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2007年02月25日
五穀米弁当
乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
今日は時差ぼけの躰にむち打って3鞍騎乗。へろへろ状態の3鞍目は素質バツグンな癖に人を見てメチャメチャ手抜きする厄介な馬で(人間にもこういうヤツいるよねえ)、以前えらく舐められて全く制御不能に陥った覚えがあるから、今日はいっそレッスンをキャンセルしようと思ったくらいだが、何くそ馬ごときに舐められてたまるか!と気合いを入れて乗ったら一度もわがままが出ずに難なくクリア。インストラクターにも「松井さん、だいぶ乗れるようになりましたね」と言われてホッとした。要は仕事も乗馬も気合いであります!
馬には合図弱めですぐに発進してくれる軽い馬と、拍車や笞をガンガン使わないと動いてくれない重い馬があって、ビギナーのころは軽い馬のほうが断然乗りやすかったけれど、今日のようにちょっと間があいて乗るときは軽い馬よりも重い馬のほうが妙な安心感がある。こいつはどんなに強いケリを入れようがムチを入れようが鈍いから大丈夫と思えば力の入れ加減を気にすることなく乗ってられるのだ。しかしながらこれを人間にも当てはめて「鈍感力が大事」というつもりはゼンゼンなくて(笑)、本当に鈍感な人の開き直りは始末に悪いと思うばかりだ。
ところで私はひょんなきっかけで30年ぶりに目下ドストエフスキーにハマっています(笑)。ストーリーは古めかしくとも何せ鋭い人間観察と箴言の宝庫だから読み始めると止められなくて、今日も往き帰りの車中で『悪霊』を読んでいたら、「お人好しの鈍物ほど手に負えないものもありませんからね」「意地悪のバカはもっと手に負えませんよ」という会話が出てきて、ああ、これって安倍総理と中川幹事長のことね、と妙に納得してしまったのでした(笑)。
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