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2009年12月27日
自家製コンビーフ、カリフラワーのチーズ焼き、鰺とルッコラのサラダ、蒸し野菜、焼きカレー、玉ねぎのクリームパスタほか
画家のミヤケマイさんと三茶のピエトラ・オルトで食事。
1年3ヶ月フランスの国立芸大に留学して帰国したばかりのマイさんからは向こうの国情をいろいろと伺えて非常に面白かった。「フランスの官僚は優秀ですよ。今や英語はもちろん北京語ペラペラで漢文の書ける人が一杯いるんですよ~これからの世界はもう中国を抜きには考えられないから、彼らと渡り合えるだけの準備をちゃんとしてるんですよ。日本の官僚でそんな人がどれだけいるんだろう」と聞けばホント心配になってしまいます(-_-;)「ロシアの勢いもスゴイですよ。ヨーロッパの国がみんな経済的に破綻しちゃってるのに、あそこは大丈夫だったから、ロシア人がパリにどっと押しかけて、豪勢に買い物や食事してるのも見ちゃった。で、日本に帰ってきたら銀座あたり中国の人がいっぱいだし」 なるほど、それはそうです。
「日本だと彼女フツーだよねと言ったら、まあそんなに悪口には聞こえないじゃないですが。ところがフランス人はそんなことを言われたら最大の侮辱だと受け取るみたいなんですよね。意地悪だとか性格悪いとか言われてもゼンゼン平気だけど、フツーだと言われるのだけは絶対プライドが許さない感じなんですよ」という話も、だからこそアートの国なんだろうと納得できる。ともあれマイさんはフランス語をほとんどしゃべれないまま向こうに行って、先生たちに、マイは本当に日本人なのか?と呆れられたそうである。「日本人はみんなしっかりフランス語をマスターしてから留学するらしいんですよね」と、笑って仰言る度胸は確かに日本人離れしてるかもしれない(笑)。大学時代は馬術部に所属して「モモンガと呼ばれてたんですよ」の理由は、障害の前で馬がぴたっと止まると、カラダがポーンと前に飛ばされて、バンザイ姿勢で飛んでる様子がまるでモモンガみたいに見えたからだとか。何度飛ばされても別にちっとも怖くならなかったそうで、とにかく度胸のある女性なのである。色んな話が面白くて、あっという間に日付が変わってしまいました。
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