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2007年05月12日
真鯛のソテー梅ソースかけ
QPで見た料理。ソースはバターを溶かして梅干しの肉、醤油、酒、味醂を加えて煮詰めるだけ。味醂で味の調節ができる。ご飯によく合う。
今日は仕事を早めに終わらせて午後から念願の衣替え。物書きになって一番よかったのは、なにせ自宅でする仕事だから、服をあんまり買わなくて済むことだと思っていたのに、いつの間にかクローゼットは満杯で、売るか、捨てるか、人にあげるか、一体どうしよう(- -);といった服が何着も出てしまった。ことに私は超なで肩なので、補正のために(笑)ジャケット類をやたらに買いまくっていたのが判明。で、もう飛ぶまいぞこの蝶々ならぬ、もう買うまいぞハオリモノといった感じであります。
ところで昨日各局のニュース番組で取りあげていたのが扇千景参議院議長の引退表明であるが、私はこの方とは思想信条をまっっっっったく異にするのだけれど、個人的には愛すべき人だと思っているので、とにかくお疲れ様、大過なく勤めを果たされて本当によかったという気がした。
私の祖母にあたる人は初代中村鴈治郎という歌舞伎役者の娘だったから、扇さんは又従兄弟のお母さんというわけで縁戚関係にあり、以前はよくお目にかかっていた。で、一見するとなんだか高飛車で怖そうなオバサンだけど、根はまっすぐな気性の方で、旧来の日本女性ならわざとへりくだった態度を取って他との摩擦を避けようとするところで、そうした姑息な手段は取らないために、周囲から必要以上に悪く思われてしまうふしも多々あったようだ。えらいと思うのは、他人に嫌われることを厭わずに堂々と主張されていたところで、これは並の女性にはなかなかできにくいことだし、いまだに可愛いさを捨てきれない野田聖子議員なんかよりも政治家としての資質は遙かに上だったのかもしれない、と今にして思う。
それでいて夫婦生活では常に夫の身のまわりの世話を、どんなに忙しいさなかにも、きちんとこなしてらしたという話は家族からよく聞かされていて、扇のママはあんなパパの一体どこがいいんだろう(笑)などと身内で言い合っていたのである。もっともパパはパパで、扇さんが大臣になったときや何かは心底から喜んでいらしたそうだし、妻の出世をそう素直に祝福できる日本男児はまだまだ少ないことを思えば、本当にとてもよく出来た夫婦だというしかない。ともあれ余力のあるうちに引退をして、夫婦のゆったりした時を過ごしたいというのは扇ママの本音だろうし、パパもそれはそれで大変だろうけど(笑)、しっかり応えてあげてほしいなあ、と他人事ながら思ったのであります。
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コメント (2)
扇さん、バリキャリだったんですね。政治家やった人間に今さらバリキャリゆうのもなんですが(笑)。南座の地階ですれ違ったとき「この人、こんな小柄なの!」と驚くくらい堂々と(他にもっと言い様がありそうですが)して見えたのは、その辺の女の矜持ゆえかも知れないですね。どこの夫婦にも恋人同士にも外からじゃ分からない事情はあるでしょうが、微笑ましい、ちょっといい話だと思いました。
投稿者 ふみ : 2007年05月12日 23:07
お歳をめした宝塚ファンのお友達が、扇さんの事を「すごく頭の良い人で、神戸高校を主席に近いぐらいの成績だった」と聞いた事が有ります。
学業だけでなくスマート(頭が)な人なんですね。
衣服の話ですが、40歳を過ぎてから外出着は着物にする様にしました。姑も母も着物道楽の人なんで箪笥をひっくり返しては私用に仕立て直して着てます。普段着しか買ってません。安上がりですんでます。
投稿者 ともちん : 2007年05月13日 00:07