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2007年03月25日
わっぱ飯ほか
秋田駅ビル内で食事。
仕事上のマネージメントをお願いしている進藤さんのお父様が23日に急逝された。朝方急に具合が悪くなり、10時過ぎに入院して12時に亡くなるという慌ただしさだから、当然ながら娘は親の死に目に会えなかったのである。亡くなられたらすぐ荼毘に付す秋田の慣習で、友引の今日がご葬儀となり、私は事務所メイトである守部さんと共に早朝の飛行機で秋田に向かった。
お父様に初めてお目にかかったのは10年前に竿灯祭りを見に行った折で、当時すでにかなりのご高齢だったが、自らハンドルを握って乳頭温泉や田沢湖にまでドライブしてくださるなどして、大変にお世話になった。たしか秋田が猛暑に見舞われていた年で、ドライブ途中で食事をすると、お父様は必ず先に車にもどって冷房をかけておくといった気づかいをさりげなくなさる方だった。根っからのフェミニストで、NTTの前身旧電々公社で年齢も地位も上であった進藤さんのお母様と職場恋愛で結ばれたという話を伺っている。そうしたかつての筋金入り職業婦人だったお母様は87歳というご高齢にもかかわらずいまだ矍鑠として、ご葬儀でも気丈に振る舞ってみえたが、進藤さんもしばらくは東京と秋田を行ったり来たりしなくてはならないかもしれない。その旨このブログを借りて編集者諸氏にお断り申しあげる。
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