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2007年12月10日
豚肉と長芋の炒め物
QPで見た簡単な炒め物。豚ロース肉、長ネギ、長芋の順に炒めて豆板醤、酒、砂糖、醤油で味付け。豚と長芋は拍子切りに、長ネギは斜め薄切り。仕上げに胡麻油を垂らしてもいい。
料理をしながらTVを見てたら米国のNY1放送が映って、ブロードウエイのスト模様が報じられた。そういえばハリウッド(でしたっけ?)のシナリオライター組合がストした件は片付いたんだろうかと気になる一方で、これが日本だと、劇場のストはまずめったに起きないように思う。映画全盛時はストが沢山あったし、昔は文楽の演者によるストっぽいものもあったが、劇場の従業員がストをしたという話は、寡聞にして知らない。江戸時代は給与制でなくチップ収入だったからかもしれないけれど、今かりに歌舞伎座がストをしたら、困るのは関係者だけだったりするのがバレちゃうと余計に困るのかも、なんて、こりゃあくまでジョークであります(笑)。
ところで出版社がストしたという話も、昔はあったのかどうか、ゼンゼン知らないのでなんともいえないが、今出版社が一斉にストをしたら、喜ぶのは本屋さんかもしれない。それくらい出版物が多すぎて整理がつかなくなってるのは確かだろうし、出版する側にしても、それなりの自覚はあるようだった。
これは数人の編集者から聞いたので、業界内でまわっているに違いないのだが、3ヶ月か半年でもいいから、一時的に出版をストップして読者を飢餓状態に置いたら今より少しは本が売れるようになるのではないかという話で、別にゼンゼンそうはならないし、却って別に新しい本がなくても平気だというのを実証してみせる結果になるのではないかという哀しいオチがついてました(--);
ところで昨夜これもたまたまNHKBSで(なんだかTVの話ばかりで恐縮ですが)韓国制作の「儒教」を特集した番組を見ていて、日本にはかつて「教養人」と呼ばれた人たちがいたけれど、それが本当に少なくなった(いなくなった?)のは、やはり教育のせいだろうという気がつくづくした。それに応じて出版社もシフトを変えていかざるを得なくなったのが実状だろうし、長い目で見れば、自らの首を絞める結果にもつながった?あるいは今後さらにつながっていくのかもしれない。
ともあれ今さらどうにもできないようなことが多すぎるのは地球全体にわたるのだけれど(なんて、これもTVで地球温暖化の問題を見て思ったわけですが)、まあ、近年は多くの人間がそのことに気づいただけでもよしとしなくてはならないのだろう。
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コメント (2)
現状に気がついても、それを変えていくのはほんとうに大変ですよね。何かあなた任せになってしまって、あきらめてしまうという。ますます悪くなってしまう。
最近の本については、題名を見ただけで読まなくても中身が想像ついちゃう本があまりにも多すぎますね。そんなの読むまでもないし、ましてや買おうと思わなくなるってことも、出版社の人たちは気がつかなかいのかしら。もっと読者をわくわくさせるようなタイトルを付けて欲しいな。
投稿者 ぱぐ : 2007年12月10日 21:25
初めてコメントします。
たった今「東洲しゃらくさし」を読み終えたところです。
「吉原手引草」「家,家にあらず」と読み進み3冊目です。
登場人物にとても惹かれます。五兵衛にも彦三にも会ってみたい。どうしてこんなふうにいきいきとした人物が描けるのでしょうか。
本に出会えたことで歌舞伎(一度観ただけ)にも行きたくなりました。
楽しみです。
投稿者 みづほ : 2007年12月11日 22:30