トップページ > 韓国風おでん

2010年01月16日

韓国風おでん

QPで見た料理。カツオ昆布出汁を酒、味醂、醤油で調味して種を除いた赤唐辛子を加え、骨付き鶏肉と輪切りにした大根、ゆで卵をじっくり煮込んで薬味と酢醤油をつけて食べる。薬味は三つ葉と万能ネギを細かく刻んだもの、おろしニンニクと韓国の唐辛子粉を混ぜたもの、練り辛子。酢醤油で食すから日本のおでんとはまったく違った味わいだが、私は同じようこんにゃくとちくわぶも加えた。
 昼間原稿を書いていたらピンポンが鳴って、やっと気づいた時は廊下が水浸し状態で大あわて。洗濯機の排水ホースがいつの間にか外れて、水が下に漏れ、大家さんが注意しにこられたので平謝りである。全自動だからついうっかりしていて、本当にご迷惑をかけてしまった。ちょうど明治18年の大阪大洪水について書いていたところだったが、自分の不注意がとんだ洪水を引き起こしたかっこうだ。新作の書き出しはあらゆることを一度にどっと考えなくてはならないので、神経がそれに集中し過ぎて、いつもいろんなことが疎かになってしまうのは我ながら困ったものである。ところで洪水よりもっと大変な大地震に見舞われたハイチのニュースや、明日ちょうど15年目を迎える阪神淡路大震災の報道を見ても、地震は本当に恐ろしいし被災者はとてもお気の毒なのだけれど、当事者でない人間は、正直どうしても他人事に見てしまうところがあって、やはり自らに火の粉が降りかからないと本当の意味で真剣に考えようとしないのが愚かな人間という生き物なのであろうか。今回石川代議士の逮捕で永田町に走った激震も、政局面では甚大な影響が必至とはいえ、汚職疑惑そのものに関しては、またまた多くの政治家にとっては所詮他人事に過ぎないのかもしれない。それにしても田中角栄や金丸信を間近で見ていた小沢氏が、検察側の推測通り、ゼネコンがらみの危ない橋を渡ったのだとすれば、何故そんな無謀な真似をしたのかが全く理解できず、別に小沢氏の肩を持つわけではゼンゼンないが、それって本当なんだろうか?といささか疑わしい気もしてくるのだった。とにかく検察側は世論をバックにした正義感で動いているのは確かだろうし、正義感も「感情」には違いないので、ある種の危うさがあることは無視できない。とにかく双方感情的になっているようなこの問題がどう決着するかを見守った上で、双方に責任ある事情説明を願いたいものである。


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/1422

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。