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2007年12月20日

燻製の盛り合わせ、シーザーサラダ、魚介のグラタンほか

明日は京都出張で早朝に発つので料理を控えて、スラッシュの守部さんと外食するつもりで事務所を訪ねたところ、守部さんの学生時代のお友達と近所の「燻製屋ヌーベ」でご一緒することになり、食品会社の女社長であるそのお友達に、なんと私まで厚かましくゴチになってしまう(^^)ゞという超ラッキーな晩ご飯でした。
昼間は講談社の堀さんがあらわれて新聞連載した『そろそろ旅に』の単行本化について打ち合わせ。なんとか3月末に出版できるようスケジューリングして、書き改める点についても何かと相談に乗ってもらった。堀さんとは連載時のかなり前からお会いしてるのでけっこう長いお付き合いになる。お会いしたときはたしか文芸誌から単行本の部署に異動されたばかりで、担当を引き継いだ国兼ブチョーに「今はまだ日が浅いので彼女も不馴れな点があるでしょうが、松井さんの本を作る段階ではそれなりに腕をあげてるはずですので」と言われたのをよく憶えている。そういう国兼ブチョー自身も、私の担当になったときは週刊誌から単行本の部署に異動したばかりの駆け出しだったのを思うと、そう長い年月が経ってるわけでもないのに隔世の感があった。で、この間に彼女のほうは佐藤多佳子氏の担当として『一瞬の風になれ』という大ヒットを飛ばしてもいるのだけれど、わたし的には新聞連載中に何かとフォローしてもらって大助かりだった。一見タカラヅカの娘役がピッタリくるような楚々たるお嬢様っぽいキャラなのだけれど(実は既婚者)、意外や意外ちょっとやそっとでは動じないオオモノで、精神的に相当きつい連載期間中は彼女に本当によく支えてもらって、いうまでもなく国兼ブチョーより(笑)はるかに頼りになる編集者なのでした。


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コメント (4)


はじめまして。

本日、やっと手に入れた(どこにも売ってなかったんです;)「仲蔵狂乱」を読み終え、どうしても感想が言いたくて書き込みさせて頂きました。

おもしろかったです。もう、とにかくおもしろかった。本当に夢中で読みました。一気に読むのがもったいなくて、我慢しながら(?)、朝夕の通勤電車図書館の楽しみにして読みました。

「吉原手引草」→「家、家にあらず」→「非道、行ずべからず」→「東洲しゃらくさし」→並木拍子郎シリーズ→仲蔵と読み進め、読むほどに引き込まれて行き、
久しぶりに先が読みたくてたまらないのに、終わりに近づくにつれて読み終わりたくない気持ちになる本と作家に出会えた喜びでいっぱいです。

私にとって今年一番の”出会い”になりました。
明日からはもう一回「仲蔵狂乱」の好きなくだりを読みます。それも楽しい。

投稿者 のりすけ : 2007年12月21日 01:31

>一気に読むのがもったいなくて、我慢しながら(?)

同感!
私も残り三分の一くらいになると
一日5ページずつ!と決めて読んだりします
ついつい枚数オーバーしてしまいますが。
それでもあと2冊で
出版されている本は全て読了になるので
お正月はじっくりゆっくり今まで読んだ本を再読するつもりです。
あとはこのブログを楽しみに!

投稿者 天 : 2007年12月21日 08:27

いきなり失礼いたします

小生が書いておりますブログ(現在落語論)で 落語の中に 

鰻や蕎麦・饂飩鮨が多く出てくるのに お稲荷さんを除いて

握り鮨が出てこないのは どういう理由なのか分らずに 困っ

ております 松井先生がお解かりでしたら お教えいただくと

幸いと考えコメントいたしました 無礼をお許し下さい

投稿者 Arthur・Coachan : 2007年12月21日 12:05

>握り鮨が出てこないのはどういう理由なのか分らずに困っております 

ウーン。そうなんですか。いわれてみると確かにフシギですね。私にもわかりませんが、今度何かの折に友人を通じてでも、落語家さんに訊いみますね。

投稿者 今朝子 : 2007年12月22日 10:38

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