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2007年11月21日
ロシア風前菜、キノコの壺焼き、ボルシチ、牛肉のクリームソテーほか
「東博で『大徳川展』というのをやるみたいだけど、行ってみない?」と幻冬舎のヒメを誘ったのはもうずいぶん前のことなのだけれど、お互い忙しくて日にちが合わないうちに、「なんだかスゴイ込んでるみたいね」「入場者数が早くも20万人突破してますもんね」「でも、やっぱり行っときたいよね」「行くべきですよね」てなことで今日なんとかやっと出かけたら、平日の昼間にもかかわらず入り口の前に長蛇の列(写真)を見てボーゼン!結局は20分待ちだったけど中に入ってみたら案外ちゃんと見られた。
最初の展示物で目を奪われたのは「金扇の馬標(うまじるし)」で、私は今日たまたま出かける前に、新作の一節で、14代将軍家茂が長州征伐に向かうシーンを描き、この馬標についても触れたのだが、「わーっ、こんなにデカイものだったのか〜!」とビックリ仰天し、これが見られただけでも来た甲斐があるというものだった。
他にもあの水戸黄門が着ていたという洋服と靴下!や徳川宗春のド派手な火事羽織といった珍品もあれば、皇女和宮や来年大河ドラマにもなる篤姫の衣裳を始め、数々の姫君たちの超ゴージャスな嫁入り道具などなど実に盛りだくさんで、見応えが十分ありました。
帰りは根津のロシア料理店「海燕」で食事。ここは何を戴いても美味しい穴場の名店でした。
ところで明日というか、もう今日22日は銀座博品館で『吉原手引草』の朗読会を立川談春、三林京子の競演で催しますので、皆様お誘い合わせの上ご来場賜れば幸いです。私は終日劇場に詰め、受付やロビーにおりますのでどうぞ遠慮なく声をかけてください。終演後はシャンパンで乾杯を致します。
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コメント (1)
昨日は博品館劇場近くの福家書店で吉原手引草/家、家にあらず/辰巳屋疑獄/果ての花火を購入し『吉原手引草』を読むの会に。舞台上手の消し幕に被われた箱馬に鎮座まします箱提灯に感激…朱と墨色の蔦紋に囲まれた葛城の文字が燈に浮かびまるで葛城おいらんがそこに佇んでいるようで風情ある立派なお姿。朗読の続編に期待いたします。
投稿者 糸炎 : 2007年11月23日 07:24