゃうんだもんなあ」と小林姐さんがやや不服そうだったので、今回はボケた写真で、内容についてもほとんど触れません。ご興味のある方は「小説新潮」をご購読ください。「江戸のもてなし」というシリーズで、前回の料理は現在発売中の9月号できれいなグラビアページになり、料理人の福田さん、研究者の松下先生、私との鼎談が収録されています。今回の料理は10月号で私が料理にちなんだエッセイを書く予定です。今回は下級武士の比較的質素な料理とはいえ、福田さんの手にかかるとやっぱりオイシイので(^_^)/このお仕事は永遠に続くといいなあと思わずにはいられません(笑)。
ところで新居はわりあい涼しくて快適な家なのですが、この散歩好きの私が日中は全く出歩く気になれないくらいの猛暑続きで、今日は珍しく昼間に出かけたところ、敷地内の木に泊まっている2羽の雀を発見。雀というとふつうはふっくらした姿をしてるものなのに、2羽ともげっそり痩せていて、一瞬わが目を疑ってしまうほど。雀にも夏痩せってあるんだろうか?食欲不振?それともあまりの猛暑でエサになる虫がいなくなったんだろうか?あるいは暑いから羽根をむしって減らしてるんだろうか?なんていろいろ考えてしまうくらい異様に痩せた雀たちで気の毒に見えました。うちでは私もカメらも食欲は一向に衰えず夏痩せとは無縁でおります。
2010年08月26日
茄子の田舎煮、黒ごま豆腐、もずく酢
QPで見た料理。切れ目を入れた茄子をフライパンで炒め、水を注いで煮干しを入れ、砂糖、酒、醤油で味付けしてじっくり煮込むだけ。炒め油には鷹の爪を入れておく。煮干しは頭とはらわたを除いておく。私はさらに油揚げを加えた。ごま豆腐ともずく酢は市販品。
けさは大方の予想を裏切って小沢クンが民主党の代表戦に出馬の意向を洩らしたことで、各局の報道番組が大あわての様相を呈していたが、菅小沢のガチンコ対決に至ったことは、鳩ぽっぽ兄の仲介でヘンな妥協が成立するよりは民主党にとってまだましだったかもしれない。それにしても鳩ぽっぽ兄がはっきりと小沢支持を表明したのは頗る意外で、相変わらず、この人なんなん??という気にさせられてしまう。つい2,3ヶ月前、自らの退陣と同時に小沢を道連れにしてガッツポーズまがいのそぶりまでして見せたのは一体なんだったのだろう?「君子は豹変す」といえるほどに、政治的なアビリティーが高い人とも思えないところがますます事を不可解に感じせしめるのである。小沢クンが出馬を決意したのも意外といえば意外で、訴追を免れたい一心ではないかと邪推されてもしょうがないのも不徳の致すところではあるのだけれど、突っ込みどころ満載のこの人が代表となり総理にでもなったあかつきは、国会が空転に次ぐ空転になるのではないかと素人には当然ながら心配されるが、そこはプロだから、公明党を抱き込んでなんとか乗り切っちゃうんだろうか?でも公明党ってカネと政治の問題にイチバン敏感な党として世間にアピールしてたんじゃなかったっけ?それとも結局は今回もまた小沢クンが壊し屋の正体をついに顕し、民主党の分裂を速めて、念願の政界再編を達成するつもりなんだろうか?とにかく私にとっては疑問符が飛びまくる小沢クンの出馬表明によって、株価が少しでも上がったのは、ステルス小沢クンの謎めいたパワーに市場が期待してるということなんだろうか?
コメント(1)
鳩山さんて一度は国民の上に立って眺めてみたいだけの方なんですね。こんな時に小沢さん支持なら、3か月前に引退しないでおぼっちゃまの鈍感さを装い総理の座に居座ってくれたほうがよかったです。しなけれりゃいけない事が山積み、こんな時期に総裁選なんて無駄な事をやってる。所詮政治家って権力闘争が一番燃えるんですね。アホらし。
投稿者 お : 2010年08月26日 22:57
2010年08月28日
ジャガイモとキュウリのアチャーレ、ネパール餃子、ニガウリとキーマのカレー、鶏肉のカレー、ナン、
スラッシュの進藤さんと大山のネパールレストラン「マナカナマ」で食事。アチャーレはぴりっとした胡麻和えみたいなもの。料理はいずれも美味しくてリーズナブルでした。
整体治療の帰りに東京都健康長寿医療センターに入院中の進藤さんのお母様をお見舞いしたら、胃潰瘍はすっかり治癒したとのことで、顔色もよく、とてもお元気そうに見えたのは何よりだった。聞けば同病院は老人医療の最高峰だといわれていて、進藤さんが大山に引っ越したのも、いざとなればこの病院が頼りになると思われたからだそうである。実際のところ、医師も看護師も療法士も至れり尽くせりのケアで、高齢者にとっては本当に素晴らしい病院なのだとか。それだけに常時満床状態だからずっと居座り続けるわけにもいかないのが悩ましいところらしい。次に近くの老健施設に移りたくても、そちらはそちらで入所するのに何ヶ月待ちという話だから、「オリンピックをするほどの金があるなら、東京23区すべてにこの手の老人医療施設を造るべきよ」と進藤さんが言うのはもっともで、とにかく施設も人手も全く足りていない状態なのである。待機児童の問題と考え合わせても、政府や行政機関はこれまで一体何を考えてわけのわからん不要なハコモノをいっぱい造っちゃったんだろう!と腹立たしさを覚えるばかりだ。
ところでこんな立派な老人医療施設がなぜ大山にあるのかという疑問について、「あなたの小説にも出てくる人物と関係があるのよ。まあ見ていってよ」と病院の真っ暗な病敷地を案内されてお目にかかったのは渋沢栄一の巨大な銅像で、彼が院長をつとめた「東京養育院」が上野から何度か移転を重ねて同地に落ち着いたのだという。「なるほど、だからこんなに良心的な病院なんだって納得したわよ」とのことでした。
2010年08月28日
大阪いなり寿司各種、魚介と夏野菜のサラダ
乗馬の帰りに大宮駅ナカのフード・シアターでゲット。
軽井沢に行ってから早くも1週間!こちらも朝晩はさすがに涼しくなったとはいえ、やはり真昼時は避ける格好で今日も夕方に1鞍騎乗するのみ。初対面の牝馬で、どうやら♀によくあるヤバイ日だったらしく、なんだか妙にベタベタするかと思えば急に怒りだしたりする。後脚をガードするプロテクターを外そうと、お尻をちょっと押したら蹴られてしまい、こっちはすぐに飛び退いたので何ともなかったけれど、ズボンに蹄鉄の跡がくっきりついていて、こんなデカイ足でまともに蹴られたらOUTだよなあと思いつつも、お互い♀同士なので、そういうときにイライラする感じはなんとなくわかってあげられるのでした(笑)。
食後はNHK土曜ドラマ「チャンス」をしっかり見てしまう。原作は文藝春秋社の出版物で、前に内山さんにお会いしたとき、「こんど乗馬をテーマにした小説をうちから出して、NHKのドラマになるんですよ。よろしければ見本を差しあげますのでクラブの方に宣伝してください」と言われたドラマってコレねと思いながら見たら、な~んだ、乗馬じゃなくて競走馬の話じゃな~い!てな感じだったのだけれど、馬の映像がいっぱい出てくるのできっと毎週見るだろう。第一回の今夜は株のディーラーとして挫折した女性(藤原紀香)と、なかなか孕まない繁殖牝馬との出会いが描かれ、辣腕投資家に扮した亀治郎の怪演ぶりが面白かった。
2010年08月29日
五十六カレー、30品目サラダ
五十六カレーは幻冬舎のヒメから頂戴したもの。玉ねぎの甘みとスパイスのバランスがとても良くて、レトルトではイチバンお気に入りの味。サラダは大宮駅ナカのフード・シアターでゲット。サラダくらい作ってもよかったのだけれど、何せ野菜が高騰してるから、余らせて無駄にするくらいなら市販品を買ったほうがリーズナブルに思われたのだった。
乗馬は午前中に1鞍騎乗しただけだが、馬装するだけでも顔からどっと汗が噴き出て目にしみる猛暑日にもかかわらず、レッスンはキャンセル待ちでようやく潜り込めたくらい大勢がみえていた。熱中症の死亡がダントツに多い県なのに、クラブの会員さんは一体どんだけ体力があるんだ~(@_@)と呆れている私もホントに体力がつきました。もっとも馬のほうがかなりバテ気味で、今日騎乗した馬は馬房を出した段階からすでにゼイゼイしており、うなだれたま走って駈歩が全く出来ず、騎乗後に洗い場に連れていくとフラフラして巧く中に入れないほどグッタリしてる状態なので、すぐにホースで水をかけて体を冷ましてやっていたら、なんと早くも次に乗る人が現れちゃったのでした(-_-;)
明日の夜は国立演芸場の女流義太夫演奏会でお話をすることになっているので、私はグッタリしないうちに早々と引き揚げました。
2010年08月30日
よみがえる娘義太夫
国立演芸場の帰りに近所のホテルで講談社の堀さん、クルックの矢内さん、幻冬舎の木原さんと一緒に食事。
演芸場では「よみがえる娘義太夫」と銘打っての女流義太夫演奏会がPM6:30から開催されて、景事(舞踊曲)の「二人禿」演奏後に、私が高座で20分ほどおしゃべりした。新作「星と輝き花と咲き」をお読み戴いた方はある程度ご存じかと思うが、明治半ばから大正期にかけて異常なほどの盛り上がりをみせた娘義太夫の風俗を現代に蘇らせるという試みで、女流義太夫界の若手陣が髷を結い花簪を挿しての出演とあって、とても華やいだ雰囲気のなか、客席も超満員だったのはご同慶の至りである。話を終えたら私も客席で拝見するつもりで、話しながら場内を見渡して、空いてる席はないかと探したのだが、立ち見の方がいらっしゃるくらいだから、こらアカンと諦めた次第。大切りの「野崎村」は2代目駒之助師や4代目綾之助師らベテラン勢のオールスターによる掛け合いで、残念ながら楽屋のモニターで拝見するしかなかったのだけれど聴き応えは十分だった。それにしても「星と輝き花と咲き」の刊行直後にこうしたイベントがあったのは出版した側としても何よりで、幕間にはロビーで若手出演者の方が扮装のまま本の直販にご協力くださったのも有り難かった。楽屋ではそもそも今度のきっかけを作られた鶴澤寛也さんをはじめ出演者の皆さんほぼ全員とご挨拶したほかにも、早稲田の後輩である竹本越京さんや近松座時代にお世話になった竹本綾太夫師とお会いできたし、ロビーでも大学院時代に面識を得た原道生先生や鎌倉さんといった懐かしい方々とも再会できた。文春の内山さん、山口さんともお会いできたが、集英社の八代さんがおいでになっていると聞きながらロビーが込んでいて結局お会いできず、Pメディアの岡野夫妻ともあまり話ができなかったのは残念でした。写真は娘義太夫の扮装のまま本の直販にご協力いただいた竹本京之助さんと綾一さんとのスリーショットです。
コメント(3)
女流義太夫は何度か聴いた事があるものの、女義の会は初めてでしたが、当日券がない程の盛況ぶりで驚きました。隣に座った年配の男性は、普段はこの半分も来ないのに、今日はどうした事か、といぶかしげだったので、「私は松井さんのお話を聴きにですが」と答えましたが、若い演者さん達の登場で、身内や友人知人も多かったのでしょうか。初舞台という若い太夫さん、失礼ながら意外にしっかりした語り口で感心し、「野崎村」はオールスター出演で聴き応えがありましたし、華やかで見た目も楽しかったです。
実は、これほどたくさん、女流義太夫の演者がいるとは思いもよらず、受け取ったチラシで、演奏会も多く開かれていると知りました。お話なされた様に、地と役柄を語り分けながら、感情移入できるのが、他の邦楽とは違う面白さなのかな、と思いつつ、水野さんの「娘義太夫」も読んでみようと思った次第です。
投稿者 うさこの母 : 2010年08月31日 01:33
昨日はありがとうございました。
またのご縁のあることを願っております!
投稿者 鶴澤津賀寿 : 2010年08月31日 12:08
国立文楽劇場に文楽がかかっている時は必ず行っているのですが、まだ素浄瑠璃を聞いた事がありません。娘義太夫の事は祖父が一時夢中になっていたらしくよく話は聞きましたが、私は一度も聞いた事が無く、先ず10月に行われます咲太夫丈の素浄瑠璃の会に行こうと決心しました。関西でも娘義太夫は行われているのでしょうか?
投稿者 お : 2010年08月31日 23:04
2010年08月31日
揚げ豚と揚げ夏野菜のサラダ
QPのレシピを参考に作ってみた。今日は野菜の日(8.31)だそうだが、野菜高騰の折、レシピ通りに全部揃えるのは大変なので適当にカットした。豚肉は塩とカレー粉で下味し、薄力粉をまぶして揚げた。ズッキーニとカボチャは揚げて、トマトとレタスは生で使用。QP製のドレッシングは使わずに、ニンニクのすり下ろしとレモン汁、オリーブ油、醤油、黒胡椒を合わせた自家製ドレッシングをかけた。BSフジのプライムニュースで小沢氏と菅氏の代表戦出馬表明をじっくり聞きながら食事。
いや~それにしても昨晩から今日にかけてのドタバタ劇は一体なんなん???でしょう。鳩ぽっぽは例のお母様に「ウチがいっぱいお金を出して作った党なんだから、あなた、勝手に潰されたりしちゃダメよ」と発破をかけられたんだろうか?菅さんは奥さんから「ここでヘンな妥協したら、あなたの政治生命は終わりよ!」と脅されたんだろうか?なんであれ小沢氏の不出馬と引き換えに人事を調整するという選択をしたら民主党は完全に終わってたから、両氏がなんとか踏みとどまったのは当然であろう。とにかく私は小沢氏の出馬表明を耳を澄まして聞けども聞けども理解しづらかったのは、氏がまず主語をわざと省いて話すからであった。つまり「菅さんがこういった」といえば済むところを小沢氏はなぜか「菅さんが」を徹底的に省くのである。あげく菅さんが最終的にこう言ったから、自分としては出馬に踏み切らざるを得なかったと話さなくてはならないイチバン肝腎な点を全くぼかしてしまったことには、それを黙って聞いていた政治記者たちのアタマをボカボカ殴ってやりたいほど腹立たしい思いがした。東北人で口べたなんていうのは大ウソで、この人は肝腎のことをわざと言わない話術を心得ているのである。これまでずっとそこを突っ込んでこなかった政治記者たちが日本の政治を悪くした元凶だといってもいい。
ともあれステルス小沢が明るみに出て自らの理念に基づく政治をしたら、外国とも堂々と渡り合えて、日本がグローバルな競争で優位に立ち、国民の暮らしが今よりずっと豊かになって安定する、というふうには余り思えない私だが、何しろ一度も使っていないカードには妙な期待感が生じるのもやむなしとは思うのである。期待感の背景にあるのは政治家間での掌握力だろうけれど、そもそもカリスマ的な人物はそれが通用する人の間でしか理解されないことはオウムの例でも明らかなので、小沢氏のカリスマが果たしてどこまでの範囲に通用するものなのか、民主党員にはこの際とくと見定めてもらいたいものである。菅氏のほうはほとんどカリスマ性がない人物であることが、今回の一連の動きで素人目にもわかるのだった。
小沢氏と正反対に、楽屋裏がわかりやす過ぎるというのは菅氏の弱みでもあろう。不安感が前面にあらわれていた出馬表明を聞きながら、そのことを強く思ったのでした。
コメント(1)
この記事に拍手喝采!!!!
成程、主語がないからか~~ぐだぐだしていて・・
どうでもいいけど小沢さんの顔を毎日見るのにうんざりしていますし、後ろの取り巻きが滑稽です。
一年後この記事を再読したいものです!(^^)!
投稿者 五島 : 2010年09月01日 10:29