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2009年12月09日
ブリのみぞれあん
昨日のQPで見た料理。ブリは塩してしばらく置いてから棒状に切って、粉をまぶしてフライパンで火を通す。多めの油で揚げ炒めにするのがポイント。濃いめの出汁に塩、醤油、みりんで味付けし、カブのすり下ろしを加えて火が通ったら片栗粉でとろみをつける。大根でなくカブを使うのがポイントで、これは甘みがあって美味しいからオススメしたい。仕上げに茹でたカブの葉と生姜のすり下ろしをトッピング。
年末は夜の外出も多くなるので、家にいる日は洗剤とか化粧品とか電池とか新年用のパジャマとか何かと日用品の買い足しをしているが、日ごろからレジではじき出された金額と、こちらがつけていたおおよその目安がほとんどくるわないから、こう見えて私はわりあい金銭感覚があるほうなのだと自信を持っているのだけれど、今日はどの店でも見当をつけていた金額よりも安くで買い物が済ませられてちょっと驚いてしまい、うれしかった反面、本当にデフレなんだ……と痛感した次第である(-_-);デフレの根本要因は第一に供給が需要を上回っていることに求められるのだろうが、とにかくうちの近所は店がなんでもかんでも多すぎて、今や住民がどんなにガンバッテも需要が追いつかない感じである。ことに飲食店と美容院、ドラッグストアの多さは尋常でなく、ひっきりなしに開店しては潰れてしまい、その回転率の慌ただしさを見ているとなんだか空恐ろしくなってしまうのだった。今どき店をやるのは大変なはずなのに、どんどん増えていくばかりなのは、一方で従来の基幹産業的分野に人手が要らなくなっていることの反映だろうか。とにかく需要を高める工夫もさることながら、供給過剰の根本原因にメスを入れないと、デフレの解消は難しいように思えるのが三軒茶屋という町に住む素人の見解であります。
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