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2007年10月22日
鶏手羽元とニンニクの煮込み
QPで見た料理。まずフライパンで手羽元の表面をこんがりさせてから酢をたっぷり入れて、酒、砂糖、醤油、水、ニンニクを加えて15分以上じっくりと煮込む。手羽元を焦がしたあと脂をしっかり拭き取るのがポイント。ニンニクは皮をむいて1個分丸ごと入れる。私は好みでシシトウとシメジも加えた。汁気が少なくなった時点で半熟卵を入れて煮からめる。半熟卵は沸騰したお湯に入れて5分きっかりで出来るが、冷蔵庫の卵は必ず常温にもどしておくこと。
今日は早めに昼食をとってNHKBSで大リーグのレッドソックスvsインディアンズ戦を見たら、すでに松坂は引っ込み、ちょうど岡島がダブルプレーでピンチを切り抜けたところで、ついそのまま優勝シーンまで見てしまったが、大リーグは胴上げをしないのがわかって、この胴上げなるものが一体いつ頃から始まったのか妙に気になってしまった。
歌舞伎や文楽をご存じの方は『妹背山婦女庭訓』の「御殿」をご覧になって、江戸時代の胴上げが、ふざけ半分のイジメだったことにお気づきだろうが、すす払いのあとや節分の夜などに奉公人の男女がおもしろ半分でよくやられていたらしい。
手近にある日本国語大辞典をひもとくと、今日のような祝福の意味でなされた文章例は夏目漱石にまで下るから、これは西洋発の近代的風習だったのかもしれない。日本型の胴上げが一種のリンチだったというのは、誰かをどっと持ち上げて一斉にたたき落とす現代のマスコミ体質に脈々と受け継がれているような気もしないではありません。
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コメント (2)
春スキーの帰りは日本海回りの汽車で帰って来てた頃、新婚旅行の見送りにプラットホームで新郎を胴上げしてるのをよく見ました。
今では胴上げはおめでたの時に定着した様ですね。
余談ですが、その新郎達は皆、首から「蝮グロン」のレイをかけてもらっていました(笑)子供達に「あれは何?」と聞かれて返答に困りました。
投稿者 ともちん : 2007年10月22日 22:42
もてはやし蹴落とす方も早ければあんたら流す国の漂ふ
前首相が辞任したときに作った歌です。
体質なのでしょうね。
投稿者 ぱぐ : 2007年10月23日 07:36