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2007年05月23日
タラコ、がんもどきと大豆のすき昆布煮
近所の「薫製屋ヌーベ」で大島さんと超ヘビーなランチ(写真=スープカレー&蒸し野菜&おこわのセット)を取ったので夕飯は地味にまとめた。
今は新たな連載を控えて構想を練りながら資料を読み漁る毎日だが、主要な史料はむろん買いそろえても、全部買うとなったら足が出るどころか家の床が抜けて躰ごと落下しそうなので、どうしても図書館を利用するはめになる。都立の図書館はその資料がたとえ中央図書館の禁帯出本であったとしても、近所の図書館を通じたら家に貸し出しできるのがとても便利で、今日もネットで検索して中央図書館所蔵の稀覯本を予約しに行ったのである。で、カウンターに申し込み用紙を出す際、係の人の背後に予約本コーナーの棚が設けられ、そこに『吉原手引草』が置いてあるのを見てしまった。おお、読まれてるんだ!と嬉しい気がする反面、印税生活をしている身としては、みんな借りたりしないで買おうよ!と言いたいのが正直なところだし(笑)、さりとて読む本を全部が全部買ってたのではだれしも大変なのはわかるし……てなわけで、なんともビミョーな気持ちになったのであります(笑)。
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コメント (1)
物書きの方は、やはり大なり小なりに自著と図書館の関係についてそのような感慨をもたれる者なのですねー。司書の授業でエライ作家の団体が「図書館に本が置かれるとわしらの売り上げに悪影響があるんじゃい!」と訴えて結局「大した額じゃねーよ」と却下された話(←ものすごく大雑把に言ってますが)を思い出しました。・・・そういえば『吉原手引草』。なぜかすっかり文庫と思い込んで文庫コーナーを探し回っても見つからず、店員に尋ねてハードカヴァーを持参されたときの恥ずかしさったらありませんでした・・・
投稿者 ふみ : 2007年05月23日 23:02