2024年12月05日

さば大根

近所のマルエツで埼玉産の葉付き大根丸ごと1本と長崎産のゴマサバがお買い得だったので前に見たこのQP料理に(^^ゞ塩を振ってしばらく置いた生サバを適宜に切って油を敷いたフライパンで皮目から焼いて、厚みのあるイチョウ切りにした大根とぶつ切りにした長ネギを焦げ目がつくまで焼き合わせてから、生姜の薄切りと水、酒、醤油、砂糖、味醂を加えて紙ブタをしてじっくりと煮て、煮汁がなくなるまで火を通した。
けさのワールドニュースではフランスでついに内閣不信任案が可決されてバルニエ首相が辞任に追い込まれたことを報じたが、そもそもは不人気のマクロン大統領が選挙で大勝を許した極右のルベン党に政権を明け渡したくなくて、極左と手を結んで何とか政権を維持したものの、今度は極左の党首を首相にするのが嫌で中道派のバルミエ氏を引っ張り出したのもザンネンな結果に終わったわけだから、今後の政権運営は全く予断を許さないようだが、それにしても欧州は仏独の両大国で中道派が退潮して右派と左派にくっきり二分された政治情勢が顕著だし、米国もトランプ党と反トランプ党に二分され、お隣の韓国では戒厳令が一瞬でも出されるほどに与野党の分断と対立が激しい中で、せいぜい政治資金法改正案で揉めてる程度の日本って、いやはや、今どきの世界に何故こんなに平和でノンキにしてられる国なんだろうヾ(℃゜)々と、いささか薄気味悪い気がしないでもなかった。理由はいろいろとあるだろうが、政治理念としての対立軸を明確に打ち出せないというか、正面切って訴えられないことがイチバン大きいのかもしれない。たとえば自民党でいえば、GHQに押しつけられた「戦争放棄」から脱却して、軍隊を持ち戦争もできるフツーの国を目指している党なのだと、故アベでさえそこまでハッキリ明言はしなかったようだが、ホンモノの右派政党なら、その上で米国との地位協定の見直しどころか米軍基地の撤廃乃至は莫大な借基地料を請求するところまで目指すべきなのに、思いやり予算までおまけするに至っては売国奴政党といわれても仕方がないのである。片や左派も「戦争放棄」を頑なに死守する気なら、当然それを可能にする国際関係に高い関心を払ってそれを模索し構築すべきはずが、どうもそこまでの行動はしないようだと、これまた口先だけの政党といわれても仕方ないのだろう。ワタシの世代からすると、昨今は与野党共に昔よりも対立軸を不鮮明にしているようにしか見えないんですけど(-.-;)y-゜゜


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2024年12月04日

たらこスパゲティ、ミネストローネスープ

パスタはオーソドックスな作り方なのでレシピは不要かと。トッピングの海苔は切り方が大ざっぱ過ぎました(^^ゞスープは市販のレトルト。
最近はもう何を聞いても余り驚かなくなったワタシがけさのワールドニュースでビックリ(!_+) したのは、韓国で戒厳令が発動されたというニュースである。韓国KBSよりも先に英国 BBCで聞いて、最初それはてっきり北朝鮮に攻め込まれたのか?と思ったくらいだ。それから韓国KBSの報道を聞いて、どうやら少数与党のユン政権が国会運営に行き詰まって発動し、すぐに解除されたのがわかったものの、一体全体その程度のことでフツーそんなことする(?_?)と頭の中に疑問符が飛びまくり、たしかにユン大統領はここんとこずっと野党に攻め込まれ、ことに奥さんの件で追いつめられていたから、破れかぶれで何か手を打ちたかったのだろうけど、それにしても軍事政権がするような戒厳令発動はいくら何でも非常識だし、無謀に過ぎてまるで勝算がないことくらい本人がわかりそうなもんなのに(?_?)でも、やっぱり根が検察官僚だから、戒厳令なんて手を思いついちゃったのかしら(?_?)で、結果、失敗したからには必然的に政権維持がますます困難になるだろうし、政権の座から滑り落ちたら歴代大統領と同じくいきなり塀の中に落とされるのかしら(?_?)などと疑問符はずっと浮かび続けるのでした(-.-;)y-゜゜


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2024年12月03日

朧の森に棲む鬼 歌舞伎NEXT

劇団☆新感線の公演に松本幸四郎(当時は市川染五郎)が参加した恰好で初演されたこの作品を、今回は幸四郎と尾上松也のダブル主演で、しかも歌舞伎味を濃くした上演とあって興味が持たれたが、ワタシが観た昨日の舞台では松也が堂々と主役を張って、幸四郎がいわゆる半道敵(はんどうがたき)のコミカルな役柄を嬉しそうに演じていた。ストーリーはあきらかに「マクベス」や「リチャード3世」を下敷きにしながらも、主人公はおよそ王侯貴族とは無縁な無頼漢のライで、彼が名前通りのLie=ウソを巧みにつきまくって人びとを騙し陥れ、さらには次々と殺めて、ついには王座に上り詰めるという典型的なピカレスク・ロマンである。一方では歌舞伎らしく「頼光(らいこう)四天王の世界」を借りているから、幸四郎が演じた半道敵は碓井貞光を匂わす役名だ。渡辺綱は何と女性の武人ツナとして登場し、女方の中村時蔵が凛々しさと妖艶さの綯い交ぜで好演。大江山の酒呑童子らしき人物シュテンは現染五郎が美々しい姿で見せ、闇のボス役を市川猿弥がそつなく演じ、天皇らしき人物を坂東彌十郎がすっとぼけた味わいで魅せる一方、その妻シキブは坂東新悟が現代ギャル風に演じて笑いを誘うなど、いずれも役を巧く自分のものにしていたが、中でもライの弟分キンタ役の尾上右近は小柄なカラダをみごとに活かしきったハマリ役といえそうだ。主役のライを松也は前半まだ手探り状態で演じているようなまだるっこしさが感じられたものの、それは役の人物そのものが手探り状態で世渡りを始める段階だったからなのかもしれず、後半になると俄然ピカレスクの魅力が顕在化して、「この世のどこに正義なんかあるんだ!」と嘯くセリフまでが鋭く今日性を衝いたように感じさせるほど活き活きと演じており、ラスト近くの「ぶっ返り」シーンではその姿の大きさや凄味のある面つきが紛れもなく座頭役者のそれだった。その後も師走になんと本水!!を使った立ち回りで大奮闘、宙乗りで姿を消すというサービス満点の演出だから満杯の客席が大いに沸き立ったものだ。竹本や下座の入った歌舞伎仕立ての中で、民謡歌手を起用した妙に明るく且つ切ないBGMが意外なほどぴったりハマる舞台で、久々にいのうえ歌舞伎を堪能した気分に。ただちょっと気になったのは「メタルマクベス」当時と比べて松也がややポッチャリ体型になったことで、もっとカラダを絞れば本水の立ち回りもキレがもっと良くなるだろう。


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2024年12月02日

鮪や鯵のお造り、香箱蟹、生牡蠣、ツボダイの塩焼き、筑前煮、茶碗蒸し、肉豆腐、鯨ベーコン等々

今日は新橋演舞場でなかじまかずき作いのうえひでのり演出「朧の森に棲む鬼」を観た帰りに近くの知る人ぞ知る隠れ家割烹店「一草」で集英社の伊藤さん、眞田さんと会食し、四方山話をしながら新鮮な魚介料理や体に優しい野菜料理を想い出せないほどたっぷり戴いて(^^ゞ 帰宅がすっかり遅くなったので芝居の話は明日書きます<(_ _)>


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2024年12月01日

牛タン炙り焼き定食

乗馬の帰りに会友のOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。
絶好の小春日和に恵まれた今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。股関節痛の治療に行った整形外科の先生も理学療法士さんも当初は乗馬の継続に難色を示されたが、乗馬するとむしろ痛みが消えたりするんですよね〜とワタシが訴えたら、股関節を守るには腹筋と内転筋を鍛えることだから「たしかに乗馬は却っていいのかもしれませんね〜」と日和られたので(^0^;)今週もしっかり騎乗したワタシ(^^ゞで、長らく股関節を患っていたクリトンも、昼間は師走と思えない暖気に包まれて筋肉がほぐれやすかったせいか、A子先生の下乗りでいつも最初は跛行ぎみにギクシャクした動きを見せるのに今週は最初から歩様よく軽快に速歩し、駈歩になると前肢が躍り上がるような久々に素晴らしい歩様を見せたので「これならまだ競技会に出られそうな感じですね」と思わず言ったほど。ワタシが騎乗してもフワフワした外馬ならではの弾発が久々に感じられたし、久々にクラブに現れたハフ・アラブMIXウラ嬢のオーナ〇さんも「クリトンよくなったよね〜動きもいいけど、何だか顔つきまで若々しくなったみたい」とのこと。徐々に回復して良くなってきてはいたものの、騎乗した感触が先週のクリトンとはまるで別モンみたいに変わったのは一体なぜなんだろう(?_?)とフシギな気持ちに。そこでA子先生が「ひょっとしたら水曜日のギャラリーが良かったのかもしれませんねえ。あれでクリトンはヤル気になったのかも」と仰言って、ナルホドそうかも(!_+)と妙に納得されたのは、元が競技馬だったせいかクリトンは人の視線を浴びるのが大好きで、以前から撮影されるとガゼン張り切っちゃうようなところがあったから、水曜日に「オール読物」の取材を受けた余波が週末に持ち越されてたのかもしれません(^◇^;)


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