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2006年07月19日
和風総菜セット、もっちり豆腐
整体治療の帰りに東横のれん街の「音音」でゲット。写真は「もっちり豆腐」で以前からハマっている。食感がモッツェレラチーズに似ていて美味しい。
電車に乗ると雑誌の中吊り広告や売店にあるタブロイド紙の見出しに必ず目が行く。今日は夕刊フジ(?)の一面に「団鬼六透析拒否」というデカイ見出しが躍っていた。人工透析だとすれば緩慢な自殺宣言をしたということなんだろうか?などと妙に気になってしまったのは私が愛読者だからであります(笑)。なのでこの方が「徹子の部屋」にご出演なさったときは、待ってました!とばかり見たのである。
話の中で面白かったのはこの方がSM小説の執筆を止めようと思ったきっかけだ。私は以前それを人伝に聞いた覚えもあったのだが、改めてご本人の口から聞いて、やっぱり本当だったんだ!と納得した。
和服を着た女性がむりやり脱がされる場面で「伊達巻がはらりと落ちた」と描写したところ、担当の編集者が???の顔つきで、「先生、伊達巻は胸の中に入れてたんでしょうか」と訊かれ、どうやら卵で作る伊達巻と勘違いしてるのがわかって、こりゃダメだと思われたそうなのである(笑)。私も時代小説作家の端くれなので、このブログを読んで下さってる皆様に伊達巻の違いを説明をするような野暮は致しません。
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コメント (2)
歌舞音曲の稽古や観劇で和服はよく着るのですが、最近は伊達締(私は好呼ぶ方が多いんですけど)もウレタン素材の伸び伸びするタイプをマジックテープでべりべり貼り付けるのが定番のようで、「しゅっという音がいい」とか「きゅっきゅっと鳴る」なんていうと「博多帯のことですか?」と聞きなおされちゃいます。帯じゃなくて、博多の伊達締のことなんだけど…と思ってそういっても通じないことが多くてびっくり。伊達締の定番は博多だと思ってた私も、鬼六さん世代に近いようです(笑)
先日どなたかのコメントで「今の世相にあう」という旨の書き込みのあった「辰巳屋疑獄」を読みました。時代小説で社会派のテーマは珍しい気がして、面白かったです。
投稿者 猫並 : 2006年07月20日 16:02
>私も伊達巻とは言わずに伊達締と言うほうですが、今や博多織の伊達締でさえ通用しないとはオドロキです。
現在「小説新潮」で連載してる『銀座開化事件帖』シリーズの続編もかなり社会派を意識して書いております。
投稿者 今朝子 : 2006年07月21日 00:45