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2010年02月04日
鶏鍋、焼き鳥、雑炊、もやしとザーサイのナムル
スラッシュの進藤さんと近所の「炙」で食事。
夕方から事務所でNHKブックス「歌舞伎の中の日本」の初稿ゲラを突き合わせて疑問点の解消に努めたが、私がまたまたゲラを真っ赤にしてるので、「あなた一体何度書き直せば気が済むの!もうビョーキだよね~」と進藤さんは叫んだのであった。「とにかく小説でもなんでも、労力をかけ過ぎだよね。今どきゼンゼン採算が合わないじゃん」とのご意見にはナルホドで、「やっぱり今売れるとしたらきっと健康に関する本だよね。どこかの出版社がその手の執筆依頼をしてくれないかなあ。サンマーク出版とか頼んでくれたらゼッタイ引き受けるんだけどなあ」と私が相当ホンキモードで応じると、「ダメよ。健康本にはまたそれなりに何らかの肩書きが要るわけよ」と軽くいなされたのでした。とにかく手を抜くとか、適当に流すということができるのも一つの才能であって、私の場合、今どき出版物に対する責任感が強いからとかではなくて、調べ物をしたり、著者校をしたりすると、単に過剰に集中しちゃうタイプなので、結果、労力がペイに見合わなくなってしまうのだった。それに付き合わされてしまう編集者の方々もお気の毒だと毎度思うのだけれど、このビョーキばかりは老眼が進んだいまもって治らないのであります(^^ゞ
ところでついに朝青龍は引退に追い込まれてしまったが、マスコミは次なる「ヒール」のターゲットに誰を仕立てるのだろう?マスコミはまた別のギョーカイを荒らしていけばいいようなもんだが、このところずっと彼を「ヒール」仕立ててなんとか人気を保っていた相撲界は今後どうするんだろう?相撲界も、昔は単に格闘技の興行に過ぎなかったものを「国技」なぞといわば僭称した結果、自らの首を絞めるはめにもなっているわけだから、なんとも痛し痒しというより、今回の事件は相当に痛い話であることはまちがいない。
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