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2007年11月28日
大和芋と豚挽肉のレンジ蒸し、ギンナン御飯
前にQPで見た料理。豚挽肉は酒、醤油で味付けし十分に練ってから卵を加え、長ネギの小口切り、大和芋を加えて長目にチンして、そのまましばらく置いて蒸す。あんかけにして薬味に生姜を添える。これはオススメ!もっちり感があって美味しい。寒いときにもってこいだし、簡単にできて、おもてなしにもなります。
「崎陽軒、おまえもか!」といいたいような、またしても食品表示違反のニュースでコメントを求められた人が、「ああ、やっぱりねえ。大きいとこみんなやられてるもんね」と言われたのは世論のかなりメジャーを占める意見かもしれない。まだまだ出そうである。
こと食関係にかかわらず「大きなとこ」や「えらい人」が何のあてにもならないのは今に始まった話でもないけれど、近年は情報が豊かになったおかげで、この手が次々と紙面や画面を賑わすから、権威も何もあったもんではなくて、それはそれでまあいいじゃない、と、私くらいの年齢になったら思ってもいいが、物心のつき始めからこんな世の中を見て育つ子供たちが、果たして大きくなったらどんなふうになるのかは想像がつきにくい。
現代の日本には、えらくなりたい子供が非常に少ないという統計もさることながら、最近何人かの編集者の方と話していて、近ごろは「伝記」を読む子供たちも極めて少ないらしいと聞いたので、余計に気になっている。
私のころは「伝記」が学級文庫の定番で、キュリー夫人やシュヴァイツァー博士やエジソンやナイチンゲールを読まない人の方が珍しかったのではなかろうか。ただこういう人たちだとあまりにも古くて、彼らの何がえらかったのかイマイチぴんと来ないだろうし(電球を発明したっていわれてもな〜ってな感じでしょうか)、今の子供たちが読むとしたら、どんな人の「伝記」に人気が集まるのだろうか?ちょっと知りたい気もします。
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コメント (2)
はじめまして。1ファンでございます。
そういえばわたしもキュリー夫人、ヘレン・ケラーなどよく読みました。科学者になりたかったんですが、数学の成績が悪く、税理士になりました。
今の子は、たぶんビル・ゲイツとかなら読むのではないでしょうか。ビッグになって大金持ちになった話は好きそうです。イチローとかはすごいけど、それ以上にこつこつ努力して・・・という話は敬遠されそう。あとゲームやアニメのクリエイターですかね。
三人いる息子の真ん中のが本好きですが、つまらないのばかり読んでいて困ります。コミックが活字になっただけのような、オタクな本です。すこしづつ軌道修正中。松井作品はまだまだ読めませんがそのうち並木拍子郎あたりからとおもっています。新刊楽しみです。時代小説が大好きです。気分転換にぴったり。いろんな人が簡単な捕り物帳などを書いてますが、時代の背景や世相をきっちり書いている松井作品は安心して読めます。最近はNHKの大河ドラマでも時代考証はひどい。なに、あの上杉謙信!木曜時代劇なんか脚本がお粗末すぎです。ドラマ化のときは松井脚本でお願いします。
投稿者 momo : 2007年11月29日 11:37
大和芋と豚挽肉のレンジ蒸し、これは時間短縮で美味しそう、早速1日に作って見ます。
明日は南座顔見世、一応好きな役者も出演しているので見ますが、正直な所、これほど大名題の方々にお越し頂かなくても、お芝居は楽しめるのですが、ここ10年程襲名披露が続いた為か入場料がお高いように思います。
「うちとこも気張ってまっせ」と心意気を見せに行くにしても、好きな芝居がたった1度しか見れないようなお値段では、迂闊に友を誘えまへん。まあ、そうは云うものの、顔見世、初春歌舞伎と2ヶ月続いて関西でお芝居が見れるのは幸せだと思いますが。
「吉原手引草」面白くて2度も読みました。ソロソロ松井さんの次なる作品を求めます。「摂州合邦辻」の番付の後書き『藤十郎さんとの御縁』芝居茶屋親日屋「かわら版」の『歌舞伎東西いまむかし』も楽しく読ませて頂きました。
投稿者 おゆき : 2007年11月29日 22:03