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2007年12月04日
シジミと水菜の炒め物
QPで見た料理。ニンニクを入れた胡麻油で豚肉を炒めてからシジミを入れて紹興酒と醤油で味付けし、シジミのふたが開くまで蒸して水菜の茎を炒め、火を止めてから葉を加える。豚肉は塩こしょうで下味して片栗粉をまぶしておくこと。非常に簡単にできるし、シジミからうまみが出て美味しいのでオススメである。
今日は「オール読物」誌に年内入稿を目指していた短編連作『円朝の女 (仮題)』の一編70余枚の原稿をひとまず書き終えてホッとしている。2月号掲載予定で〆切りは年明けだったが、根がけっこう気の弱い私は(笑)何かと用心深くて、常に早手回しで仕事を進める癖があるのだった。とにかく掲載できる形に整えるまでにはまだ多くの書き直しを要するだろうし、明日プリントアウトした段階できっと例によってまたド〜ンと落ち込むのは目に見えているのだけれど(笑)、出来の善し悪しはともかくとして、それでもやはり完結したのはウレシイ(^^)/
小説を書くようになって以来、何がウレシイといって、この脱稿時が一番ウレシイかもしれない。芝居だと、最終リハーサルもしくはゲネプロ終了といった段階だから、そんな時点でウレシイ役者はまずいないといっていいだろう。役者ならきっと初日の舞台が済んで拍手喝采を浴びるときが一番ウレシイのだろうが、私がウレシイ時点は必ず孤独である。で、その書いたものが出版された時点では決まって次の作品の執筆で苦しんでいるので喜びはほとんどないといってもいい。両者には決して埋まらない大きなタイムラグが横たわっている。それくらい、小説を書くことが私にはとてもスリリングであり、ひょっとしたら広げた風呂敷をうまく閉じられないかも的な不安を常に抱えているからこそ、なんとか完結するとホッとするのだろう。小説がもっとすらすら書ける人だと、それが世に出た時点で評価されたり、売れてほしいという欲も当然あるのだろうけれど、正直いって私のレベルはどうもまだその域に達していないせいなのか、今日みたいな日がやっぱり一番ウレシイのでした(笑)。
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コメント (4)
おめでとうございます。
達成感は何をやってもうれしいものですよ。
投稿者 ぱぐ : 2007年12月05日 07:09
すごいなあ・・・私来年の書き下しの産みの苦しみ中。相撲だけど、何とか部屋の、リンチ事件の報道の頃、星タンゴちゃんが毎日の様にTVに出てきて、プロレスやってるらしくビックリしました。老けてました。朝青龍を毎日アップで映すのはやめて欲しい。コメントになってませんね・・・。
投稿者 中村まりりん : 2007年12月05日 22:39
星タンゴは私もTVで見ました。相撲取りの時はたしか漢字で星誕期って書いたんじゃなかったっけ?そういえば星岩濤さんはお元気でしょうか?
投稿者 今朝子 : 2007年12月05日 23:41
失礼しました。今でも「星誕期」さんだと思います。漢字面倒で・・・。星アンデスさん(安出寿?)も日本にいます。星岩濤さんはどうしたか分かりません。誰も部屋を継ぐ力士がいなかったらしく、陸奥部屋の株は、なかなかハンサムだった霧島さんというお相撲さんが買いました。星安出寿さんは叔父の骨上げの時、骨見て貧血起こしました。火葬はアルゼンチンでは考えられない事だそうで。今度平井にチャンコ食べに行きましょう。「星甲」という店あります。
投稿者 中村まりりん : 2007年12月06日 00:05