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2010年01月08日

豚肉と白菜のうま煮

QPで見た料理。豚肉はおろし生姜、酒、塩、胡椒を揉み込んで片栗粉をまぶして炒めてからいったん取りだしておく。生姜の薄切り、もどした干し椎茸、白菜、スナップエンドウ(QPは絹さや)を炒めて干し椎茸の戻し汁を加え、酒、醤油、砂糖、塩、胡椒で味付けして煮込み、仕上げに水溶きカタクリでとろみをつけて香り付けのゴマ油を垂らす。ウズラ卵はカットした。
近所の商店街を通ると道の左右に人だかりがあって、見ればまたもや超安売り店が開店していて、マフラーが150円!というふうに100円台の商品がずら~っと並んでいた。もう一方の人だかりは降りたシャッターの前に食器がいっぱい置かれていて、こちらはタダ!で取り放題である。要は飲食店が店じまいで放りだしていったものだろう。なんだか寒々しい光景だった。
三茶はダンピングショップや100金も充実しているし、フリースペースの週替わり営業も沢山あって、モノを安く買えるという点ではとても有り難い町なのだけれど、その手の店の困ったところは、そこに行けば必ずそれがあるというわけではない点だろう。文房具屋さんや電気屋さんなら必ず置いてあったようなものが意外となかったりして、とにかく行ってみなければ何が置いてあるかわからないのは暇なときなら楽しくても忙しいと大変である。その手の店に品揃えの責任を求めるのは野暮な話だけれど、その手の店が従来型の店を蹴散らしてしまったので、こちらとしては頼らざるを得ないのが困ったところだ。それにしても、今どきはちゃんとした店でも品揃えの責任なんて持ちようがないのかもしれない。とにかく売れないモノを並べておいたら採算が合わないから、どんどん品揃えを変えるのがいずこも当たり前になっていて、そういう単に儲かればいい式の商法には本当の意味での売り手の「責任」なんてものは微塵も感じられないのである。どんな商売にもそれはいえて、その結果はあらゆる意味で貧しいモノが氾濫した実に寒々しい光景であるような気がしないでもないのだった。


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コメント (1)


あけましておめでとうございます。

さて、いろんなものが「安くてうれしい!!」と去年前半の私は思っておりました。でもだんだん、これって「不当に」安いのでは?と思うように……。人件費、輸送費、お店の光熱費はもちろんのこと、材料費も出ないのでは、という価格の連発が、めぐりめぐって、喜んで買っている人のクビをしめているとしか感じられない今年の私です。

投稿者 じんじん : 2010年01月09日 15:24

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