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2008年09月01日
燻製の盛り合わせ、おこわカレーほか
スラッシュの守部さんと近所の燻製屋「ヌーベ」で食事。
ああ、やっぱり帰ってくるのが早かったかと悔やまれた今日の昼間は原稿を書いている最中に頭がくらっとして30分ほど昼寝をしてしまう始末。軽井沢から送った荷物も届き、それらを整理して、怪しい雲行き眺めながら洗濯をしようかどうしようか迷ったのは昨日のような突然のゲリラ豪雨を恐れたためである。昨日は帰ってきた直後に沛然と降り出して、予定されていた町内の阿波踊り大会が中止になった。幸い今日はなんとか保ってくれて、晩ご飯を食べたあとスラッシュの事務所でコーヒーを飲んでいたら、京都の妹からケータイメールで福田総理辞任の意向!の報せが突然入り、慌ててPCのTVを見たらすぐに記者会見が始まって唖然とする。まさにゲリラ辞任というべきか。わずかひと月前に内閣改造を終えて、支持率がそれなりに上がったというのに、この段階でなぜ辞任???今日は小沢が民主党代表選に出馬表明をしたから、自民党もその向こうを張って総裁選に注目を集めることで民主を潰そうとする戦略なのか?それにしたって次期総裁はあのアホーならぬアソーなんだろうけど、「ああ、最悪!アソーだけは勘弁してほしいわ〜!でも今のバカな若い子にヘンに人気があるのよね、あの男」と渋面の守部さん。「小泉、安倍、麻生の中ではヘンなことをしないだけ福田が一番マシだったのかも。これ以上ハシャギ過ぎのおっちょこちょい男に出てこられた日には、ニッポンの沈没を早めるだけでしょ」と冷ややかな私。進藤さんからも電話がかかってきて「とにかくダメでもいいから、小沢にやらせてみようよ。なんとか一度自民党離れしないと、日本はむちゃむちゃされて終わっちゃうよ〜」なんて、珍しく3人そろって憂国の情を述べ合ったのであります。
2008年09月02日
鰻とトマトの卵炒め
昨日見た久々のQP料理である。要はウナ玉に湯むきして刻んだトマトを加えただけだが、さっぱりした味わいになる。市販の蒲焼きに酒を振り、ラップして電子レンジにかけ、それにトマトを併せて温めてから卵に入れて、強火でさっと炒める。タレと万能ネギと山椒を振りかけて仕上げる。
こちらに帰ってきたら、蒸し暑さや煩雑な用事のために、仕事の能率がガクンと落ちてすっかり自信をなくしてしまい、ここは福田総理に倣って、現在進行中の連載も、今後予定している連載も、他の人気作家がお書きになったほうがきっといい小説になるはずですし、その点は自分自信をちゃんと客観的に見ることができた上での判断なので、私は降板させてもらいます!な〜んて出版各社に言っちゃおうかなあと思っていたら、夕方に近所の大島さんから電話があって「私はもう死ぬ寸前ですよ〜」という疲れ切った声を聞かされた。今秋に予定されている桂小米朝の米團次襲名の準備で文字通り忙殺されているのである。軽井沢土産を届けに行ったら、家中に襲名の配り物が積んであり、わずかの間にTV局やらプロダクションからひっきりなしに電話がかかってくる。それでも久々に会ったのでお互い積もる話を披露し合って、月亭可朝逮捕の真相なども聞いてしまったのだった。
「でもホントびっくりしたわよねえ〜。オバマ候補はまだ大統領になってないわけでしょ。立候補して演説してるだけの間で、日本は首相がふたりも変わっちゃったっていうんだから凄いわよ。向こうできっと笑いもんだわよね〜」と、忙しすぎる大島さんも福田辞任にはさすがに負けた(・_・);という感じでした。
2008年09月03日
牛肉のカルパッチョ、ズキーニと小エビのピッツァほか
翻訳家の松岡和子さんと三茶の「イル・ピッツァ・イオーロ」で食事。
10月刊行予定の『今朝子の晩ご飯』ブログ文庫本第2弾では松岡さんに解説をお願いしており、本文よりグレードの高いその原稿を拝読して感謝に堪えず、お礼のメールを差しあげて、軽井沢の土産話を披露すべく急きょ今宵の会食と相成った。
まずは松岡さんに「帰ってこないほうがよかったって思ってない?」と訊かれて大きく肯いた私である。今日はもう残暑なんてもんじゃなく、何だかひと月前にタイムスリップして、さあ、私はこれから軽井沢に行かなくちゃ!てな気持ちになる、夏本番といった感じの東京でした。
松岡さんは内野聖陽や寺島しのぶが出演するシアタークリエの公演ノエル・カワード作「私生活」の稽古の帰りで、これからさらに「から騒ぎ」の稽古が加わるという大忙しなのに、私が軽井沢での外乗体験を話したら、「ああ、馬に乗りたい〜、もう稽古休んじゃおうかな〜」と穏やかでない発言(笑)も飛びだすほどに乗馬がお好きなのであるが、今宵は騎乗を快適にする色んな秘訣を教わったのが大収穫であった。もっとも馬の話ばかりではなくて、シェイクスピアが如何に役者が憶えやすいように工夫してセリフを書いていたかがよくわかるという、翻訳プロパーの卓見を聞かせてもらえたのも嬉しかったし、「フクダが辞めたニュースで、あたし松井さんに電話しようかと思っちゃった」という話から、「アソーだけは嫌よね〜。まだフクダが一番マシだったかもねえ」という意見で一致したり、最近思い立って藤沢周平を全部読んじゃった!という松岡さんから意外な時代小説論をお聞かせ願えたり、私が芝居をやめて小説を書き出したヘンな動機をお聞かせしたりと、お互い本音トークを存分に楽しみながらの快食でした。
2008年09月05日
焼き松茸、蒸しアワビと焼きなすのお椀、古代米蒸しの海鼠腸かけ、かますの幽庵焼き、鯛茶漬け
軽井沢ではほぼ毎日自炊してたくせに、自宅に戻ったらやたらと外食してるのもヘンな話だけれど、今宵はロス在住のモリが帰国前に会おうということで、恒例になった銀座「あさみ」での会食である。
やはり一番の話題は米大統領選で、こちらでTVの映像を見ていると、民主党にしろ共和党にしろ、党大会に出ている人びとがまるで宗教の人か、コンサートの客か、いずれにしてもアホの集団に見えるという話をしたら、「別にあの人たちはバカじゃないけど、あれだけ盛り上がっちゃうのよ」とのことで、庶民の政治に対する関心が日本とはまるで違うのだそうである。ほとんどの人が若い頃から民主党支持か共和党支持かにハッキリと分かれ、高校のギャルたちの会話でも、カレシがもし自分の支持政党と違っていたらどうする?というようなテーマが真剣に語られるのだという。で、どんな人がどっちの支持者かということも感じで大体わかるそうで、日本は共和党政権になったほうが断然有利になるのがわかっていても、モリ自身は「そりゃやっぱり民主党よねえ〜」ということらしい。民主党のほうがリベラルで平和的で庶民にやさしい政治というイメージが私にもあるといったら、大体それで合っているらしく、それなのになぜ日本は共和党政権のほうが有利なのかといえば、やっぱり自民党とつるんでるからだろうという話になった。日本もホントマジにさっさと劣化した自民党に縁切りする覚悟をしたほうがよいのではないか。緊急の課題としては、オバマはサブプライム問題に公的資金を投入して景気回復を図るという公約しているそうで、一方のマケインは恐らくサブプライムは無視して軍事優先で行くそうだから、この際是非ともオバマに勝って欲しいものだと他人事ながら私も思ってしまう。ただやはり黒人に対するハードルが高いという印象は否めず、まだオバマ有利とはいえ予断は許さない状況だとか。それにしても色んなウラはあるにせよ、一国の首長を選挙で選出するという建前はまだちゃんと生きていて、そこに人民が情熱を注げるアメリカに比べると、世襲議員が50%以上という党の代表が自動的に首相なっちゃう日本の国は民主政治からほど遠いところにあることを改めて感じた一夜でありました。
2008年09月05日
五十六カレー、レタスとトマトのサラダほか
軽井沢から東京に帰ってきたとたん急にに夜の外出が増えた私だが、今宵は『赤めだか』で講談社エッセイスト賞を受賞された立川談春さんの2次会パーティに招かれて、晩ご飯を家で済ませた後に米朝事務所の大島さんと一緒に伺うことにした。今日の大島さんは朝から小米朝さんと一緒に米團治襲名の挨拶回りをしていて、私は自宅からそのクルマに図々しく同乗させてもらって小米朝さんを東京駅までお見送りをして、そのあと日比谷の国際ビル地下にある会場に向かう。で、どんな人が招かれているのかも全く知らないまま、「円朝の女」の単行本を担当する文春の内山さんを談春さんに紹介すべく誘ったのだが、そんなに広くもない会場に一歩足を踏み入れてびっくり!講談社の森山さん、新潮社の青木さん、朝日新聞の佐久間さん、エッセイストの酒井順子さんといった、なんだかやたら知ってる顔が多いので、いつもながらに世間は狭いなあと思っていたら、酒井順子さんが非常に親しくしている京都の女性が大島さんの幼なじみだった!という話も出て、世界はやっぱり300人くらいで構成されてるに違いないのである(笑)。袖振り合うも他生の縁ならば、談春さんとは相当にご縁があるというところだろうか。
ともあれ『赤めだか』は本当に面白いエッセイで、リズム感のある文体といい、書き手のスタンスの良さといい、プロはだしどころか一流の物書きとして天分に恵まれている筆者に脱帽するしかない名著である。まだお読みになっていない方には是非ともオススメしたい。
2008年09月06日
茄子の鶏味噌かけ
QPでは米茄子を使ったが、私はフツーの茄子にした。鶏肉は粗みじんにして塩、胡椒、片栗粉をまぶしてシメジと炒め合わせる。赤味噌にたっぷり砂糖を混ぜ込んで、酒でのばしてじっくり煮詰め、そこに炒めた鶏肉とシメジを混ぜ入れたものをタレにする。茄子は切れ目を入れて少量の油と酒で蒸し炒めする。鶏は挽肉を使うより塊を粗みじんにしたほうがオイシイ。
ところで自民党の総裁選には立候補者に供託金というものを課さないのだろうか?そもそも大本命が麻生というレベルはどうかしてるが、対抗の小池とか石原とかも見るからに浅はかそうな人物だし、政治家には珍しく増税を公約する与謝野の出馬はまだしも、自衛隊イノチの石破や、ちょっと信じられないくらTVでおバカぶりを披露してくれるあの山本一太までが立候補するというんだから、もう赤尾敏も東郷健も秋山祐徳太子も出ちゃったらどうなんでしょうか(皆さん憶えてらっしゃいますか〜(~_~)
なんだか語るに足りずという感じになってきて、それでもマスコミが取りあげるから自民に投票する人が多かったりするんだったら、そんな国はもうさっさと滅んじゃったほうが地球のためであろう。
それにしても最近自分がだんだん人事に興味を喪ってきたのは、政界は酷すぎるにしても、各界に魅力的な人物が減って、それぞれが小粒っこになっているせいかもしれない。人事よりもはるかに馬事に心惹かれる今日この頃で、ちょうど一週間前は北軽のクラブで2鞍騎乗して、翌日も1鞍くらい乗りたかったのが引っ越しの荷造りに追われてそうもならず、こちらのクラブに明日の予約を入れてやっと気持ちが落ち着いたのであった。北軽のメレーズやプリンやあずみも可愛かったけれど、明日は気の弱いデカ牡馬のフルカードに会えると思ったらこの蒸し暑さにもなんとか耐えられそうな気がします。馬のほうは大変だろうけど(笑)。
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昨夜はNHK総合TVで午後8時から、今回小米朝さんが米団治を襲名なさるという事で特集番組があり、米朝師匠のインタビューと米朝一門(と言っても、皆さんお忙しいので一部の方)の色々なお話しが聞けて愉しかったですが、弟子を早くに亡くす辛さを米朝師匠が語られました時には長生きのシンドサをシミジミ思いました。
今回の首相選立候補者の中に「此人になって欲しい」方も「此人にやらせたい」と思う人は一人も居らず、さりとて、野党を含めて今の政治家全般見渡しても、「この人間なら少しは日本もましにできる」と思える政治家も一人も居らず。まあ、国滅びても山河も人も残ればなんとか生きて行けるんではないか?と思える、叉個々にその覚悟をしておかなければ!!とも思える昨今でございます。
投稿者 お : 2008年09月06日 22:57
ある意味、自民党の総裁選挙の騒ぎは、マスコミに注目させて、自民党に関心持たせた勢いで総選挙に突入...少しでも議席を確保したいとの見方もありますね(-_-;)だいたい、政党なら同じ政治信念を持った方々の集まりである事が最低の基本だと思うのですが...、最近の政党は自分の議席を確保することが目的で集まっているだけで、本気で国民の生活や国の将来を考えている政党は...どうなんだ?と首を傾げたくなります。民主党も似たり寄ったりでは...、今度の選挙は政治の中身そのものを変える視点で考えたらどうなんでしょう。亡くなった父が地方議員をやっていたころ「昔は主張は逆でも真面目に政治を考えて、勉強もし、きちんと議論できるのはやっぱり自民党の議員だったのに、最近の議員は自分の政治信念すらない」と言っていたのを思い出します。 ところで、素朴な疑問ですが、亀さん達を軽井沢から連れて来るのには犬や猫のようにやはりゲージに入れてなのでしょうか?どうやって移動してるのかが気になりまして...新幹線は特別料金が必要??などなど...何かの機会に教えてください
投稿者 ちい : 2008年09月07日 01:53
>亀さん達を軽井沢から連れて来るのには犬や猫のようにやはりゲージに入れてなのでしょうか?
そこまで大きな亀ではないので、一匹ずつ靴の箱に入れてやり、二つの箱をさらに袋でまとめて運びました。箱には亀が動かないよう新聞紙を丸めて詰めます。要は土の中に埋めた状態にすると自動的に寝てしまうから、車中では全く物音を立てないので料金は払わずに済みました(笑)
投稿者 今朝子 : 2008年09月07日 07:40
2008年09月07日
ホルモン焼き
乗馬の帰りに曳舟の「サカイ食堂」で熊谷夫妻と食事。写真は美味しかった「てっちゃん」(豚の大腸)、ほかにコラーゲンの塊のような牛のアキレス腱や豚の脾臓の食感が面白かった。
乗馬はやっぱり度胸だというのを痛感したのが今日のレッスン。まず1鞍目は全馬せっかく順調に速歩まで行って、さあ、駈歩というところで突然の突風と雷と豪雨で結局レッスン中止になったが、北軽のクラブで落雷しまくる中を乗っていた私が動じないと、超ビビリだと思われていたデカ牡馬のフルカードも落ち着いてちっともバタバタしなかった。馬はやはり乗り手の心理を凄く反映するらしい。2鞍目は鐙を長くし過ぎて途中で脱げて制御がきかず、躰が傾いたまましばらく駈歩を続けてインストラクターに心配されたものの、こちらはそう慌てなかったから落ちずに済んだ。これは結構ハードな外乗をこなした賜物だろう。ただしそんなわけでちょっと食い足りないレッスンだったのは確かで、部班レッスンだとマンツーマンほどスピードアップもできないのが残念。北軽のクラブでの一人乗りで度胸もついたし、脚の位置もよくなったのか馬がよく動いてくれたし、体力も相当アップしたようで、今日の蒸し暑さだと2、3周もすればぜいぜいいったところが全く息があがらなかった。ともあれフルカードは人なつっこく甘えて相変わらず可愛らしい馬でした(^ ^)/
クラブハウスではMさんご夫妻はもちろんやバリキャリのOさんとも久々に再会できたし、オペラ歌手のSさんとも送迎バスですれ違って「今日はもう帰るの?」と訊いたら「今日はお姉の結婚式なのよ。それでも朝からこっちに来ちゃったんだからどうかしてるでしょ」と笑いながら披露宴に向かわれたのだった。
曳舟でお会いした熊谷夫妻にも軽井沢の乗馬経験をたっぷりとお聞かせして、紅葉のシーズンに外乗に行きたいねえ〜なんて話を、これはMさんにもしたのだけれど、
さて肝腎の自分が今シーズンにその時間が取れるかどうかというと、う〜ん(-.-);なのでした。
2008年09月08日
串カツ
今日の夕方はスラッシュの事務所で読売新聞朝刊の「お品書き」というコーナーでこだわりのある食べ物についての取材を受け、ビフカツの話をしたら、なんだか急にカツが食べたくなって、進藤さんと一緒に三茶の老舗トンカツ屋「しおじま」で食事。 食事後にお茶して私たちはこの間いろいろと入ってきている仕事の相談をしたり、スケジュール調整をしたりしていたのだが、「要は人材がないんだよ!」と店内に響き渡るような大声が耳に飛び込んで、思わず聞いてしまうと案のじょう初老の男性が政治に文句を言ってるのであった。昨日の乗馬クラブでもその手の話が出たし、妹は北海道で合宿中の高2の息子からも「日本は一体どうなるんだろう?」というメールが来たと言ってたし、今や日本人は老いも若きも自国の政治の劣化に呆れ返っているようだ。私もたまたま昨日の「サンデープロジェクト」を見て、日本の政界の人材難を痛感させられた口である。素人でもわかるような目先の論議に終始して、自らの理念を表現するリテラシーの欠如が目に余るのである。こうなるともう日本語そのものが民主政治には不向きな言語なのかと思えるほどだが、もともと理念なんか全然なくて国会議員という職業にしがみついてる人が、進藤さん曰く「ここで立候補して名前を売っとけば、あと2期ぐらいは選挙で勝てるという程度の判断なんじゃないの」かもしれない。まあ、それにしても田原聡一郎ごときから「小池さんは美人だからじゃなくて、政策で勝負するんですよね」と突っ込まれて「は、はい。もちろんです……美人でもありませんけど」としか応じられなかった小池百合子は実にだらしがなかった。日本初の女性総理を目指すというなら「あなたその言い方明らかにセクハラでしょ!すぐに謝罪しないと、提訴して降板させますよ」と即座に恫喝するくらいの肝っ玉が欲しいものであります。
コメント(2)
サンデープロジェクト、できるだけ見るようにしていますが、昨日の小池百合子さん、本当にだらしなかったですねえ。美人で勝負をかけれる程の美形では無い事は確かですが。あきらかにセクハラされてるのに、ドギマギして「美人ではありませんけど」って、見ればわかる事に念を押しておられました。
確かにあそこに出演されていた(パネル出演も含めて)皆さん、雑魚の集まりでした。松井さんの言われるように総裁戦で名前を売れば次の選挙戦で有利だと思ってるんでしょうか?
秋葉原で名前を売って喜んでるお坊ちゃま、今回もし山本氏や小池氏に負けたらどうするんでしょう?勝って欲しいとも思いませんが。
投稿者 お : 2008年09月08日 23:07
昨日のサンデープロジェクト、日ごろ贔屓している番組なだけにちょっとがっかりでした。サンデーモーニングの内容、コメントの方がよかったです。ところで今日のTVタックルは笑いました。でもこの番組を見て笑っているだけではだめですよね。未来を託したい政党、政治家がでてくることを渇望します。
投稿者 Fuming : 2008年09月08日 23:59
2008年09月09日
松茸のフライ、鯛の白子の茶碗蒸し、鱧と松茸のお椀、赤むつの塩焼きほか
講談社の国兼ブチョー、堀さん、スラッシュの進藤さんと銀座の「井雪」で会食。ここは文芸界のグルメ王である国兼氏イチオシの割烹店で、ご主人は京都の同名旅館のご子息であり、「たん熊」や「京味」で長年修業を積まれた本格派だ。写真上段の八寸を皮切りに、無花果の味噌田楽風(やや意表をつかれたが結構オイシイ)、魚ぞうめん、ずいきの葛仕立て、鯛のゴマだれ和え載せ飯蒸し、これまた意表をつかれた岩手産松茸のフライ(写真中段)、鯛の白子の茶碗蒸しが向附(写真下段)の前に登場し、中でも白子の茶碗蒸しはクリーミーで濃厚な味わいがフレンチを思わせる逸品。向附が出たあとはお椀、焼き物、炊き合せが意外にあっさりと済んで、〆にシメジご飯と鮭ご飯の2種出たのもちょっと意外だった。西洋料理でいうと、その昔銀座で一世を風靡した「胡椒亭」のように、多種類の前菜を畳みかける献立がスタイリッシュに感じられた。
今宵の会食で一番の話題は堀さんのおめでた!でした(^^)/担当編集者の中では集英社の栗ちゃん、国兼ブチョーに続いて3人目となりますが、ほかの皆さまもぜひとも後に続いて少しでも日本の将来を明るくして戴きたいものであります。
二番目の話題は講談社創業百周年記念書き下ろし100冊プロジェクトに関するもので、これについては去年お話があって、こちらがまだお引き受けするかどうか一応考えておきますという段階なのに、新聞広告等で先に名前が出ちゃったという件についてのお詫びがまずあった。その上でやっぱり引き受けてほしいというお話になり、こちらとしてはこの2年間は新連載と連載の単行本化が立て続けにあるから、いっそ1,2ケ月カンヅメにでもならない限りスケジュールを取るのがなかなか難しいとお答えしたところ、じゃあ場所はどこがいいですかねえというような話になり、進藤さんが「冬場なら温泉がいいんじゃないの」と言い出して、そこからなんだか呑気に温泉場の話に流れてしまったが、書く私としては今年から来年にかけての執筆スケジュールがむちゃくちゃタイトで、マジに考えると眠れなくなっちゃいそうである。
もっとも9月13日に関東だか東海だかに大地震があると予言した人がいたそうだし、先はどうなるかなんて結局だれもわからないのだから、人間あんまり悪いことを想像するより、楽しいことを思い描くほうが断然いいのである。てなわけで、「井雪」でたらふく喰ったあげくの別れ際に「松井さん、こんどは『あら輝』に一緒に行きましょう」と告げた国兼ブチョーは本当にエライ人なのでした(笑)。
2008年09月10日
上方寿司、30品目サラダ
整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。
急に涼しくなって疲れがドッと出たせいか、昨日、今日と体調がイマイチで、昼間ワープロに向かいながら頭がくらっとして短時間横になったりしていたのだが、今日は小1時間ほど昼寝してもまだトロトロと惰眠を貪りたい感じで、起きても頭が痛くて仕事は捗らず、なんとかエッセイ1本入稿を済ませた時点で脂汗は出てくるわ、寒気はするわで、これって風邪かも?と心配しつつ、前から予約していた整体に行ったところ、劇的にスッキリして帰宅できたのは幸いである。G先生の話だと肝臓が少し腫れていたそうで、やはり疲れを感じるのは当たり前だったのである。
ところで私の肝臓が腫れているといえば、フォアグラのイメージで、食べ過ぎじゃないの?とか思う人がきっといるに違いないのだが(笑)、そうではなくて肝臓は疲労で腫れやすく、また怒ると腫れたりするので、「腹が立つ」というのも正確には「肝臓が腫れる」と表現すべきなのであろう。で、最近個人的に腹が立つようなことは全くなかったので、これはどう考えてもTVの自民党総裁選ニュースが原因なのだろうと思ってしまった。NHKのお昼のニュースで「福田総理の後継を選ぶ」と言ったのが妙にひっかかっていて、私たちが投票もできない「総裁」の後継がなぜ「総理」の後継とイコールなんだろうと思ったらムカムカする。これが肝臓の腫れた一因であろう。
2008年09月11日
棒々鶏
QPを見て作った。鶏肉は塩をしてしばらく置いて水気と臭みを抜くのがポイント。長ネギの青い分や生姜の皮を入れて電子レンジで酒蒸しにする。ラップをしたまま粗熱が取れるまでまたしばらく置いてジューシーに仕上げる。茄子も電子レンジで熱を通して手で裂いて皿に敷き並べる。タレは練り白胡麻、醤油、砂糖、豆板醤、酢を混ぜ合わせてネギと生姜のみじん切りを加えたもの。先に練り胡麻と醤油をゆっくり混ぜ合わせるのがポイント。
NHKの「クローズアップ現代」でロシアのグルジア侵攻問題を見ながら食事。かつてプラハの春を徹底的に粉砕したチェコ侵攻を知る世代としては、本当にあの大国も相変わらず強権的でタチが悪いなあという印象だが、プーチンより穏健そうに見えたメドベージェフ大統領が、ふたたび冷戦も辞さずといった発言をしたのは正直ビックリだった。近ごろアメリカの大統領選で共和党が優位になりつつあるのは、恐らくこのグルジア侵攻も多少関係しているのではないか。過去の歴史を見ても世界は必ず同時連鎖的にタカ派寄りになるものである。
もっとも共和党優位は副大統領候補のペイリン人気が原因だと報道されているのだけれど、チアガールリーダーが大きくなっただけみたいな女性に大変な人気が集まった結果、イラク戦争を起こし、サブプライムを放置した共和党がふたたび政権を維持することになったりしたら、アメリカ人の知的劣化も相当なもんである。今後の地球を維持するのに果たして民主主義は有効な手段たり得るのかどうか、何処を見てもだんだん疑いたくなってくるのがとてもコワイです(-.-);
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アメリカ在住です。私にはここでは選挙権がありませんが、連日の選挙戦を注意深く追っています。まず、松井さんが何を根拠にペイリンのことを『チアガールリーダーが大きくなっただけみたいな女性』とおっしゃるのか大変興味があります。あなたの発言はペイリンのみならず彼女を自分の姿にあわせて共感し応援している働く母親達への侮辱と受け取れました。ペイリンに政治経験が少ないとおっしゃっているのかもしれませんが、それを言うならばオバマも同じ、とアメリカでは通説となっております。失礼を承知で申し上げますが、不勉強や無知をインターネットという公の場所でさらされるのはご自分のためにもよくないのでは…。
投稿者 Keiko Gabbert : 2008年09月12日 09:34
こちらでもCNNやABCのニュースくらいは見られるのですが、それだと突然あらわれた女性に何故それほど人気が集まるかが全く理解できないという点ではオバマ氏と同断です。それに「チアリーダー」にさほど侮蔑的なニュアンスがあるとは知りませんでした。とにかく私は共和党政権に対する責任を問わずに、ペイリン氏の登場でふたたび共和党が優位になっているらしいという点で、あなた方がマスコミ報道に踊らされているとしか思えないので、この際、飛んで火にいる夏の虫といった感じで(笑)、もちろん演説会や討論会等をしっかり聴いた上でペイリン氏を支持されているであろうkeikoさんに説明をして戴きたく存じます。
投稿者 今朝子 : 2008年09月12日 12:12
まず、日が空いてしまい失礼しましたと申し上げます。上の書き込みからは一週間ほどですが、私はもうあのときのように熱心には選挙戦のニュースを追うことをしていません。さすがに食傷ぎみです。こうして書き込みを読み直すと、お会いしたこともない方の楽しそうな日記に噛み付いたような文面であったとは思いますが、そのもととなった今朝子さんの文章にはやはりひっかかります。
私はチアリーダーという言葉に侮辱的な意味を見たわけではなく、それが『大きくなっただけみたいな女性』という今朝子さんの表現に侮辱をみました。それだけです。ご自分がお選びになった言葉の意図はご自分でお分かりだと思います。
ペイリンが無名だったことはアメリカでも同じです。マスコミが躍起になって情報をかき集めたわけです。ペイリンはアラスカ知事になる前には、同じ共和党員の汚職を糾弾し正したことがあります。
それにしても、チアリーダーという表現は言い得て妙かもしれません。大統領選挙戦における副大統領候補の役目のひとつは、対抗する党の大統領候補や政策を批判することだからです。その点でペイリンは大変優秀なチアリーダーの役目を果たしています(美人だし)。民主党は、大統領候補のオバマが副大統領候補のペイリンを批判するということをやり(過去の選挙では例がないそうです)、まるで子供のケンカのようで見苦しいです。一方のマケイン候補はどんと構えていてずっと大人に見えました。その後つづいた重箱の隅をつつくような幼稚な批判のコマーシャル合戦には両党関係なく辟易させらていますが。
先の書き込みでも申しましたように、私自身にはアメリカで選挙権はなく、政治的な意見も持っていません。共和党を支持しているわけでもありません。ただ、物事をきちんと見極め、公平に考えたいと思っています。たとえば、民主党がプログレッシブで優れていて保守派の共和党はだめ、というステレオタイプがなぜか日本にもあるようなのが気になります。これも左寄りのマスコミのせいでしょうか。私はマスコミが流す偏った一方的な情報に流されるのをよしとしないだけです。
それにしても、アメリカに住んでいると日本人であってもアメリカ人とひとくくりに『あなたがた』と呼ばれてしまうんですね…。
投稿者 Keiko Gabbert : 2008年09月18日 12:17
keikoさん
あなたがどういう経由でこのブログに書き込むことになったのか、
とても興味深いです。
あなたにとって、松井今朝子はどんな人なのですか?
投稿者 masque : 2008年09月18日 21:23
2008年09月12日
牛肉とゴボウとピーマンのきんぴら
一昨日のQPで見た料理。牛肉は焼き肉用のもも肉を細切りにして、いずれも均等の大きさにするのがポイント。胡麻油に鷹の爪を入れてゴボウ、牛肉、ピーマンの順に炒めて酒、みりん、醤油、砂糖で味付け。
NHK7時のニュースを見ながら作っていたら文春の山口さんから電話があって、私がまず次回の〆切りを丸ひと月間違えていて、来月初旬の入稿は無理だと申しあげてから、いろいろと仕事の愚痴をこぼしたりして(笑)、「まあ、ちゃんと書けるのもあと10年だからねえ〜」なんていう話をしたら、「ええ〜まだまだですよ〜。皆さんもっとご高齢でちゃんと書いてらっしゃいますよー」といわれても「そんな化け物みたいなセンセイたちと一緒にしないでよ〜」と答えたのであるが、NHK9時のニュースを見たら、100歳以上の日本人が今やなんと3万6千人強!だそうで、30年後には人口の1%すなわち百人に1人が100歳以上という算定がなされているらしい。前にも書いたように、生物学者の長谷川真理子先生の話だと人類の潜在的寿命は120歳という話だから、その算定もまんざら途方もない数字ではないのかもしれない。
30年後というと、生きていると仮定して私は85歳だから、まだ若造?でジャンジャン仕事をしてなきゃなんないとしたらとても恐ろしい(- -);若い人が路上インタビューで「僕らとてもそこまで生きられない気がします」と答えていたし、私だってそんなに長生きするとも思えないのだけれど、今後は必ずしも年上から順番に亡くなるのではなくて、ある時を境に日本人がど〜っといなくなってしまう!な〜んてことがないとも限らないのであります。
コメント(3)
面白いですねえ、お年を召した方ほどインタビューでは「まだまだ生きていたい」とおっしゃる。若い方は「そんなに長く生きられない」と言う。家族の中でも同じ現象で93歳で亡くなった主人の伯母も94歳で亡くなった主人の母も90歳の頃に「まだまだ後10年は生きておらんと」と真面目に言ってましたが、その頃60歳前後の子供達5人は「とても後30年も生きられない」と言ってました。年を取るほど自分の命がいとおしくなるようです。
宮尾登美子さんも「心臓神経症で長く生きられない」とよくエッセイに書いておられましたが、たしか生母と同年でしたからもう82歳、「錦」を新しく出版されました。瀬戸内寂聴さんは遺言のつもりで「源氏物語」の翻訳にかかられたのが70歳過ぎておられたと思いますが、全巻とっくに出版されて、益々御健筆です。
松井さん、あと40年は書いて頂かないといけません。
投稿者 お : 2008年09月12日 22:09
久しぶりに参加いたします。毎日拝読はしておりました。
実は娘(32歳)が4月に子宮癌と云われ、5月に子宮、卵巣を全摘しました。お陰様で結婚9年目で妊娠しないので不妊治療の検査で見つかり初期で転移も無く、無事に生還して来ました。
今は4週間毎の抗癌治療を念の為にしております。
この五ヶ月間の間に京大病院婦人科病棟で年齢、境遇に関係なく病気の人達を見て、「癌なんて怖く無い」と思える様になって来ました。そして健康な人間に課せられる(大袈裟かも)べき義務も考えさせられました。
歳をとり、健康なのに頭が・・・で長生きするなら病いも必要かな・・・
投稿者 ともちん : 2008年09月12日 22:42
お久しぶりです。
野上弥生子さんは満100歳くらいまで小説を書いていましたね。未完に終わりましたが(『森』)。
しかしあの方の場合は、完全に自分のペースで書き続けていたようなので、今の作家の方たちとは条件が違いますが。
あそこまで長生きでなくていいから、しっかりした頭を持ち続けられたら幸いだと思っています。達人級ですが……
投稿者 ぱぐ : 2008年09月13日 13:31
2008年09月12日
ニョッキのトマトソース
QPで見たのは手作りのニョッキだったが、さすがにそこまでする時間的余裕はなくて市販のDE CHECCO製。ソースは潰したニンニクを入れたオリーブ油で生のプチトマトをたっぷり炒めてアンチョビで味付けし、仕上げにスイートバジルを散らす。私はニョッキと同じくらいの大きさに切ったソーセージも加えました。
食事後に人形劇のプロデューサーをしている塚田さんから久々に電話があって、長話をしてしまった。「こんな時代に演劇なんて意味あるんでしょうかねえ」と初っぱなから何やらお怒りで、話をよく聞けば、若い世代の人たちがあまりにも他者との関係を避けたがるから、これでは演劇自体が成り立たなくなるという、仕事上の問題を抱えての発言だったのである。こんな芝居をやってますのでよければ見に来てくださいてな話を知り合いにするのも嫌だといわれたら、確かに演劇活動は成り立たなくなるわけである。
いっぽうで今は学校の文化活動の一環として古典芸能や民俗芸能が取りあげられて、それらの指導で学校を訪れたりもするらしいが、「とにかく今の子供たちは自分のことはしても、他人がやってるときは全く見ようとしないんですよね。それにすっかり呆れちゃって」というお話で、みんながそうなったら確かに観劇という行為は成り立たなくなるのである。
今や演劇の現場でもそういう事態になりつつあるとしたら他は推して知るべしなのだろうか?まあ、個人差はあるにせよ、今の若い子はどうもお互い傷つきやすいので他人との関係を非常に表面的に済まそうとする傾向が強いという話は他からもよく聞くのだけれど、その若い子たちって要は私たち世代くらいの子供たちになるわけだろうから、何が原因でそんな風になっちゃったのか、わかるようでいて本当のところ私にはさっぱりわからないのである。家庭だけに原因を求めるわけにはいかないのだろうし、大ざっぱには物質的にも情報的にも豊かになり過ぎた社会の陥穽とでもいうべきなのだろうが、そうした彼らにどう関わってゆくのかはまた個別の問題として見なくてはいけないように思われた。
2008年09月14日
そばと天ぷらと芋ごはんと卵焼きのセット
最初にお断りしておきます。どうしたわけか逆にアップされちゃったのですが、一昨日の12日が「牛肉とゴボウとピーマンのきんぴら」で、13日が「ニョッキのトマトソース」そして今日14日は日曜恒例となった乗馬の帰りに東急レストラン街の「小松庵」で食事。
クラブ近隣の田圃はすでに半分以上刈り取りが済んでいるというのに、馬場近くの森はツクツクボウシの大合唱が残暑の厳しさを物語り、午後3時の騎乗は馬がめちゃくちゃ重ーい状態だったが、夕方からの2鞍目は急に涼しくなったせいかそこそこ走ってくれたのだった。このところ専用馬にしているデカ牡馬はガタイに似合わず気のやさしいイイやつなので気に入ってるのだけれど、ボーッっとして発進が遅れがちなのが玉にキズだと思っていたら、今日オペラ歌手のSさんが同じ馬に乗って競技会の障碍レースに出場した写真を見せてもらい、なかなか凛々しい顔つきで立派に跳んでいるのがわかって、要するに問題は乗り手の善し悪しであることを痛感した次第であります(苦笑)。
バリキャリのOさんは一時「もう私はボロキャリですよ〜」と嘆いてられたほどの超ハードなお仕事が祟ったせいか、現在は病気療養の休職中で、むろんクラブも休会しておられるが、家がご近所なのでときどき遊びにいらして、今日は会うなり「今朝子さんのブログ見て料理ふたつ作っちゃいました〜」と仰言った。とにかく今は料理を作るのがとても楽しみで、色んなレシピを見てかなり凝ったものを作ってらっしゃるらしい。すると一緒に話していたMさんが、「ボクは一時パン作りに凝ったんですよ〜」とのことで、なんと見るからに手間のかかりそうなクロワッサンまで作っていたというお話だから、ビックリするほど超まめ〜!な方なのである。
ところで私は昔から男女を問わず食に関して興味のある人と知り合いになるケースが非常に多くて、類友であるともいえるし、自分がそうだから相手が合わせてくださるのかもしれないのだけれど、やはり食べることは生きることの基本だから、皆さん大なり小なり興味もあれば、こだわりもあるからこそ、こういうブログにアクセス戴けるのだろうと思ったりもする。それにしても近ごろたびたび世間を騒がす食品偽装の中でも、こんどの事故米だか汚染米だかの問題ほど非道い話はないような気がします(ˇ̼ˇ);
コメント(1)
初めてお便りします。
文庫本『今朝子の晩ごはん』を拝見し、ブログを知りました。これから、楽しみに読ませていただきます。
3月に55歳で定年退職し、ただいま求職中です。引き続き嘱託での話もあったのですが考えるところがあって退職しました。中々次の仕事に就けず早まったかなと思っていましたが、バリキャリOさんの話を読んで小企業の身では体を壊しても休職はままならず無理することになるのかなと、きりよく退職して良かったと思いました。花の28(ふる!)、良い年を重ねてきた(そう思ってます)自分をアピールして、次の仕事をゲット!と、いきたいです。
投稿者 kei : 2008年09月16日 10:33
2008年09月15日
サンマの香味ダレ、万願寺とうがらしの塩炒め、胡麻豆腐
サンマの香味ダレは前にQPで見た料理。長ネギ、ミョウガ、青ジソを刻んでスダチの汁と醤油に混ぜ合わせたタレを塩焼きにかけるだけ。胡麻豆腐は市販のもの。
食事しながらニュースに続けて「クローズップ現代」を見るつもりでNHKにチャンネルを合わせていたら、敬老の日で番組編成が通常と違って「ディロン〜運命の犬ふたたび」というドラマをつい見てしまった。きのう乗馬クラブでたまたま10月公開の映画「三本木農業高校馬術部」の話になって、「昔から興行では子供と動物には絶対勝てないんだよね」なんて言ったのだが、このドラマもまさにそれで、犬の演技?や存在感があまりにも素晴らしいので最後はウルウルしてしまった。敬老の日にふさわしく「老い」と「死」をテーマにした、必ずしも甘口とばかりはいえないドラマだが、やはり犬の登場でが大きな「癒やし」になる。それにしても犬はあまりにも短命なのが飼い主にとっては辛いだろうなあと思ってしまう。馬は35歳まで生きた名馬シンザンの例もあるし、20年以上生きてるのはざらにいそうだ。うちのカメらは自然界だと120年くらい生きるらしいとペットショップで聞いたときは、そこまで長生きされても……と思ったものですが(笑)。
コメント(1)
私は自分で飼う生き物は自分より短命であって欲しいと思ってます。
最後まで自分で看取ってあげられるからです。
自分より長生きされては、人間の子どもならまだ生きて行くすべもあるが、人の手を必要とする生き物たちでは誰がめんどうをみてくれるかと思うと、とても彼らを残して死んだりできない心境です。
だから、うちにくる生き物たちはどんなにつらくても私より短命でいいと思っています。
しかし、我が家には犬猫以外にも、亀もいるんですよね。
ミドリガメでも、2、30年生きるといいます。
すでに大きい方の亀は15歳で、ばりばり元気です。
昨年娘が夜店ですくって来た小さい方の亀があと30年生きるとかもしれないと思うと、こりゃ自分の方が先に逝っちゃうんじゃないかと心配です。
亀のためだけにも、長生きせねば、と思う次第です。
投稿者 渡辺やよい : 2008年09月16日 08:46
2008年09月16日
青椒肉絲
QPで見て作った豚肉バージョン。豚はブロック肉を細切りにして酒、生姜汁、醤油で味付けし、片栗粉でまとめて油を加えてからニンニクを入れた油でしっかり炒める。それを一度取りだして、ピーマンと玉ねぎをさっと炒め、肉を戻して炒め合わせてオイスターソースと蜂蜜、酒、醤油を合わせたソースで味付けする。赤ピーマンかパブリカも加えてカラフルに仕上げる。
今年の夏、中高の社会科担当だった中石先生が亡くなられた話は以前このブログに記したが、私が先生に影響を受けたことの一つに株の売買がある。少しでも株を持っていると、そこから社会に対して真剣に興味を持つようになるという話を中学生で耳にして、大人になってから実践するようになった。もっとも社会の流れを実感できればいいという程度の、ほんのわずかな株を買っているに過ぎず、それも売ったり買ったりしてるような暇は全然ないので、ほとんど放りっぱ状態なのだけれど、今日久々に株価をチェックしたのはリーマンブラザースの破綻にどれほどの影響を受けたのかを知るためである。結果、案のじょう今度の影響も深刻ながら、このところずっとチェックを怠っていた間の凄まじい下落ぶりに大きなショックを受けてしまった。完全に売り時を逸してからずるずると持ち続けるしかなかったのだが、今やなんと最高値時の四分の一!なのだから、景気の減速といわれて久しいのが酷いほどに実感できる。株よりも銀行の提案で預貯金の三分の一を投資信託化した被害を想うとマジにぞ〜っとするし、これでおまけにAIGまで破綻なんてことになったら私は完全にKOである(- -); 銀行には年1回書き替えに行っており、今年の春はすでにサブプライムショックで損害を受けていたものの、年末には景気回復をするはずだから待てといわれて、そのままにしておいたのを今さら悔やんでもあとの祭りだろうか。まあ所詮わたしが預けているのは、世の中全体から見ればほんの些細な額に過ぎないにしても、個人的な損害は計り知れないし、その痛みをもって社会全体の悪い流れは容易に類推できるのだった。
具体的な損害を受けた身としては早急な景気回復を願いたいところだけれど、私は一方で理念的な立場においては、今度の世界同時不況がこれまで長く続いた金融経済優先の枠組みを根本的に変えるひとつのきっかけになって欲しいような気もしている。ごく単純ないい方をすれば、何かを産み出すことも、何か具体的に役立つこともせずに、お金や土地をころころと動かすだけでお金が増えていき、そうしてお金をたくさん集めたほうが世の中をさらに大きく動かす仕組みそのものが、人類にとって本来的に健全な道ではなく、地球の将来にとってそれこそ「不都合」なのではないかというふうには常に思っているのであります。
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ささみ、シャンピニオンのクリームスパゲッテイ。サラダ。赤ワイン。
リーマンの破綻には少なからず衝撃を受けました。
サブプライムの深淵を目の当たりにし、このままでは終わるはずがない、連鎖するであろう事柄を想像するだけで、残暑も吹き飛ぶ冷やっとした感を覚えます。今こそ、keiko さんのご意見を伺いたい気分です。
投稿者 masque : 2008年09月16日 21:57
日本株は、やったこと無いのでわからないですが、フィナンシャルタイムズ紙の推測によると、任天堂の利益率は社員一人あたり年間160万ドル(1.7億円)で、ゴールドマンサックスの史上最高の2007年の124万ドル(1.3億円)を凌ぎ、かのグーグルさえも凌駕してるのだそうです。
それなのに、任天堂の社員の平均給与はたった9万ドル(954万円)と謙虚で、残りは株主に還元するとっても良い会社と出ているそうです。
リーマンの社員って、大学出たてですぐに、20万ドルもの年収もらってたとか。お金を動かすだけで、こういう収入はよくないですね。
投稿者 虎ファン : 2008年09月17日 17:46
えっ、私ですか。私は経済に詳しくないのですけど。私に何をお求めでしょうか(怖い)。 今度の破綻で株で損をされたんですか。だからサブプライムを目の敵のようにおっしゃるのですね。なるほど。お察しします。私自身も雀の涙のような蓄えが今後どうなるのか大変不安です。
私個人の意見では、今回のことは結局、自分の所得を考えれば到底手が届かないような住宅を、考え無しに買った消費者が悪いと思います。それとローン会社も悪い。
ところで、サブプライムが共和党の責任というのは経済学者に言わせると誤りだそうですよ。元はと言えば12年前、先進的な民主党が「貧しい人にも持ち家が手に入るように」という政策を推し進め超低金利のローンを導入したことに端を発するらしいです。保守的な共和党はもちろん反対しました。ファニーメイやフレディマックらから多額の献金を受けていた民主党は共和党の意見を聞き入れませんでした。だから責任を問われるなら民主党なんだそうです。 経済学者によると、現政権の共和党には打つ手段はなかったそうです。
投稿者 Keiko Gabbert : 2008年09月18日 12:54
masqueさん、大変失礼しました。今朝子さんの日記と勘違いしていました。株で損をした云々どうぞ無視なさってください。サブプライムの責任に関しては今朝子さんの以前のコメントに対応したことを書いています。とんちんかんでごめんなさい。
投稿者 Keiko Gabbert : 2008年09月18日 13:01
keikoさんへ
株でちょっぴり損したのは私ですが、だから共和党を目の敵にしてるのではなくて(笑)、むしろイラク戦争の是非をアメリカ社会が今後どう判断するのかについて懸念しているのです。景気浮上の手段を昔ほどストレートに軍需産業に依存するような愚かな真似はしないにしても、共和党政権がこのまま持続するようであれば、正直ちょっと油断がならないという感じを受けております。アフガンがまたもや冷戦の火種にならなければいいのですが。それにしても、こちらでニュースを見る分では、ただ同じ女性だからって、クリントンでもペイリンでもいいわけ?という疑問がふつふつと沸いております(クリントン支持者の有力な民主党員がペイリン支持を表明なさったようなので)。日本でも土井たか子の支持者だった人が小池百合子の支持にまわるというようなことが全くないとはいいきれませんが、公人がそれを表だって表明するなんてのはちと考えにくいもんで。なお私の民主党や共和党に対するイメージはこちらの左寄りのマスコミの影響によるものというよりも、長年アメリカに在住する四半世紀来の友人の話によるところが大きいです。大体どんなタイプの人が共和党あるいは民主党の支持者であるかを聞いて、私なりに判断しております。それ故にますます女性票がいっきにペイリンに傾いたというのが解せなかったのです。
投稿者 今朝子 : 2008年09月18日 14:43
ニューヨーク郊外在住者の実感としては、クリントン支持からマケイン・ペイリン組支持に移行する女性は(男性もですが)結果としては少ないのではないかと思います。むしろペイリン出現の威力は男女に関わらずブッシュ政権の不人気で揺れる保守層の確保に発揮されています。逆に女性に限って言えば、共和党支持でもペイリンの出現によってマケイン不支持にまわる層もいるかもしれません。
共和党が最初から捨ててかかっているニューヨーク近辺でペイリン支持を聞くのは極めて稀です。娘のハイスクールの時事問題のクラスでもサラ・ペイリン・バッシングが起こっているそうです。
が、報道されるサラの人気はすごくて、おのれの魅力のなさを認識しているマケイン(笑っちゃうくらい演説下手)がとった戦術は賢いといわざるを得ません。そこにいくと、裏目裏目を引いてくるオバマは、副大統領選びを見ても世間のことがわかってない優等生みたいに見えます。オバマにはカリスマ性があるといわれてきましたが、旬のタレントのような輝きを見せるサラ・ペイリンに比べると、オバマは旬を過ぎたタレント。今回の大統領選はまるで究極のリアリティ番組です。
この株式大不況でエンターテイメントを楽しんでばかりもいられなくなったはずなのですが、今のところオバマの優等生ぶりは相変わらず。マケイン・ペイリン組の「わかりやすさ」も相変わらず。元職業軍人の大統領に軍国の母の副大統領だけは勘弁してほしいと、思ってるんですが。
投稿者 黒田基子 : 2008年09月19日 05:19
左派のオバマになるくらいならマシでしょ。トンプソンが一番よかったけど・・
投稿者 L : 2008年10月06日 07:48
2008年09月17日
豆腐ステーキ、キムチサラダ、チヂミ、冷麺、
「宮沢りえを見るだけでも価値あり。デイヴィッド・ルヴォー健在」というメールを翻訳家の松岡和子さんからも頂戴していたシアター・コクーンの『人形の家』をスラッシュの進藤さんと見た帰りに食事。
近代社会劇の嚆矢とみなされるこのイプセンの代表作は、漠然としたストーリーが一般によく識られているし、私も学生の頃に戯曲は読んでいるのだけれど、現代での上演が少ないために舞台は見たことがなかった。そもそも夫から人形のように可愛がられていた妻がある事件をきっかけに夫の本性に気づいて自らが置かれた立場に目覚め、人間として自立するために家を出てゆくというストーリーは、130年前に初演された時点では衝撃的だったとしても、現代人の目には随分と古めかしい芝居に映るのではないかと疑っていたのである。ところが意外にも今回かなり面白く見られたのはコンパクトに凝縮された典型的な近代戯曲をテンポよく且つスタイリッシュに見せたルヴォーの演出もさることながら、主役のノラを演じた宮沢りえを筆頭に俳優陣の奮闘が際だっていたからだろうと思う。まず舞台を客席の真ん中に置くという演出で、つまり役者は四方八方から見られるかたちだから、よほどの集中力がないと演技のテンションをあげるのは難しい。ほぼ出ずっぱりで息詰まるようなハイテンションを維持し続けた宮沢りえは表情、セリフ共に素直に観客の心へ訴えかける名演を披露し、人形のように可愛らしい妻という設定を現代に無理なく表現できる女優としても、この人以外のキャスティングは考えられない感じだった。ノラの幼なじみのクリスティーナ役を演じた神野三鈴の好演も光る。いささか疑問が残るのはノラの夫を演じた堤真一の演技で、あまりにもお人好しに見えて、戯曲に書かれた本来の役とは相当にかけ離れている。ただしこの戯曲は近代における強大な「父権」というものを背景にしており、それがほぼ喪われたともいえる現代に生まれ育った堤には役作りの手がかりがないのだろうし、またそうした役作りに成功したところで現代の観客に訴えるものは少ないのかもしれなかった。かくしてお人好しでも鈍感であるがゆえに妻を理解できずにすれ違った気の毒な夫というイメージが成立し、それが妙に現代的なリアリティをもたらしていたことも事実である。ともあれ客席は立ち見の出る満席状態で圧倒的に女性客が多く「今夜みなさんの家庭は大丈夫なんだろうか〜」なんて余計な心配をしながら引き揚げたのだった。
外出したついでにもう一箇所立ち寄ったのは六本木ミッドタウンに移転したサントリー美術館で、「江戸のオートクチュール」と銘打って松坂屋京都染織参考館蔵の「小袖」が大量に公開されており、これもかなり見応えのある展示会だった。今度の日曜日までやってるから、江戸時代の着物に興味をお持ちの方でまだご覧になってらっしゃらない方にはオススメします。
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私も先週サントリー美術館に行きました。
とても、キレイに保存されていて感心しました。
ただ、現代のものに比べて、サイズがかなり小さくて、あれをお召しになっていた女性たちは随分と小柄な人と思いました。
あれほど小柄では、お茶のお点前をするのも、結構なストレッチ運動になったのではないかと取りとめもなく想像しました。
(あれ、お茶は昔は男の人しかしなかったんでしたっけ?)
投稿者 虎ファン : 2008年09月18日 19:48
2008年09月19日
鰺のたたき、豆腐サラダ、茄子と里芋の揚げ浸し、冷や汁
幻冬舎のヒメと新連載の打ち合わせをしてから近所の「木村商店」で食事。久々に訪れたが、ここはやっぱり何を食べても美味しくてとてもリーズナブルである。置いてある酒の種類も豊富なのでヒメもすっかり気に入って「三茶に住んでたら毎日でも来たいですよ〜」とのことでした。
新連載についてはタイトルと大枠の構想を話したら、「すごく面白そうです〜もう今すぐにでも書いて欲しいくらいです〜」と言われたのだけれど、こちらとしてはまだ決めかねている大切な点がいくつかあって、実際に書き始めてみないと巧く転がってくれるかどうかもわからず不安が一杯である。過去にもこのブログで書いたように、小説は書き出しと締めくくりが飛行機のテイクオフとランディング同様、とてもスリリングで緊張する。毎度こんなんで本当に飛べるんだろうかと心配で心配でたまらなくなるのであるが、まあ、そうはいっても今までなんとか書いてきたのだから大丈夫、きっと書けるはずだとある種の自己暗示をかけながら、エイヤッと飛んじゃうのもまた毎度同じパターンである。ともあれこの秋からいよいよ吉原物第2弾を「星星峡」で連載することだけは決まっております。
コメント(1)
吉原物第2弾がでるのですね、期待してます(^o^)
「似せ者」を読み終わりましたが、今に続く歌舞伎の世界が、成り立ち頃から幕末まで演ずる者の立場で書かれていて面白かったです。役者の人気と云うものは作れないから貴重なんですね。
今も昔も客は必ずしも完成された芸を見る事だけを望んでいない。歌舞伎界で生きぬくのは華を持ち合わせて生まれてきた人には容易いけれど、幾ら芸が優れていても華を持ち合わせていない役者は血筋に頼るしかないのは今も昔も同じなんでしょうね。
「幕末あどれさん」を楽しんでいます。
投稿者 お : 2008年09月19日 21:55
2008年09月19日
バラ寿司、シーフードサラダ
整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。肝臓が腫れてるので近々にもう一度来てくださいとG先生にいわれて行ったが、幸い腫れはひいていたようでホッとした次第。
ただしランチをたっぷり食べ過ぎたので晩ご飯は軽めにしました。
「東京史遊会」という会合での講演を依頼されたときに会員名簿を見たら錚々たる財界人が並んでいて、昼食会に各界からさまざまな講師を招いて勉強会のようなことをなさっているらしく、今回はどういうわけか私に白羽の矢が立った。で、私がお引き受けしたのはただただ「エノテーカ・ピンキオーリ」のランチに心惹かれたからである(笑)。それにしても名簿を見た時点では、こんなメンバーが本当に揃うのかなあ?単なる名前貸しで、出席するのは大方代理人てな感じじゃないのかなあ、な〜んて勝手にいい加減な想像をしてたのだけれど、あに図らんや、ご本人がぞろぞろとお出ましになって、皆さま長卓にずらっと並んで食事をしながらも何かと蘊蓄を傾けて文字通りの清談を楽しむ様子で、どうやら本当に歴史好きの方々の集まりだったのである。
海老と赤ピーマンとジャガイモのフリット、タリアテッレのジロール茸和え、鯛とセロリのブラザード、デザートのタルトタタン、いずれも美味しく頂戴したあと、こちらはその場で講演する格好で、一応テーマは「江戸と上方」として馬琴の『羇旅漫録』や『守貞漫稿』を引用しながら話を進めるも、真向かいには特別会員の高階秀爾氏が座っておられて、この美術史学の泰斗が私ごとき浅学の話を熱心にメモりながら聴講なさっているのは実に不思議な光景だった。同じく特別会員の森まゆみさんと久々にお目にかかれたのは嬉しく、前に福光さんから難病を患われたという話を聞いていただけに、お元気そうな姿を見て安心した。驚いたのはマガジンハウス社中興の祖といわれる木滑良久氏に初めてお目にかかって、いきなり「ブログみんなの評判ですよ。自民党をコテンパンにやっつけてるって」と言われたことであります(笑)。
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エノテカのランチ! なんともうらやましいかぎりです。
ところで、NY在住の知り合いが来週までの予定で日本に来ており、
サラ・ペイリンについてどう思うか、NYの空気はどうかを聞いてみたところ、
「非常に危険だ」
と言っていました。
ゴリゴリのファンダメンタリストであり、
「戦争に行くのは神の声」と公言してはばからない彼女を擁している時点で
本当に共和党が勝ったらやばいと思うと。
しかし、東西コーストの比較的リベラルな層の多くはそう感じていると思うが、
今回の大統領選は「ウォルマートで買い物をしている女性層」(いわゆるロウワー層)の動きで決まると言われ始めているそうで、
従来であれば、この層は民主党支持だったはずだが、
今やどうころぶかわからないのが恐ろしいのだそうです。
投稿者 天ボケ子 : 2008年09月19日 23:44
2008年09月20日
鶏手羽とキャベツのトマト煮
前にQPで見た料理。塩胡椒を揉み込んだ鶏手羽をフライパンでカリッと焼いて、その油で櫛切りにした玉ねぎも焼き付け、湯むきしたトマトとキャベツを加え、塩と酒を入れて20分以上蒸し煮にする。仕上げに黒胡椒。調理が簡単なので忙しいときにオススメだ。
今日ウチにもやっと「年金とくべつ便」とやらが来てホッとひと安心、というのもなんだかおかしな話ではなかろうか。現在でも75歳以上の人口が、14歳以下のそれを上回る国では、確認を取ったところで、「私らはもらうのゼッタイ無理ちゃう」と京都の妹はハッキリいって、だから総裁選に立候補した5人のうちでは「まだ与謝野さんのいうことが一番まともやと思う」のだそうであるが、それにしても「あの人らがテレビに映るたびにメチャメチャ腹立つねん。今はホンマ暢気に遊説なんかしてる場合かいな」と歯医者を夫に持つ主婦が相当に怒っているから、果たして自民党にとって今回の遊説効果のほどが如何なものか甚だ疑わしい気もするのだった。ただ、料理屋にしろ、芝居にしろ、書籍にしろ、な〜んて自分がたまたま知ってる業界のみならず、世の中のあらゆる商売にはそれぞれ客層というものがあり、かつてある女性誌の編集長は「読者をバカだと見たほうが売り上げは伸びる」と断言したらしいから、自民党も「有権者をバカだと見たほうが票はゲットできる作戦」なんだろうか。結果、アメリカも日本もどうなるんでしょうか(- -)/
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「ねんきん特別便」うちにもやっときました。でもほんとうにもらえるんだろうか、どんどん受けとれる年齢が上がっている昨今、生きているうちにもらえるのかとても不安。もらえたらLucky?でもそんなのおかしいですよねぇ。
投稿者 fuming : 2008年09月21日 12:16
2008年09月21日
ミーゴレンほか
人生は走っている人にも距離のわからないトラック競技のようなものであろう。時に軌跡が近づいて伴走したり、競い合ったりしても、ゴールはやはりそれぞれに違うのである。今夏56歳の若さで他界された土井美和子さんとは、ほんの束の間ではあっても、お互いかなり近いところを走っていた間柄だけに、今宵新宿のタイニィ・アリスで催された「お別れ会」に参列すると、走っていたあたりの風景がさまざまに想いだされるのだった。献杯の辞で野田秀樹氏が「僕らを世に出してくれた人でもあった」と述べられたように、フリーの演劇ジャーナリストの草分け的存在であり、私も松竹勤務の頃には企画の相談に乗ってもらったし、嘱託勤務を勧めたことすらあったのだった。演劇博物館の竹本幹夫館長の弔辞によれば、最期まで演劇界の旗振り役としての仕事に意欲を燃やしてらしたようで、志半ばで斃れられた無念は察して余りあまりあるも、懸命にゴールまで駈け続けられた、短くも充実した人生だったのではないか。
同行した進藤さんは「ぴあ」に勤務していた時代に土井さんに原稿を依頼していたという関係で、お互い早々に引き揚げて、食事を共にしながらしみじみと当時の回顧に耽り、30年も前の話なのに、とてもそんな遠い昔のような気がしないという点で意見が一致した。思えば人生だれしもあっという間なのであろうが、それにしても56年は短かすぎる。以前ともちんさんがブログに書き込まれた「健康な人間に課せられるべき義務」というようなことを改めて強く考えさせられた。
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今朝の読売新聞「お品書き」で、このブログの読者がまた増えるのでしょうね。ビフカツ、東北出身で、今は東京に住む私には縁遠いものでしたが、去年、初めて体験しました。正確にはビフカツ・サンドですが。京都へ日帰りした時は「志津屋」のビフカツ・サンドを帰りの車中で食べ、松竹座で観劇の際は劇場隣「はり重」でビフカツ・サンドを作ってもらって、幕間に。どちらもかむほどにジワーッと美味しさがにじみ出てきて、東京では見当たらない味を楽しみましたが、今度はぜひ、洋食屋で、ドミグラスソースがたっぷりかかったビフカツを食べてみたいものです。
「食い意地が張ってるので、新しい味を体験したい」というコメント、私もまさに同感で、未知の味について読んだり聞いたりする度、どんな味か、と想像する楽しみ、理科の実験と似た感覚で調理する楽しみ、そしてメニューを読むのが大好きで、海外の旅先の、よく分らない言葉でも、時間をかけてジックリ読む楽しみは格別です。
投稿者 ウサコの母 : 2008年09月22日 21:05
土井さんお別れ会の世話人を務めさせていただいた者です。「懸命にゴールまで駈け続けられた、短くも充実した人生」、全く同感です。特に、恐らく強く死を意識せざるを得なかったであろう3年8か月余りの闘病中は、入院中の病院に仕事関係者を呼んで、談話室の一角を「土井コーナー」とし、点滴状態のままで打合せをするなど、凄味がありました。
その姿こそ現世に残っている私たちに示した「遺言・遺志」だったのかもしれません。
肉親の死・同僚の死・友人の死、そのどれとも違う「土井さんの死」を、会に参加した者はこれから暫し、考えていくのでしょう。
投稿者 やまなかよしき : 2008年09月23日 13:32
2008年09月22日
ソーセージとキャベツのおから炒め
QPで見た料理。ゴマ油で薄拍子切りのニンジン、細切りのキャベツ、斜め薄切りの粗挽きソーセージを順番に炒めておからを加え、塩、隠し味ていどの砂糖、香り付けの醤油に酒をたっぷりめに入れて味付け。水を少し足してしっとりめに仕上げるのがポイント。簡単安あがりのヘルシーメニューだが、お味は、ウーン……。
食事しながら見たNHKの「クローズアップ現代」では、米国のAIG救済に9兆円もの公的資金が投入された背景に、リスク分散という発想が却って大きなリスクをもたらしたという金融経済の皮肉な顛末をわかりやすく説明していた。リスク分散の見せかけで、金融経済には素人の参加が容易になったのは確かだろうし、むしろより多くの素人から資金を調達する目的でリスク分散を掲げたともいえる。ところで、こうした、いわば間口を広げた人寄せは現代社会のあらゆる業界で起きていて、即ちそれこそが消費社会の実態というべきなのだろうが、そのことで恐らくあらゆる業界に昔とは違ったリスクがもたらされているような気がしないでもない。もはやそれを前提にしないと成り立たなくなった社会、つまりは大勢の素人ドライバーが右往左往する高速道路のような社会においては、よほどの性善説でも採らない限り、規制緩和を標榜する「小さな政府」を目指すことそのものがリスキーにも思えてくる。この間の「小さな政府」絶対善的風潮の是非を問うような根本理念に基づく論争が聞かれるかと思いきや、結果お互いにすり寄り、もたれ合って仲良く手をつないだ5人の立候補者が遊説した自民党総裁戦は予定調和のうちに終了して、きょう麻生総裁が誕生したけれど、これに民主党はどういう理念を掲げて対抗するのかもイマイチ見えない。理念なんか全然関係なくて、とにかく人の揚げ足を取ることだけに終始するような野党精神では政権を担うのは難しかろうと思う。それにしても今度の総裁はまるで「揚げ足の宝庫」のような存在だけに(笑)、早期解散しといたたほうが無難じゃないでしょうか。
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「クローズアップ現代」私も見ておりました。
リーマンが倒産した時、ちょうど、元FRB議長のアラン・グリーンスパン氏が書いた「波乱の時代」を読んでいたのでTVと日経新聞とこの本と順ぐりに見比べて米大統領と金融機関、議会の関係など非常にリアリティあって面白かったです。
いつもは退屈〜と思っていた日経新聞記事が俄然面白くなりました。経済新聞の面目躍如といったところですね。
今日のクローズアップ現代のAIG救済の裏側もなかなか空恐ろしい話で、住宅ローンを長期間払わねばならない消費者としてはAIGの件も人ごとではありません。
先週は日頃は関心のない経済・金融問題を珍しく熱心に読み聞きした週でした。
投稿者 モイラ : 2008年09月22日 22:24
2008年09月23日
茸の和風パスタ、生ハムとレタスとプチトマトのサラダ
よく作るのでレシピは不要だと思うが、今回はQPの提案を容れて温泉玉子をトッピングしてみました。
今日ダイエーの王監督が退任を表明。最近の姿はあまりにも痛々しいが、ニュースの映像を見たら初優勝のときはまだとても若々しいのだった。十余年の歳月がかくも響いたというよりも、やはりWBCのストレスが祟ったのだろうと思う。
前にも書いたかもしれないが、9連覇時代の王選手に私はわが実家で2度、芦屋の竹園旅館で1度お目にかかっており、握手してもらった手を長い間洗わずにいたくらいの熱烈なファンだったから、当然ながら「王貞治物語」という伝記も読んでいて、男女の双生児として誕生されたことや、高校時代に珠算一級の免状を取得されたことなども知っているのである。当時はよく甲子園球場に通って巨人を応援していたのだけれど、ある時期からすっかりアンチ・ジャイアンツになってしまって、その原因はひとえにナベツネにあるような気がする。以前、読売演劇大賞の選考委員を2年間務めた折に宴席でお会いした同社の会長にも、「あの人をなぜ辞めさせないんですか?」と率直に訊いて困った顔をされたことがあった。意味もなく自信満々で強引に居座り続ける人にどうやら日本人の男性は弱いらしい。アソー君にも居座り続けられたらオザワ君はどうするんだろうか?
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阪神ファンの私も、長嶋選手、王選手は別格ですね。友達のお父様も「王選手は好きだけど巨人は嫌いだ」といって、王選手がホームランを打って、巨人が負けると喜んでいらっしゃいました。正力オーナーは選手に愛情が感じられていたのに、ナベツネさんになってからは、強い選手を他球団から集めてきて、どこの球団か分からないくらいですね。せっかく憧れの巨人に入団した選手も活躍できずに消えていく人もいるのでは?力の世界とはいえ、かわいそうですね。それにしても阪神はだらしがないです。クライマックスシリーズができて、何が何でも勝とういう気持ちがなくなったのでしょうか?野球を面白くしているのでしょうが、私としてはつまらなくなってます。
投稿者 kei : 2008年09月24日 11:18
2008年09月25日
甘エビの燻製、鴨ロースの燻製、野菜のダッチオーブン蒸しほか
ポプラ社の矢内さん、スラッシュの進藤さんと燻製屋「ヌーベ」で食事。矢内さんはこのブログの文庫版『今朝子の晩ごはん』Part2の見本をご持参になった。
Part1は思わぬご好評を頂戴し、売れ行きも上々で、皆さま本当にありがとうございましたm(_ _)m Part2は「嵐の直木賞篇」と銘打って、表紙も前回と同じミヤケマイさんの可愛らしい装画で、カメに加えて住吉踊りの傘と宝船をあしらった、メチャメチャお目出度い感じに仕上がっておりまして、これは近々サイト上に写真を掲載いたします。
今回は受賞前後の騒動にからんで登場する方々も豪華多彩な顔ぶれである一方、ここまで書くか……と我ながら呆れるくらい書きたい放題にも拍車がかかっており、とにもかくにもチョー大変だった昨年度下半期の記録であります。これをお読みになれば、きょう新内閣を発足させた自民党が去年の今ごろ一体何をしでかしてくれたかもハッキリと想い出せますので、どうか衆院選投票の際のご参考になさってください(笑)。発売日は10月5日で、書店によっては私のヘタクソな自筆のポップも立つはずです。
なお明後日は関西で講演をする予定で、明日の夕方には東京を発ち、ブログは1日お休み致します。悪しからずご了承ください。
コメント(1)
喉下過ぎれば温さを忘れる!
「自民党が去年の今頃一体何をしでかしてくれたか?を想い出せる」これがとても大事な事ですね。10月5日の発売を忘れずにカレンダーに書いておきます!!
しかしホンマニ年内解散衆院選挙になりますのやろか?短期間で政府自民党の支持が増えるようなエエ事がありますやろか?
後期高齢者医療費の問題も、廃止して、それで将来破綻が来ないと云う絶対的な見通し立てての事ですやろか?民社党もですが官僚の人員削減、法人を見直し、廃止して財源確保と言いますが、この話は小泉さんの時から遅々として進みまへん。麻生はんや小沢はんなら直ぐにでけまんのんやろか?
投稿者 お : 2008年09月25日 22:08
2008年09月26日
芦屋読書サロン行
400字詰め原稿用紙9〜10枚の掌編小説の新作を新聞に掲載し、その読者の中から300人程度を募って著者を交えた読書会を芦屋のルナホールで催すという、ある意味ではとても贅沢なイベントが読売新聞大阪本社の主催でここ何年も続けられており、その執筆及び講演の依頼をお受けしたのは去年のちょうど今ごろだった。N賞受賞直後のドサクサに紛れて安請け合いしたものの、果たしてそんなに短い小説が書けるのかどうかもわからず、まず参考のためにこれまでのサンプルを見せて戴いたところ、どちらかといえば純文学系の作家が多く、私の直前が町田康氏、もう一つ前が高橋源一郎氏、そのさらに前が堀江敏幸氏、小川洋子氏と続くので、一体ナゼ私に白羽の矢が立ったのかもわからずボーゼンとしてしまったのであった。過去にエンタメ系の作家では阿刀田高氏、高村薫氏や有栖川有栖氏といったミステリー系の方はいらっしゃっても時代小説作家の例は皆無とあって、とても戸惑いながら取り組んだ仕事ではあったが、なんとか書き上げた結果、私にとっては実にいい勉強になったし、きょう26日の読書会も司会進行役を務めた浪川記者の適切なフォローで非常にいい雰囲気にまとまってほっとした次第である。ここにざっと名前を挙げた作家を見てもかなりアトランダムな人選で、いささか無謀な企画にも思えるだろうけれど、実際にサンプルをまとめて読ませてもらうと、そこに作家それぞれの個性が滲み出ていてけっこう面白かったし、各自がその新作をもとにして創作の秘密を語るわけだから、興味のある作家の話ならサロンに参加して聞くのは相当に面白いに違いない。ただしこうしたアトランダムな人選にしろ、10枚以内という超ショートの新作要請にしろ、文芸出版界からある程度距離を置いた関西だからこそ成り立つ冒険的な好イベントといえそうだ。
ともあれ主催者側の応対は至れり尽くせりで、私は前日にスラッシュの進藤さんともども帝国ホテル大阪に投宿。その夜は梅田で大阪らしい自分で揚げる串揚げを食べ、翌日は芦屋のホテル竹園で美味しいランチを食べ、イベント終了後は聴講に来た父親や妹と一緒に神戸元町の「別館牡丹園」で海老チリやイカの豆鼓炒め、葱と生姜と海老と焼き豚の焼きそば等々をこれまた非常に美味しく戴き、久々に関西の味を満喫して引き揚げたのだった。
向こうで小泉引退の報道には多少驚かされたとはいえ、それよりもっと驚くべきは政治家の世襲がこうもおおっぴらにまかり通っていながら、国民が積極的に怒りを表明する気力すら喪ってしまったような現状で、これだとあの将軍様の国をちっとも嗤えない感じではないでしょうか(-.-)
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おもしろそうですね、読書会。
好きな小説を同好者と語る喜び、これに勝るものはありません。
読書会の参加者からはどんな質問が出たのでしょうか?よかったら教えてください。
投稿者 ぱぐ : 2008年09月27日 07:43
>読書会の参加者からはどんな質問が出たのでしょうか?
前半は今回の読書サロンのために書いた掌編小説の内容に関する質問で、後半は「奴の小万と呼ばれた女」を何がきっかけでどういう風にして書いたのか?とか、昔ほど読書をしなくなった子供たちの想像力を育むにはどうしたらいいか?とか、様々な質問が飛び交いました。
投稿者 今朝子 : 2008年09月27日 08:32
お答えありがとうございます。
今の子供たちはおもしろいものがたくさんありますから、読書ってちょっとしんどいのかなと思ったりします。
かく言うわたし(1965年生まれ)は同世代が読むものを通り過ごしてきてしまったので、今ごろになって三浦しをんさんとか恩田陸さんなどを読み始めています。意外とおもしろい!漫画もちょっと知りたくなってきました。
投稿者 ぱぐ : 2008年09月27日 15:53
すてきなサロンですね。どんな作品なのか、興味津々です。
今後、サロンに参加できなかった私たちも拝読することが
できたらいいなぁ・・・と思うのですが・・・。
とにかく今は、10月3日が楽しみで楽しみで、早くカレンダーをめくってしまいたい気持ちでいっぱいです!!!
投稿者 彩の女 : 2008年09月27日 18:49
すみません。二重投稿になってしまいました・・・。
しかも、日にちも間違っておりました。
5日ですね。でも、きっと3日くらいから、本屋さんに
もしかして・・・と、探してしまいそうです。
投稿者 彩の女 : 2008年09月27日 18:54
昨日の読書会参加させていただきました。ずっと続いているのであたりまえのように思っていましたから、関西だから成り立つという視点には驚きました。
松井さんは私の想像通り端正できりっとした粋な方でした。楽しくて、充実した、あっという間の一時間半でした。本当にありがとうございました。
投稿者 花友禅 : 2008年09月27日 20:30
読書サロン参加させて頂きました。もう何年も続いているので何の違和感もなしにいつも楽しみしていました。東京から見るとそんなんかなぁ〜〜関西だから〜〜との視点。
楽しい1時間半でした。素敵な松井さんにお会いできて有難うございました。
投稿者 檸檬 : 2008年09月28日 22:10
2008年09月27日
豚ともやしのレンジ蒸し、小松菜としめじのホットサラダ
前にQPで見た料理。梅肉、豆板醤、酒、醤油、砂糖、ゴマ油、片栗粉をを合わせたタレに豚バラ肉を漬け込んで、もやしを敷いた皿に載せて10分間レンジ蒸しにする。簡単にできて、サッパリした味なので食べやすい。小松菜としめじは茹でてオニオンドレッシングで和える。玉ネギのすり下ろし、ゴマ油、カボス汁、醤油を合わせた自家製。
成田空港反対派住民を「ごね得」と批判し、日教組を「日本の教育のガン」だと言い切った中山国交相は確か以前にも確信犯的な失言で物議を醸した人物だと思うが、この人を敢えて内閣のメンバーに加えたのは、アソー君が自らの失言がどの程度までなら許されるのか、世論のムードを見定める瀬踏みとして起用したということなんだろうか?
それにしてもこの人と拉致問題で活躍された中山恭子氏が政界きってのおしどり夫婦だというのは毎度のことながら面白く感じられる。なにせ奥さまがあのステキなお声だから、夫婦同士で一体どんな会話をしてるんだろうか?と妄想が勝手にどんどんふくらんでしまうのであります。
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今日、豚ともやしのレンジ蒸しに挑戦しました、お手軽で簡単、帰宅する人の顔を見てから直ぐに作れるのが嬉しいです。
美味しかったです(^o^)
投稿者 お : 2008年09月28日 22:39
2008年09月28日
そばと天ぷらと芋ご飯のセット
乗馬の帰りに東急レストラン街の「小松庵」で食事。
誕生日のきょう私はついにゾロ目になってしまいました(^ ^);で、この年になるともう残念ながら他人様はあてにできなくて、やっぱ自分で自分にプレゼントするっきゃないか〜てなチョッピリ哀しい気分で、以前からインストラクターに勧められていた乗馬鞍をとうとう買っちゃったのであります。会員のMさんからも、上達するには早くマイ鞍をゲットしたほうがいいと言われていたので、思いきった散財をしてしまい、これから相当バリバリ稼いで損失補填しないといけないのですが、考えてみれば私が会社勤めをしていた頃はちょうど定年の年齢で、あとは年金もらって悠々自適の人生を送れるはずだったのでは? 現在ではこの年齢だと働かなくても暮らしてゆける人のほうが少なくなっていそうですし、今後ますますこうした傾向が強まるのを見越した若い人の中には、たとえば外資系の金融企業で10年ほとんど寝ずに仕事してガッツリ稼ぎ、その後は税金の高い日本からさっさとおさらばしようとしてる人もある一方、
派遣やフリーターの仕事でそんなに多額の税金を納めない人もあるでしょうし、となれば我ら中高年は死ぬまで仕事をしてないと暮らしていけないわけでしょうから、まあ、せいぜいすり減らないように頑張りたいと思います(-. .-)/
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私も国民年金で、とてもとても悠々自適の老後は期待出来ません。故に身体が動く限り仕事をしてるでしょう(涙)
下世話な事ですが、因みに鞍て幾らぐらいするんですか?全然想像が出来ません。エルメス製では無いですよね(笑)
投稿者 ともちん : 2008年09月28日 23:49
鞍の値段は実にさまざまで、今回わたしが買ったのは文芸誌に短編小説1本書いて頂戴する原稿料ていどですが、エルメスになると単行本1冊の印税でも賄えないのではないかと思います(笑)。
投稿者 今朝子 : 2008年09月29日 08:57
はじめまして。私も以前乗馬をやっていたのですが、エルメス鞍、実はそんなにお高くないです。バックと大して変わらないくらいです。10年位前で馬場鞍がゼロ6個でした。障害鞍でその半分以下だったかな?(ま、どちらにしても庶民には手が届きませんが。。)エルメス鞍、すっごく乗りやすいらしいですよ(笑)
投稿者 しちけけ : 2008年09月29日 10:20
2年前にパリのエルメス本店でみました、馬鞍。必要ないのに何故見たんだろう……。当時の1ユーロ=140円換算でおよそ90万円でした。おそろしくも「意外に安いんだな」と思ったおぼえがあります。
投稿者 じじ : 2008年09月29日 22:04
2008年09月30日
焼き松茸、土瓶蒸し、松茸の天ぷら、松茸のすき焼き、松茸ご飯
長年の読者はご存じだと思うが、誕生日のお祝いに実家から国産の松茸が送られてくるので、親しい友人を集めて松茸パーティを催すのが恒例化している。各自たっぷり食べられるよう人数は2,3人に絞って毎年違う方をお招きしており、その方が恨まれてはいけないので(笑)お名前は伏せている。今回はおふたりの方をお招きしたあと、昨夜自宅近所の道路でミヤケマイさんとばったり鉢合わせして(燻製屋「ヌーベ」からの帰りだったとか)思わずお誘いしてしまった。
ミヤケマイさんはこのブログの文庫版で表紙の装画をしてくださってる画家だが、来月早々パリとNYに1年間留学されるので、現在その準備に追われて超ご多忙のなか、松茸と聞いて今日の予定をキャンセルして参加されたのだった。お招きした方々は初対面でもブログでおおよその素性がバレているから、いわばオフ会といった形ですぐに親しく話ができる。
今後はこうしたネットを通した人間関係が世界の津々浦々に結ばれていく一方で、会社や学校や国家といった従来型の空間的共同体はしだいに表層化し、実質的には無力化していく傾向にあるのかもしれない。会社や学校で共にデスクを並べて当たり障りのない会話をしている人よりも、地球の裏側にいても自分と主張や信条が一致する人のほうが信頼できるとする人たちも増えている。考えてみればこれは物凄い人間関係の変化である。そもそも人間は自然の脅威から身を守るために空間的な共同体を必要としたはずが、今はそこから別次元の共同体(といえるのかどうか)に比重を移し替えようとしている過渡期なのだろう。今後どちらに比重を置くかは年齢ともあまり関係がないのかもしれないと、今日お集まりになった方々の会話を聞いて思われたのだった。
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PCをいじりだしてほぼ10年、手紙も書くが殆どの連絡はメールでするようになり「従来型の空間的共同体はしだいに表層化し、実質的には無力化してゆく傾向」は強く感じます。「地球の裏側にいても自分と主張や信条が一致する人のほうが信頼できるとする人達も増えている」にもとても共感できます。直ぐに声を掛ける事のできる人よりも、遠距離の人との方が安心して心情を吐露できたりする事も多々ありますし、心地良いお付き合いが出来る事が増えています。人と人の温もりは近くに居ても感じられない事もありますね。
投稿者 お : 2008年09月30日 22:33
2008年09月30日
レンコンの挟み焼き
QPで見た料理。豚挽肉の長ネギのみじん切り、生姜汁、塩、醤油を混ぜ込んだ肉だねを挟んで炒め蒸しにしてみりんと醤油で味付け。仕上げに煎り胡麻を振る。
けさ見たニュースで気になったのはアソー君の所信表明ではなく、若ノ鵬の八百長暴露発言でも全然なくて、やはり米国の金融安定法案が下院で否決!された件である。あのブッシュがマケイン、オバマ両氏を呼んで超党派の要請をし、これまた超遅まきながらサブプライム破綻後の経済的処理に本腰で取り組む姿勢を見せたとたん、与党の叛乱に遭って敢えなく挫折に至るというまさかの展開に、株は再び大暴落で、米国の迷走ぶりが際立つ結果となった。共和党が筋を通したというよりも、たぶんに有権者を意識した、選挙モードの中では何が起きるかわかんない見本のようなものだろう。それにしても今や親方ヒノマルならぬ親方セイジョウキの国でも不況の加速は避けられそうになく、補正予算を通すくらいのことでなんとか凌げる程度なのかどうか。彼我ともに根こそぎ「チェンジ」しないと、どうにもならんわいと感じる人がこれで多くなったような気もするのですが……。