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2007年08月17日
泥鰌の丸鍋、泥鰌の蒲焼きほか
前にデザイナーのミルキィ・イソベさんと講談社文庫の神保さんと一緒に浅草の美味しい鰻屋に行く約束をしていて、それが受賞の発表と重なって流れてしまい、今宵(8/16)ようやく再チャレンジとなった。
浅草の鰻屋というと、私なんかは「前川」?とか思ってしまうが、ジモティーのミルキィさんに言わせると「あんな店、目じゃない」くらいに美味しい鰻だそうなので、大いに胸ふくらませていたら、この話をたまたま聞きつけた文芸界のグルメ王である講談社の国兼ブチョーから「あのー、僕も参加していいですか」と電話があって、4人でまずその店に出向いたのだった。
国兼ブチョーはその店が予約の取れない名店「初小川」だと思い込んでらしたのだが、ミルキィさんはさらに「初小川なんかよりずっと美味しい」と仰言るので、それはスゴイ!とワクワクしてたのに、肝腎のその店「色川」は満席であっさり門前払いとなった。
「初小川」も満席で、次に向かった先「小柳」はなんと休業。しかしながら皆もう「前川」で妥協する気にはなれなくなって、ならいっそ鰻から泥鰌に鞍替えしようということで「飯田屋」に向かったのである。
浅草で泥鰌といえば「駒形」しか浮かばない私だが、ミルキィさんは「あそこは外国人観光客くらいしか連れてけない店だね」てなことで、やはりジモティーにとっては断然格違いで「飯田屋」がいいらしい。 で、「飯田屋」に到着すると、店内はかなり広いのに、世の中にはこんなに泥鰌を食べたがるひとがいるのか!と驚くような満席状態。でもなんとか20分待ちで案内されて、なるほど、と満足が行く味を堪能できた。丸鍋も泥鰌が小ぶりで「駒形」よりはるかに食べやすかったが、これはイケルと思われたのが泥鰌の蒲焼きで、小骨をきれいに抜いてある。お酒のおつまみには泥鰌の唐揚げがいいし、最後は舞子丼と称する柳川丼と卵汁のセットで〆るのをオススメします。
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