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2007年05月22日

牛頬肉の煮込みほか

 『吉原手引草』刊行の打ち上げで幻冬舎の石原常務、永島局長、ヒメこと木原さん、スラッシュの進藤さんと外苑前の「ビザビ」で会食。老舗のイタリアンとして名前は知っていたが、食事をしたのは今回が初めて。ビシソワーズ風の冷製ブロッコリースープや写真上のマスカルポーネのソテー、写真下の赤ワインをたっぷりきかせた牛頬肉の煮込みが美味しかった。
 幻冬舎の皆さんとお会いするなり「今日また増刷が決定しました」と聞かされたのは何よりで、まずは読者の皆様に厚く御礼を申しあげます!
 ところで私はいまだに文芸のギョーカイにとても疎いのであるが、石原さんはこの世界のユーメー人であるらしいのは、意外にも乗馬クラブで知ったのである。例のバリキャリのOさんが山田詠美さんのファンで、そのエッセイの中にめちゃめちゃ破天荒な編集者として登場するらしく、「編集者イシハラが出てくると笑えるからすっかりファンになっちゃったんですよ。会ったらよろしく言っといてください」とのことだった。なので、相当にキレてる人なんだろうと思い、お会いするのがちょっと不安(笑)だったのだけれど、根は真面目な方らしく、たとえば拙著についての感想を述べられるときなども決して調子が良いといった感じではなく、むしろ愚直に近い話しぶりにかえって信頼が持てる気がして、なるほど!これが凄腕編集者たる所以なのかと思われたのだった。で、帰りに三茶の駅まで送ってくれたヒメから「イヤー、石原が緊張して堅くなってたのがおかしかったですよね。あの人は意外と初対面はああなんですよね」と伺って、これまたナルホドと納得したのであります(笑)。


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