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2010年02月01日

えぼ鯛の干物、菜の花の辛子醤油和え、湯豆腐

先週の食べ過ぎが祟って食欲がイマイチなのでこのメニュー。NHKBSの「京都法然院いのちの森」を見ながら食事。去年の6月に聖護院八つ橋の鈴鹿社長にお招きを受けて「八つ橋忌」に同寺院を訪れた折、「うちにはモリアオガエルとかムササビがいるんで、NHKが今それを1年がかりで撮ったはりますねん」と、ご住職から伺ったのはこれか!と思いながら拝見した次第。お寺とはそれほど関係のない、ハイビジョン映像が素晴らしいネイチャー系の番組でした。
今日のTV各局は角界の話題に集中したが、相撲協会の理事長はともかく、理事なんて今まで誰がやってたか全く知らない人がほとんどだったのではないかと思うのだけれど、貴乃花ひとりの立候補でここまで盛り上がるのだから往年の人気はいまだ侮れないものがあるのだろうか。おまけに世間をかなり騒がしたあげく、大方の予想を覆して理事に選出されてしまうと、ひょっとしたら、これも斜陽化の進む大相撲の延命を図るべく、話題作りの一環としてマスコミも手を貸した出来レースだったのではあるまいか?とさえ思えてくるのだった。ともあれ今やどこの業界でも、ある程度の成功体験で自己充足しちゃってるかのような中高年世代は、この加速的に激変する世の中ではあまりにもノンキに見えて、深刻な将来不安を覚える若い人たちはイライラするんだろうなあ、というようなことを考えさせられた一件でした。


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コメント (1)


3月末発売の「歌舞伎の中の日本」、テキスト作成でも大変なご苦労だったのに、更に大幅にページを増やしての刊行、とても楽しみです。書店には本や雑誌があふれていても、最近は滅多に新本を買わなくなりましたが、これは即、買いに走ります。
娘義太夫を扱った書き下し小説も、早く読みたいです。以前、明治の邦楽についてラジオで語られた時も触れていらした記憶があり、当時、書生達が追っかけした、というのが印象的で、昨年末の「坂の上の雲」でも登場しましたね。今朝子さんの小説で読むと、場面がリアルに感じられて、義太夫は好きですし、男装の麗人が主人公となると、余計ワクワクします。
さて、「知る楽 極付歌舞伎謎解」再放送の後、昨日から中野京子さんの「怖い絵」が始まりました。私は中野さんのファンでもあり、ブログで放映を知って今朝子さんのテキスト作りと収録のご苦労を思い出しましたが、NHKからは今朝子さんの「知る楽」のビデオが送られて来て、見たそうです。
私の大ファンであるお2人共、早稲田出身で、多分同じ年代と思われ、知る楽テキストも非常に中身が濃く、番組とテキスト両方が今後も再見、再読したいもので、共通点が多いのがうれしく、ここに紹介させて頂きました。

投稿者 ウサコの母 : 2010年02月02日 21:55

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