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2009年12月15日
生ガキのジュレ、トリッパーのトマト煮、茸ラグーソースのパスタ、生ウニのパスタ、牛肉の炭火焼き
北青山の「リストランテ・ホンダ」で幻冬舎のヒメ、スラッシュの進藤さんと会食。アミューズの生ハムとイチジクやサーモンと里芋のテリーヌに始まって、プチフールの洋梨のゼリーに至るまで、どの料理も美味しく頂戴したが、中でも生ガキをコンソメのジュレで包んでカリフラワーのソースをかけた前菜は絶品でした(^_^)/
和の新鮮食材を積極的に用いて優しい深みのある味わいを追究した料理が多く、盛りつけも凝っている。写真は牛骨に詰め込んだトリッパーの煮込みと、生パスタの食感がよかった生ウニのパスタ。
こぢんまりした店ながら、この不況下で満席になるのは納得の、久々に当たりのイタメシ発見!と歓んだのだけれど、私たちの真後ろのテーブルから、新聞連載がどうしたこうしたという会話が聞こえてまず耳ダンボになってしまい、ちらっと見たヒメから「松井さんのうしろ、Sさんですよ」と耳打ちされて翻訳やエッセイで有名な先生とわかり、ほかのテーブルを見まわしても皆さん編集者?広告関係?カメラマン?てな感じの人たちばかりで、いわゆるギョーカイ人率が非常に高い店であることが判明した。なので、とにかくこちらがちょっとでも黙っていると、まるで聞き耳を立ててるみたいに他の席の話がどんどん耳に飛び込んでくるから、食事しながらも会話が途切れないよう気を遣っておしゃべりを続けたのでした(笑)。「でも丸かぶりじゃなくて、業界がビミョーに違ってたからまだよかったですね」と帰りにヒメにいわれて、「ホントもしそれだったら何も話せないもんね」てなことだが、昔から飲み屋にしろ、料理屋にしろふしぎにギョーカイ人の集まりやすい店というのがあって、それって直に教え合ってるわけでもないのにそうなるのは、情報の流れがどこかしらで重なってゆくせいだろう。要するに、まあ、いつもながらに世間は狭いというしかないのだが、今日は進藤さんのお兄さんの旧友の担当編集者がヒメだったことまで判明して、その件でも大いに盛り上がったのでした。
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コメント (1)
生ガキのジュレ
トリッパーのトマト煮
茸ラグーソースのパスタ
生ウニのパスタ
牛肉の炭火焼き
素晴らしいお料理 みごとです
美味しそう
投稿者 ryuji_s1 : 2009年12月19日 10:57