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2006年08月03日
昨日のおかずの残りとお茶漬け
私は一度の料理でだいたい4人前分くらい作って、人と一緒に食べないときは翌日のお昼に残りを食べるようにしている。で、今日は幻冬舎のヒメがゲラの戻しを取りにあらわれて、一緒に近所のイタ飯「クッチーナ」のランチを食べたが、そのボリュームが凄くてお腹が空かず、晩ご飯は残り物で適当に済ませた。
若い若いと思っていたヒメも今や中堅社員として若手の相談に乗ってあげるようだが、今日は先だって辞めたという社員の話を聞いて思わず笑ってしまった。その若い女性は「何か自分の都合を優先して働ける編集の仕事ってないんですかねえ。やっぱりフリーライターになったほうがいいのかなあ」というようなことを言ったらしく、ヒメは絶句しつつも「おいおい、ライターにだって取材相手の都合とかあるんじゃないの!」と思ったそうである(笑)。虫がいいとはこのことだろう。
もっとも私も若いときはずいぶん虫のいいことばかり考えていた気がする。前にもこのブログに書いたが、学生のころは仕事の内容もよくは知らずに編集者になりたいと思っていて、その大きな理由はただ朝あまり早く起きなくてよさそうだということだったのだから、われながらバカだったとしかいいようがない。
虫がいいことを考えて、それが他人に話せるのは若さの特権だろう。年を取るとさすがにそうはいかない。私たちも昔はきっとこんな風に年上の人たちに呆れられていたんだろうねえと、お互いに言い合ったものであります。
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