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2009年12月29日

ポルチーニとチーズのラビオリ、魚介のソーセージと平目のムニエル、白子とタラのグラタン、大根ソテーほか

28日の夜は三軒茶屋の「チェントルーチ」で文春の山口さん、内山さんと年内最後の会食。ここはこぢんまりしているがイタメシの名店で、根菜をフライやソテーにしたサラダとズイキのスープなどはとても美味しかった。全体にやさしい味わいの料理が多くて女性向きかもしれない。
山口さんはジャストフォーティーのシングルマザーで、最近小学校5年生のお嬢さんから「ねえ、ママ、天皇ってなぜ偉い人なの?」と質問されてとても苦労したそうである。お嬢さんは、愛子サマがたとえば運動会で速く走ってそれが妙に話題になったり、即位20周年でエグザイルがサングラスをはずして歌ったりするのを見て、「それってなぜ?」という疑問がふつふつと湧いてこられたらしく、訊かれたママは、ウーンと頭を抱え込んだあげく「天皇は日本にとって必要だという人もいるし、なくしたほうがいいという人もあって、色んな考え方の人がいるけど、それってたぶん日本で考えなくちゃならない最大の難問だから、おとなになるまでずっと考えて自分で答えを見つけなさい」と答えられたそうである。自分の場合、子どもの頃はその手の素朴な疑問って、どんな風に解消してたんだろう?と考えて、私自身は子どものころ、京都にいながら別に天皇が必要とも、いないほうがいいとも、何も考えなかったことに気がついて、それは一体なぜだったのだろうと逆に疑問になり、私たちの子どもの頃はその問題が最も薄れていた時代なのかもしれないと思われたのであった。今その質問を子どもから受けて、子どもにわかりやすいように説明できる人がいるのだろうかとも思われて、現天皇が象徴天皇の意味を考え続けておられるということは恐らくそうした疑問に対する回答を導きだすのがご自分でも難しいのだろうと拝察し、なんとなくお気の毒な一族だなあというのが
私の素朴な印象であります。
山口さんの話でもう一つ面白かったのは、彼女が小林真耶・真央姉妹のウオッチャーであったことで、私は別になんの興味も持たなかった小林真央のことについて、あまりにも詳しいのにビックリした(@_@)小林姉妹は山口さんにとって何かカンにさわるところがあるらしく、「だってなんかウソみたいに 出来すぎた一家なんですよ~、人間あんな風に一生やってけるものかと思って~」と熱心に語られるので、それはもう一種の愛情の裏返しだよねと思われたのであります。


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コメント (1)


白子とタラのグラタン
美味しそうです

投稿者 ryuji_s1 : 2009年12月31日 13:29

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