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2008年02月15日
あら輝
2/14の夜は幻冬舎のヒメと一緒に久々の「あら輝」で食事。
見るからに美味しそうなトロ(写真)もさることながら、ヅケも本当に美味しかったし、ほかに白子を軽く炙って柚をきかせたのや、脂がのった鰺を同じく軽く炙ったのや、関鯖を軽くスモークしたツマミ等々、相変わらずなんでも美味しく戴けたのだけれど、ここは今やほとんど予約が取れない店になっていて、ヒメも顧客の知り合いに頼んでなんとか予約を先に入れて、あとから誘う相手を考えたのだとか。で、誘われたこちらとしては、ええっ、いいの?だって2/14だよ。もっと誰かいい人を誘ったほうがいいのでは?と一応いってはみましたけれど(笑)、得難いチャンスではあるので遠慮無くお誘いをお受けしたのでした。
その前にまずヒメはわが家でPLEOとご対面。かつてオマキトカゲやマタマタを自宅飼っていた!という爬虫類好きのヒメだけに、かわい〜!を連発して、「う〜ん。夏のボーナスか……」と腕組みなさったのである(笑)。
ところでお互い会うのは久々だから、もちろん仕事の相談もいくつかあった。まず『吉原手引草』について韓国での出版オファーがすでに3件来ているので、諸条件を考慮してどこにするかをふたりで決定。印税率やアドバンス料や翻訳者など多岐にわたって細かく記された書類を見ながら、へえ〜外国での出版ってこういうものなんだと私は興味津々である。既に現地に行って出版界の動向や向こうで出版された日本人作家の本をリサーチしてきたヒメに「装丁もすべて変わるんで、本をぱっと見ただけでは誰の本かもわからないんですよ。書名も著者名もハングルだし」と言われて、「そうすると『吉原』とか、松井今朝子をハングルで書くとどうなるかわかるわけだよね。それってメチャ面白くない?」と私はますます興味津々になったのでした。
『吉原手引草』に関しては某局からTVドラマ化の企画書も来ているし、映画化のほうも幻冬舎サイドでいろいろと考えてらっしゃるようなので、今後の映像化が期待される。
それよりもこちらにとって当面だいじなのは次回作の問題で、やはり吉原を舞台にした作品をどんなふうに書くかという点がある程度の一致をみたのでひとまずほっとしてお別れしたのだった。
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コメント (3)
『吉原手引草』が映画化されるのでしたら是非見たいです(^o^)
サスペンスでもあり、廓の中の手引書でもあり。今までにも廓を舞台にした小説は読みましたが、『吉原手引草』ほど詳しく廓の仕組みを書いてある本は初めてでした。色々な見方があり、女性の側から見ればあまり有りがたい場所では無いですが、京の島原、江戸の吉原があって受け継がれてきた文化もある事は事実ですね。
ところで『奴の子万』はもう再販されないのでしょうか?探していますが見つからなくて。是非読みたいのですが。
投稿者 お : 2008年02月15日 22:00
>『奴の子万』はもう再販されないのでしょうか?探していますが見つからなくて。是非読みたいのですが。
ああ、とてもいいタイミングのお問い合わせでした。今日ちょうど講談社から連絡あって、増刷が決まったとのことです。お近くの本屋さんにその旨を仰言ってお取り寄せくださるか、ネットでご購入ください。
投稿者 今朝子 : 2008年02月15日 23:24
お返事ありがとう御座いましたm(__)m
今「家、家にあらず」を家族で順番に読んでいますので次に読めるようにネットで申し込みます。
「東州写らくさし」を読んで感じました事は「継がせる」難しさですね。遺言を変えても一番の適任者に継がせる事が一家を守る、その家に繋がる人間を守る事に、引いてい言えば文化も守る事になるんですね。歌舞伎界も是非そうあって欲しいものです。
投稿者 お : 2008年02月16日 22:15