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2009年11月19日

豚肉と白菜の鍋

急に寒くなったので、このメニュー。いよいよ鍋シーズン到来!
 当初モラトリアムを実施すべきだ!という亀井金融相のカゲキな発言で大騒ぎになった政策が、「中小企業金融円滑化法案」という、かなり常識的なセンでまとめられたマイルド法案として、自公抜きの強行採決とはいえ意外とあっさり成立しそうな雰囲気だが、モノツクリ日本を守ろうとする政策も、ツクルモノが今後の需要に見合って確実な将来性があればこそ活きてくるはずである。で、クルマにしろ、家電にしろ、その他もろもろの工業製品がとにかくめまぐるしいマイナーチェンジとバージョンアップを余儀なくされる現代において、中小零細企業の多くが本当にモノツクリとしての将来性を確保するのは物凄く大変だろうということくらい、素人でも容易に想像がつくのだった。おまけにこれには社会全体の高齢化も深刻な影を投げかけている。返済猶予は前途が明るいという見通しがあってこそ救いにもなるのだけれど、日本経済の数年後は果たして本当に明るいのかどうか。仮に二番ゾコが来たとしても、数年後は確実に明るい!と誰かが断言してほしいものであります。


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