トップページ > 自家製コンビーフ、鶏肉と白菜のミルフィーユ、蒸し野菜、焼きカレーほか

2009年11月27日

自家製コンビーフ、鶏肉と白菜のミルフィーユ、蒸し野菜、焼きカレーほか

三茶の「ピエトラオルト」で元マガジンハウス社の中田さん、スラッシュの守部さん、進藤さんと会食。
今日は午後から事務所でNHK出版の加納さん、黒島さんとお会いして、来年刊行を予定しているNHKブックス「歌舞伎のなかの日本」(仮題)の語りおろしをした。原稿を書くのも大変だが、長時間にわたると語りおろしも結構大変で、ことに今回は歌舞伎舞踊をテーマにしているために、その魅力や見方を知らない人に伝えることの難しさを痛感しながら取り組んだものである。
その後元マガハの中田さんが久々に訪れてくださったので、有王をしっかりお見せして(笑)、食事しながら歓談し、最近の子育てにおける諸問題をお聞かせ願った。やはり子供たちの内向き傾向は非常に強まっていて、「知」の対象領域が狭まる一方であるのに対し、各種の講座には向学心の強い中高年の方々がどっと押しかけていて、「宇宙工学の講座でも、白髪のご婦人がとても鋭い質問をなさったりするからビックリしちゃいますよ」とのこと。つまり生まれたときからモノも情報も溢れ過ぎちゃって飢餓感が全くない状態で育ってしまった子供たちには、物欲にしろ知的欲求にしろ、欲望を喚起させること自体がなかなか難しい
のであろうと思われる。中田さんご自身は行動生態学の長谷川真理子先生の講座にすっかりハマられたそうで、「聞きしにまさるスゴイ方ですよね」と感嘆しきりでした。で、今日の初耳でビックリしたのは、彼女が学生時代に「インカ帝国」という劇団を手伝って、渡辺弘氏と知り合いだったということで、またまた「渡る世間は狭い」シリーズである。私が渡辺氏と初めてお会いしたのは情報誌「シティロード」の演劇担当記者だったころで、その後セゾン劇場やシアターコクーンの演劇制作をされて、現在は彩の国さいたま劇場にいらっしゃるのであるが、中田さんがご存じのころは「インカ帝国」の役者で「かっぽう着きて、ほうきで掃除しる、レレレのおじさんみたいな役で、それがけっこうイイ味だったんですよ」との話がバカウケでした(笑)。


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/1373

コメント (1)


おっ!「インカ帝国」懐かしいです。友人が役者をやっていたので、池袋によく観に行きました。77〜80年頃です。

投稿者 okano : 2009年11月28日 13:45

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。