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2007年03月26日
真子鰈のちり造り、春山菜の天ぷら、牛霜降り肉の網焼き、ウニの釜飯ほか
ポプラ社の芝田さん、矢内さんと西麻布の「茶寮つくし」で会食。生ウニを載せた丼はよくあるが、この店の釜飯は生ウニをお米と一緒に炊き込んで蒸しウニにするというちょっと勿体ないような食べ方で、量もタップリ!ふつうの蒸しウニよりもやさしい食感で、鯛の子を炊いた感じと似ている。根っからウニ好きの私は控え目なおふたりを尻目に二膳目もしっかり頂戴しました(笑)。
芝田さんと初めてお会いしたのはもう4,5年前になるだろうか。当時は幻冬舎にお勤めで、ヒメこと木原さんの上司としてお目にかかり、吉原を舞台にした時代小説のご提案を戴いた上で、現在のソープランド街と化した吉原にもご案内を戴いた。そのときの記憶は今でも鮮やかに蘇るが、『吉原手引草』を執筆する上でのとても良い体験となった。
江戸の吉原には「引手茶屋」というものがあって、それが案内所の役割を果たしていたが、現代の吉原でもそれと同じような役割を果たす「喫茶店」が存在するのはビックリだったし、黄昏どきに黒服を着た体格のいい強面のお兄さんたちが「見世番」よろしく各店の前に整列している姿は実に壮観だった。さすがにヒメと女ふたりではあの取材はできなかっただろうと思って、芝田さんには感謝していた。その後幻冬舎をお辞めになって独立されたと伺っていたが、いつの間にかポプラ社に移られて今度はなんと矢内さんの上司になられたというのだから世間は狭い!というか何処も業界は狭すぎるのであります(笑)。
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コメント (2)
「さくらん」見て来ました。娘と一緒に行ったんですが、見終わっておもわず
私「どやった?」
娘「綺麗やった」
私「内容は分かったん?」
娘「分かったよ」
一番初めの感想は映像美で在ったのは私も同じでした。監督が何が言いたかったのは理解出来ましたが、物足りなさを感じました。
投稿者 ともちん : 2007年03月27日 11:19
『さくらん』は観る人によって評価が分かれるようですね。私自身は、男ひっかけて、つっぱって、好き放題しても可愛いから許されてしまうし、お金や結婚相手にも恵まれ、取り立てて何も不足はないのだけれど、それでいてどこか満たされない気持ちを抱えて「自分探し」をしたがる消費社会の申し子のような女の子が、花魁の姿を借りてとてもよく表された映画だと思いました。いわゆる時代劇映画だと思ってみると肩すかしを喰いそうです。
投稿者 今朝子 : 2007年03月27日 22:19