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2006年07月09日
大阪寿司
乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
北朝鮮問題やWC決勝戦や滋賀県の「もったいない」女性知事誕生のニュースや、今夜この日本で語るべき問題はほかに山ほどあるように思いますが、私は例によって雨にもかかわらずやっぱり出かけた乗馬の話を致します(笑)。
先週「乗馬ライフ」の編集長に頂戴した同雑誌最新号に、「スランプ脱出の秘訣」と題して初心者が陥りやすい乗馬の間違いと対処法を示した特集記事が載っていて、それを熟読して出かけたせいか、今日は駈歩が思いのほかうまくいってウレシイ限りでした。
ところでこの雑誌は実に盛りだくさんに馬に関わる色んな記事があって面白かったのだけれど、牧場の厩務員募集等の就職情報もしっかり載っていて、考えてみれば競馬界も含めた「馬業界」の裾野って相当に広いんだろうなあという気がしたのであります。
たとえば歌舞伎といえば、一般の方はまず歌舞伎役者しか目に浮かばないでしょうが、肝腎の役者の数はざっと三百人くらいでしかなく、役者以外の周辺で働く人の数は何千人にも達します。これは家の中でゴキブリを一匹見つけたら50匹はいるという感じとよく似ていて、いかなる業界も表には現れないそこそこの数の人間に支えられているからこそひとつの「業界」たり得るのでしょう。
私は若いころ学者の業界を飛びだして演劇興行界に移り、次にまた興行界から足を洗って出版界に転じたローリングストーンもいいとこの人間で、いずれも些細なことが次の業界に飛び移るきっかけとなりましたが、さすがにこの歳で「馬業界」に転職する体力はちょっとなさそうだなあと(笑)、今日クラブの所長さんとお話しながら思っていたのでした。
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