2024年10月11日

里芋と鶏団子の煮もの

昨日のQP料理。皮を剥いて輪切りにした里芋と小さめの乱切りにしたニンジンを出汁でしばらく煮てから味醂と醤油で調味して、鶏ひき肉におろし生姜と長ネギのみじん切り、塩とカタクリ粉を練り混ぜた鶏団子を加えてさらに加熱し、縦二つ割りにした椎茸も入れて煮ただけ。シンプルな調味のわりに意外と味わい深く食べられます∈^0^∋
今夜やはり特筆すべきは日本被団協ノーベル平和賞受賞のニュースだろう。けさ見たワールドニュースでは相変わらず中東情勢が取りあげられて、過日のミサイル攻撃に対する報復でイスラエルがイランの核施設を狙う恐れが報じられたし、ウクライナ戦線ではプーチンがずっと核使用をちらつかせて欧米の支援を威嚇するしで、北朝鮮暴発のリスクも含めて核爆弾使用の可能性が世界で異常に高まりつつある今日だからこその受賞に違いなく、また被団協メンバーの年齢構成ではギリギリのタイミングでの受賞ともいえるし、広島県選出のキシダ前首相にとっては実に皮肉なタイミングともいえそうだ。ともあれ唯一の核被爆国であるにもかかわらず、核爆弾を残虐にも使用した今のところ唯一の国に追随する恰好で、核廃絶に向けての訴えかけが非常に乏しい日本国政府のスタンスがこの受賞を機に見直されることを、日米地位協定の見直しと同様に望みたいものであります(-.-;)y-゜゜


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2024年10月10日

豚バラ肉と茄子と茹で筍の甘から炒め

よくやる定番料理なのでレシピは不要かと思うが、一応ゴマ油で炒めて酒砂糖醤油で調味しただけ。今回は秋らしく椎茸をプラスしました(^^ゞ
食後に見たBS-TBS報道1930はASEAN出席でスタートしたイシバ外交の検証、といってもまだ始まったばかりなので、主に中国と米国におけるイシバ氏の評判を特集。中国では防衛相時代に向こうの国防トップと飲んで茅台酒を70杯も(!_+)煽った酒豪として知られ、日中国交正常化を果たした田中角榮の後継になるかも?と期待されるなど意外に好感を持たれているようだし、中国も欧米の圧力による経済的な行き詰まりを打開したいところだろうから、この際に日中の冷え切った関係を修復し合ってほしいものである。片や米国ではまだ国防関係者のみにしか知られていない存在で、政権基盤が弱い上に発言がイマイチわかり難い人物と見られているようだから、もしトラが現実となればアベ外交より苦戦を強いられるのは必至だろうし、とにかく政権基盤をしっかり固めないと全く相手にされない可能性もありそうだ。ともあれご本人は始まったばかりで当面はとても外交どころの騒ぎではなく、来たる衆院選の準備で手いっぱいの状況かもしれません(-.-;)y-゜゜


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2024年10月09日

ピローマン

21世紀初頭にロンドンで初演されて直後に日本でも紹介されたM. マクドナー作「ピローマン」は大変な傑作戯曲だとの評判を耳にしながらも、長らく舞台を見そびれていただけに、今回の新国立公演は待望の上演であり、且つまた期待を裏切らない優れた舞台であった。客席を両サイドに設営したセンターステージ形式の舞台は極めて簡素な道具立てで、まず取調室のシーンを現出する。そこには2人の警察官に厳しく尋問される作家がいて、全体主義国家の警察官という設定なので思想犯にでも問われているのかと思いきや、作家の書いた極めてブラックな怖いファンタジー小説の設定通りに幼児の惨殺される事件が起きたため、作家はその容疑者と見られていることが判明する。ところが作家には精神に障害を来した兄がいて共に警察官の監視下に置かれ、その兄弟が幼い頃に親から受けた教育や虐待が明らかになるにつれて……という風に書くと何だかとてつもなく陰惨な舞台となりそうだが、客席は時に笑い声が起きるほどほんわかしたムードに包まれるのは劇全体を覆うファンタジー色のなせるわざだろう。これからご覧になる方のためにネタバレは避けるとして、観ているうちにこの作品は幼児惨殺事件の真相を解き明かす劇なぞではなく、弟が作る「物語」をどんどん享受して現実化する兄も、逆に現実を仮想化して「物語」をどんどん作らざるを得ない弟も、さらには取調をする2人警察官も何らかの「物語」を自らに必要とする過去を抱えて生きているのが明らかとなる。「物語」を作る者も享受する者も人間だれしも心のうちに何らかの「物語」を必要としていることが暗に示された、つまりは「物語を廻るディスクール」といった趣きの観念劇ではあるのだけれど、弟の作り話のイメージが舞台をファンタスティックに彩って観念劇的な退屈さは微塵も感じさせないのがこの作品の素晴らしさだろう。ただし劇中で全く別の「物語」をほぼセリフのみで描き出すという役者にとって非常に難しい劇構造だけに、主演した成河の集中力には舌を巻いたし、兄役の木村了も急遽決まった代役とはとても思えない健闘ぶりだ。刑事役の2人もそれぞれの異なる持ち味が巧く活かせていたし、今回の翻訳台本が極めて現代調だったのも幸いしてかナチュラルな演技に見受けられた。


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2024年10月08日

明太子と海老とイカのクリームパスタ

今夜は新国立劇場で「ピローマン」を観る前にオペラシティ地下の「金星パスタカフェ」で食事。帰宅が遅くなったので芝居の感想はまた明日書きます(^^ゞ


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2024年10月07日

鮭のレンジ蒸し味噌チーズ味、叩きレンコンのスープ

今日見たQPの献立通りに作ってみた。生鮭を3等分して味噌味醂おろしニンニクを混ぜ合わせたタレを塗って5分ほど置き、小さめの小房に分けたブロッコリーとバラしたシメジを載せラップをかけてレンジ蒸してから、ピザ用チーズをトッピングしてさらにレンジで加熱しただけ。超カンタンで意外とおいしく食べられます。レンコンはポリ袋に入れて麺棒でこなごなに叩き潰し、それを出汁に入れて醤油と塩だけで調味したこれまたカンタン料理だけど、大きさの不ぞろいなレンコンで食感の違いが味わえるし、カラダが温まりそうなので寒いシーズンにオススメ!
今日はイスラエルのガザ侵攻から丸1年とあって、食後に見たBS-TBS報道1930でもその現状と問題点を取りあげたが、この問題に関しては「正義はどこに」と題した昨日のNスペやBSスペシャルの「ネタニヤフと極右」がなかなか見応えのある報道番組だったように思う。Nスペでは、人質奪還を要請してデモする家族らまでが今や政府から弾圧的な扱いを受け、市民から激しい非難攻撃をされたりしている映像に驚かされたが、それはどうやらイスラエル国民の中に眠っていた、いわば被害妄想のはけ口となる攻撃性がハマスの襲撃で目覚めたことによるものらしく、いったん火が点いたからにはもはやその攻撃性を国内外のダレも止められない感じなのが恐ろしい限りである。1人のハマスを殺すために100人の民間人を殺しても可とするネタニヤフの方針を強く支持する人びとが一方には確実にいて、現政権の閣僚となった極右の党首にしろ、ヨルダン川西岸地区にまで入植している若者にしろ、ガザ併呑を唱える右派の活動家にしろ、次々と出てくる過激な主張をする人物がみんな揃いも揃って目つきの怪しいこと、つまりは精神を病んでるような人の目つきに見えてしまうことでさらなる恐ろしさを感じずにはいられなかった(-.-;)y-゜゜


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