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2007年05月29日
ブリの照り焼き、アスパラガスの練り胡麻和え、黒ごま豆腐
今日はお昼にモーレツにお腹が空いてたっぷり食べたので、晩ご飯はあっさりめにしました。
なにせ目覚めたのが朝の5時で、6時から原稿を書きだしたからお昼にお腹が空くのは当たり前。で、午後3時くらいになるとさすがに集中力が欠けてきたので一時中断して散歩に出た。
近所にかなり大きな天台系の寺院があって、いつもそこを通り抜けるのだが、今日は不動堂で太鼓がドンドン鳴ってるので近づいたところ、中で護摩を焚いて祈祷をしていた。しばらく立ち止まって見ていたら、後ろから来たお坊さんが「よろしかったら、どうぞ中に入ってご覧下さい。席もございますので」と親切に仰言るので、遠慮なく入らせてもらって至近距離で護摩修法を拝見したのだった。
修法をなさっていたのは住職で、私を誘ったお坊さんはどうやら息子さんらしい。ほかに太鼓を叩いているフツーの恰好をした中年男性と、いずれもフツーの装いの老若男女十人ばかりは信者さんのようだった。若い女性が何人かいて平均年齢が意外と低めなのに驚いたが、怪しげな新興宗教に凝るよりもよさそうである。単調な太鼓のリズムに乗って皆が一斉にナウマク・サマンダバザラダン・カン……と真言を唱和するのがけっこう耳に心地よかったし、乳木を次々と忙しなく火中に投じたり、油を振ったりして火を燃え立たせるパフォーマンスは見ていてちっとも飽きなかった。
私は至って信仰心の薄い人間だが、5歳で法華経の一品を丸暗記したのを皮切りに、幼稚園から大学生時代の寮までカトリック系のミッションで過ごしたりと、昔から妙に宗教と御縁があって、宗教的施設や儀式を見るのはわりあい好きなほうで、キリスト教にしろ、仏教にしろ、神道にしろ、古来の宗教はどれもなかなかよく出来ていると見るたびに感心するのである。で、この秋か冬から連載を予定している新作では江戸時代の某寺院にまつわる事件を少し盛り込むつもりだったので、散歩の途中で護摩の修法を拝見できたのはラッキー!なんて言うと御不動様の罰が当たりそうだ。もっとも護摩の修法は今後別の寺院で最初からきちんと拝観するつもりでおります。
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コメント (1)
いいなぁ〜生護摩。火はイイよね。ロックですネ。
投稿者 chie : 2007年05月30日 19:09