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2009年12月25日

和のクリスマス

 新潮社の小林姐さん、クスノセ氏、田中ノリオ氏、スラッシュの進藤さんと会食。「今年は和のクリスマス」にしますという姐さんのきっぱりした判断で選ばれたのはミシュランで2つ星を獲得した神宮前の「赤寶亭」で、ここの主人は八日市の名料亭「招福楼」の出身とか。なるほどそれならと思わせる実にオーソドックス
な日本料理で、八寸も今はもっと早めに出てくる店が多いけど、そうそう本当はこのタイミングで出すんだよね、なんて妙に昔を懐かしく想いだしてしまった。ケレン味が全くない分インパクトは薄いが、嫌みがなくほっとさせられる正調の会席料理店である。
今年は「1Q84」の大当たりで金一封まで出たらしい新潮社だが、出版界全体の今後の状況は予断を許さず、キンドルに代表される電子ブックリーダーの普及によって、出版界はもとより知的文化のありようそのものがいかなる変化を遂げるのだろうか?なんてマジな話もしたのだけれど、今日出た中で面白かったのは、小林姐さんがかつては肥満児だった!という話である(笑)。ええっ!と驚くほど今はスリムでスタイリッシュな姐さんも、その昔はポテシューを食べながら本を読むだけが生き甲斐というネクラな少女で、外に出ないから太るし、そうなるとますます出たくなくなる悪循環に陥っていたそうである。会社に入って仕事がハードで十二指腸を患った結果、現在のスリムな肉体を手に入れてバンバンザイだったのだとか。何事も人に歴史ありで、聞いてみないとわからないもんであります。


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コメント (1)


南座で仁左衛門さんの助六を観て来ました。観劇の合間、松嶋屋がらみで北野の天神さまに行こうと思ったものの、<丑は去り、寅来たる>と気づき、虎の襖絵を観に南禅寺へ。三門にも上り、「絶景かな」気分も味わえました。お芝居に先立って「川上」さんの前を(いつか、ここで食べてみたいなあ……)と通りました。京大阪へは大抵、観劇目的で、合間に駆け足観光というパターンなので、連れとゆったり京都を歩く旅もしたいのですが、いつになるか。
「レオくん」楽しかったので、グッズ、欲しかったです。残念でした。
今日、地元商店街で、向こうから来る女性が胸に抱えたモノをなでていて、よく見たら、全長30センチくらいの亀でした。猫や犬なら温かいですが、亀ならヒンヤリしてるのでは、と思うのですが。

投稿者 ウサコの母 : 2009年12月26日 21:47

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